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2008年11月24日

所英男&今成正和が初代GT-Fタッグ王座に戴冠!!
永田克彦は無念の一本負け!!

11月23日(日)、都内・ディファ有明にて11・23『ZST.18 〜旗揚げ6周年記念大会〜』(ディファ有明)が開催。DREAMでも活躍する所英男や永田克彦が出場した。

所英男はこの日のメインイベントに登場。DREAMへの参戦も熱望されている今成正和とタッグを結成し、矢野卓見&横山大輔を相手に初代GT-Fタッグ王座決定戦に挑んだ。序盤、矢野のスピニングチョークが所に極まりあわや一本かという場面があるも、自陣コーナー近くだったため所は今成にタッチ。所&今成は窮地を脱すると、その後盛り返し2-1で判定勝利を収めた。初代GT-Fタッグ王座に輝いた所&今成だが、試合後は両者ともに反省しきり。今成が「もうちょっといい試合を見せたかったです」と語れば、所も「自分だけがレベル低かったです……」と肩を落とし、気になる12・31『FieLDS Dynamite!! 〜勇気のチカラ 2008〜』(さいたまスーパーアリーナ)出陣についても、「言える立場じゃないです」(所)、「年越しそばでも食べようかと」(今成)と多くを語らなかった。

また、この日の第4試合には永田克彦が登場。実力者・小谷直之と対戦した。1Rから何度もテイクダウンに成功した永田は、小谷のボディにパウンドを投下。試合のペースを握るが、2R4分過ぎ、この試合初めて上になった小谷がヒールホールドに移行すると、永田はたまらずタップ。『DREAM.4』以来5ヵ月ぶりとなる試合を白星で飾れなかった。試合後、永田は「いい経験になりました。前向きな敗戦だと思います。次は(小谷と)バーリ・トゥード・ルールでやりたいです」とコメント。「将来的には70キロ級のトップを目指したいので、まずは自分に一番足りない経験を積んでいきたい。“原石”の部分では負けないと思うので、しっかり磨いていきたいです。大晦日? また(大晦日のリングに)上がれるように頑張っていきたいです」と今後の目標を語っていた。

以下、『ZST.18 〜旗揚げ6周年記念大会〜』の試合結果。


【『ZST.18 〜旗揚げ6周年記念大会〜』試合結果】

■第1試合/フェザー級シングルマッチ・ZSTルール(5分2R)
○藤原敬典(秋本道場Revo龍tion)[2R56秒、KO]清水俊一(総合格闘技宇留野道場)×

■第2試合/アブソリュート級シングルマッチ・GT-F(グラップリング)ルール(5分2R)
△豊永稔(格闘技スクール TRY)[時間切れドロー]小谷ヒロキ(しんわトータルコンバット)△

■第3試合/ライト級タッグマッチ・ZSTタッグマッチルール(15分3本勝負)
△伊藤健一(ALLIANCE)&伊藤有起(ALLIANCE)[時間切れドロー]奥出雅之(ゴールドジムサウス東京/チーム09)&佐東伸哉(P’s LAB 東京)△

■第4試合/ライト級シングルマッチ・ZSTルール(5分2R)
○小谷直之(ロデオスタイル)[2R4分38秒、ヒールホールド]永田克彦(NEW JAPAN FACTORY)×

■セミファイナル/ミドル級シングルマッチ・ZSTルール(5分2R)
○渋谷修身(フリー)[1R1分38秒、肩固め]内村洋次郎(パンクラスP’s LAB 東京)×

■メインイベント/初代GT-Fタッグ王座決定戦・GT-Fタッグルール(15分1本勝負)
○所英男(チームゼスト)&今成正和(Team-ROKEN)[判定2-1]矢野卓見(骨法烏合会矢野卓見道場)&横山大輔(X-ONE GYM 湘南)×