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2008年7月15日

青木真也が公開練習で怪気炎!!
「2階級制覇、3階級制覇、夢は広がりますよ!!」

7月15日(火)、都内・DEEP OFFICIALGYM IMPACTにて、7・21『HEIWA DREAM.5 ライト級グランプリ2008 決勝戦』(大阪城ホール)で行われるライト級グランプリ決勝ラウンドに臨む青木真也が公開練習を行った。

ライト級グランプリ1回戦、2回戦前の公開練習では、佐伯繁DREAM広報を帯同し座禅修行を行ってきた青木だが、「ずっとフザけた公開練習をしてきたら、『青木、いい加減にしろ!』という声が多かった(笑)」との理由により、この日はマジメ(?)なトレーニングを公開。スパーリングパートナーを務める今成正和に「今日は普通のスパーで。普通にガチでいいです」と告げると、5分1Rのグランドスパーを敢行した。青木は今成をオモプラッタで捕らえると、そこから三角絞め、腕十字をトライ。そして最後は横三角でタップを奪い、ライト級決勝ラウンドを前に好調ぶりをアピールした。

公開練習終了後に行われた囲み取材でも、「いつもどおりの感じです。スパンが短いけど、周りが言うほど疲れもない。21日はいい感じで行けると思います」と良好なコンディションであることを強調した青木。プレッシャーの有無について聞かれると、「プレッシャー? プレッシャーってなんだよ(笑)。いちいちうるせえなって感じです(笑)」と笑顔を見せた。

準決勝の宇野薫戦について、まずは「ファンの頃から見ていて、単純にすごい選手。日本の総合格闘技を背負ってきたと言っても過言ではないと思います」と宇野の印象について語ると、「そのような選手に等身大の自分をぶつけられることは楽しみ。宇野薫という選手と闘うことは自分の財産になると思います」と宇野との対戦にワクワクしている様子。「日本の総合格闘技は高齢化社会が進んでいるので、ここらで若いエキスを入れないといけないと思います」と世代交代実現を宣言した。

決勝ラウンドは1日2試合となるが、「それはボクだけじゃないですからね。この半年、いろいろあったんで、1日2試合だろうが、なんでもやってやるという感じです!」と気炎。「スパッツも準決勝、決勝で変えます。タイムリーなネタを用意しています(笑)。決勝戦は必ず強い選手が上がってくると思いますが、とにかく21日はいいものを見せられると思います!」と力強く意気込んだ。さらに青木は、「ライト級のベルトを取って、9月にはマッハさんとウェルター級のベルトを懸けて闘いたい」とウェルター級王座獲りへも意欲。「2階級制覇、3階級制覇、夢は広がりますよ!!」と果てしない野望を明らかにした。

「優勝したらベルトを持ってヒッチハイクで帰ります(笑)」と語るなど、優勝への自信からか終始上機嫌だった青木。準決勝の宇野戦、そして川尻達也vsエディ・アルバレスの待つ決勝戦に勝利し、ライト級GPを制覇することはできるか!?