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2008年6月13日

6・15『DREAM.4』横浜アリーナ大会直前!!
出場ファイターに意気込みを聞く! PART.1

いよいよ2日後に迫った6・15『OLYMIA DREAM.4 ミドル級グランプリ2008 2nd ROUND』(横浜アリーナ)に出場するファイターに、現在の心境、試合への豊富、対戦相手の印象などを聞いた(※ガジエフ・アワウディン、ハレック・グレイシー、ユン・ドンシクは欠席)。【取材日:2008年6月13日】

■永田克彦「ギャンブルじゃないけど、思いっきり前に出ます」

「楽しみですね。楽しみというか、早くまたDREAMで闘いたいという気持ちでいっぱいです。前回闘い終えて思ったことは、これで首の皮一枚つながったなと。ここからが本当の勝負。もっといい内容で、いい勝ち方をしたいと思います。まあ、チャンピオンという肩書きを持ったウマハノフ選手から勝ったのは自信になったけど、内容で反省することが多かったです。もっと一本、KOを取りいかないといけないと思いました。あれじゃあ、一般層には届きませんからね。青木選手は1回戦の相手(ウマハノフ)とは正反対の選手という感じがします。なかなかああゆうタイプは周りにいないので、対策が立てづらかったです。相手のペースにならず、自分を貫くだけですね。ペースの握り合いが勝負の分かれ目になるでしょう。ボクの勝つパターンというのは、彼にとっても勝つパターンになるはずなんですね。そこで迷わずに勝負にいきたい。KOするか一本取られるか、ギャンブルじゃないけど、思いっきり前に出ます。結婚式の準備は嫁に任せっきり。なんとか勝って格好付けたいという気持ちはありますね。魔裟斗選手とか、格闘家は結婚前の試合では勝っているイメージがあるそうなので、そのいい例に乗っかりたいです(笑)。(青木選手へ一言お願いします!)お互い元・警察官らしく正々堂々と熱い試合をしましょう。(ファンへ一言お願いします!)自分の力をフルに出し切って思いっきり行きます。応援よろしくお願いします」

■青木真也「とにかく動いて、アグレッシブに動いて、最後は笑顔」

「現在の心境? いつもどおりですよ。静かな気持ちです。コンディションも順調ですし、体重も明日にはクリアできると思います。(前回、J.Z.カルバン選手と決着が付いて、新たな気持ちで今回の一戦に臨むと思いますが?)やっと大きな仕事、ポイントが終わったなという感じはします。でも、終わったら終わったでスーパーサイヤ人にもなれなかったし、何も変わらないですよね(笑)。変わらないというか、変えられないというか(笑)。まあ、これからも“らしく”いきたい感じです。(タイプ的に永田選手はやりやすいですか?)やりやすい、やりにくいは関係なく、対戦相手、環境に関係なく、自分を貫くだけです。ムーブ! ムーブ! ムーブ! ドンドン動いていく姿勢を見せたいですよね。思想の違いはあると思いますけど、ボクはドンドン動いてお客さんを盛り上げていきたい。勝っても負けても自分を出すだけです。とにかく動いて、アグレッシブに動いて、最後は笑顔。最近、『笑顔』とか偉そうに言っていますけど、実は泣いてばかりなんですよね(笑)。だから、今回は笑います!(笑)。トーナメントという意識は全くないです。まあ、好きにしてよって。オレからしたら、ワンマッチが続いている感じです。“青木真也試練の何番勝負”を挑んでいる感じです(笑)。(永田選手へ一言お願いします!)動き続けて2人でファンを魅了するような試合をお願いします。(ファンへ一言お願いします!)今回は泣かずに笑顔で試合を終えるんで、当日は会場に応援しに来てください」

■イ・テヒョン「吉田道場でたくさんの関節技を学びました」

「8ヶ月ぶりの試合です。その間、ずっと日本の吉田道場で練習をしていました。やはり吉田道場はグラウンドに長けた選手が多いので、みっちりと寝技の練習を積むことができました。また、打撃に関しても、試合の運び方に関しても非常に勉強になりました。相手は打撃の強い選手なので、なんとかテイクダウンに持ち込んでグラウンドに持ち込みたいです。とにかく試合のペースを握ることを重視したいと思います。グラウンドになれば吉田道場でたくさんの関節技を学びましたから、その成果が出せればと思います。打撃の対策については、カズ(中村和裕)からいろいろアドバイスをくれたり、サポートしてくれました。私には経験がありませんから、打撃に慣れるためにも、とにかくもう殴られ続けて、蹴られ続けました(笑)。カズには感謝しています。昨年10月以来の試合ですので不安はありますが、ベストを尽くしたいと思います。闘争心溢れる試合を見せたいと思います。(アリスター選手へ一言お願いします!)君が強いことは知っている。だからこそ私は挑戦したいと思ったんです。試合、楽しみにしています。(ファンへ一言お願いします!)皆さん、私を見守ってください。皆さんのご健康を心より祈っております」