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2008年3月12日

「追われる者より追う者のほうが強いってことを証明したい」
門馬秀貴インタビュー

3月某日、3・15『HEIWA DREAM.1 LIGHT WEIGHT GRANDPRIX 2008 1st ROUND』(さいたまスーパーアリーナ)での桜井“マッハ”速人戦を目前に控えた門馬秀貴が、都内・和術慧舟會 東京本部で直前練習。練習終了後の門馬にインタビューを敢行した。

この日、和術慧舟會 東京本部で行われた練習には、現在様々な総合格闘技イベントで活躍する慧舟會のプロ選手が多く参加。トップ選手同士による激しい練習が行われた。門馬は試合直前ということもあり、練習は軽めの内容に。5分2Rの寝技のスパーリングを行い、チョークスリーパーや得意の下のポジションからの三角絞めなどを次々と極め、好調をアピールした。練習終了後、門馬にインタビュー。マッハ戦への意気込みを聞いた。


■「絞めるか、失神するかのどちらかでしょう」

──試合まで1週間を切りました。現在のコンディションはいかがですか?
門馬 いつもと変わらず平常心です。怪我だけしないように集中して練習をして、あとはリラックスしています。
──とても落ち着いているように見えます。
門馬 ええ、いいイメージで過ごせていますね。今から鼻息荒くても疲れるだけですから(笑)。
──今日は門馬選手の所属する和術慧舟會 東京本部での練習でした。プロ選手が多く集う中での練習はどうですか?
門馬 慧舟會にはいろんな選手がいますし、プロも多いですからね。出稽古に来る選手も多いですし、試合に近い練習ができます。ここでの練習は本当に自信になりますよ。
──今回の対戦相手は桜井“マッハ”速人選手です。急なオファーにも関わらず、即答で受けたそうですね。
門馬 もう即答で返事しました。自分は(2006年の)HERO'Sのトーナメントでは1回戦で負けている立場ですので、1ヶ月前、2ヶ月前にオファーが来るとは思っていませんでしたから。来るとしたら急遽のオファーだろうと。それに2月に試合(※2・11CAGE FORCEでイ・ヨンフと対戦。門馬が腕十字で一本勝ちを収めている)して怪我もなかったので、準備はできていました。
──相手がマッハ選手と聞いたときは、どんな感想を持ちましたか?
門馬 僕が格闘技を始める前に、初めて総合格闘技を見に行った大会でマッハ選手が出場していて、純粋に“カッコイイなぁ”と思っていた選手なんです。ですので、客席から観ていた選手とリングで向かい合うというのは、なんか不思議な感覚だなぁと。
──番最初にマッハ選手の試合をご覧になったのはいつでしたか?
門馬 98年の『バーリ・トゥード・ジャパン98』ですね。マッハ選手には試合はもちろん、入場から惹き付けられました。
──マッハ選手の印象っていうのは?
門馬 打・投・極、どれをとっても素晴らしい選手。あと、つまらない試合はしない。玉砕覚悟でガンガン来る選手という印象があります。とにかく素晴らしい選手ですよね。マッハ選手と闘いたいと思う選手は世界中にいっぱいいると思うんですよ。その中で自分がこうやって闘えることは光栄ですし、感謝しています。
──番警戒する部分はどこでしょうか?
門馬 すべてですね。
──勝利へのイメージはできていますか?
門馬 総合格闘技ですから、打ち合って勝つイメージもありますし、極めて勝つイメージもある。上から殴って勝つイメージはないんですけど(笑)。とにかく相手がどうこうよりも、自分らしさを出せればなと思います。2008年のテーマは“冒険”で行きますから。
──得意の下からの関節技を狙いたいと思いますか?
門馬 ここ最近、下から狙いにいって上から殴られて終わるっていうパターンがちょっとあったんで、あまり意識はせずに。マッハ選手は力が強いのであまり殴られないようにして、ダメージを少なくする闘い方をしたいですね。まあ、絞めるか、失神するかのどちらかでしょう。とにかく動きのあるいい試合になると思います。
──自信はありますか?
門馬 下馬評では向こうが有利かもしれませんけど、何が起こるか分からないですからね。追われる者より追う者のほうが強いってことを証明したいです。

■「76キロは自分にとってベストな階級。力を発揮できると思います」

──総合格闘技新イベント、DREAMの印象について教えてください。
門馬 名前のとおり夢の舞台だと思います。HERO'S、PRIDEから多くの選手が集まったイベントですし、そこに出場できるのは光栄ですよね。出場するからには勝ちに行きたいと思います。
──今回はチャンスだと認識していると?
門馬 そうですね。DREAMへの継続参戦という意味でも、今回の一戦は自分にとって重要な試合です。
──以前HERO'Sに参戦したときは、10キロ以上減量して70キロ級での出場でした。今回のDREAMウェルター級(76キロ以下)は、門馬選手にとっては適正体重ですよね。
門馬 そうですね。76キロは自分にとってベストな階級です。力を発揮できると思います。
──今月7日に行われた記者会見では、笹原イベント・プロデューサーから、この試合は「今年予定しているウェルター級王座決定戦への前哨戦」というコメントもありました。門馬選手自身はタイトルについてはどのように考えられていますか?
門馬 今は一戦一戦を確実に闘っていくことだけですね。継続参戦して確実に闘っていって、その大きな結果として、そういう高い目標が出てくるんだと思います。ですので、今はマッハ戦に集中しています。
──では、対戦相手であるマッハ選手に何かメッセージがありましたら。
門馬 試合ができること、感謝しています。必死に練習してきましたので、試合当日は思いっきり闘いましょう。