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2008年5月11日

5・11『DREAM.3』さいたまSA大会
出場ファイターの試合後のコメント PART.6

熱戦が続いた『HEIWA DREAM.3 ライト級グランプリ2008 2nd ROUND』(さいたまスーパーアリーナ)。激闘を終えたファイター達の試合後のコメント、そして笹原圭一DREAMイベント・プロデューサーの大会総括をお届けする。

■石田光洋「負けたんで何も言いようがありません」

──試合の感想をお願いします。
石田 悔しいです。
──力を出し切れましたか?
石田 どうですかね。まあ必死で闘ったんで、もうちょっとできたというのは言い訳ですから。リングで出たものが結果だと思います。
──川尻選手の挑戦要求については?
石田 負けたんで何も言いようがありません。結果がすべてですから。
──アッパーは?
石田 ダメージはなかったんですが、鼻血が出ちゃったんで印象が悪かったかなと。
──宇野選手はどうでした?
石田 とても強い選手でした。
──タックルを何度か仕掛けましたが。
石田 僕もまだまだだなと思います。
──宇野とは決着がついたと思いますか?
石田 僕は負けてしまったんで、次という言葉はあれですけど、これから勝ち続けて発言権をもらえるようになったら、また挑戦したいですね。

■宇野薫「川尻君からすれば、面白くないと思うのは当然」

──非常に腰の強い宇野選手らしい試合でした。
宇野 とても楽しくできました。
──因縁がありましたが、感情的にはなりませんでしたか?
宇野 僕はそれはまったくないです。
──石田選手の印象は?
宇野 やはり勢いがあって、力強く感じましたね。
──右アッパーは?
宇野 練習してた動きだったんで、ビックリしたというか、練習でやってたことが試合で出せて嬉しかったです。
──セコンドからの指示は?
宇野 「守らずにいけ」と言われました。やはりさいたまスーパーアリーナといえば、ハンセンとの闘いがあったので、それがインターバルの時によぎって守りにいかず、攻めていこうということでした。
──川尻選手から対戦要求があったが。
宇野 川尻君からすれば、面白くないと思うのは当然なので特に。ただ、試合後ということで頭が回らなかったというか、青木君と永田さんの試合もあるんで、僕が決めることでもないかなと。
──ファイター・川尻の印象は?
宇野 今日もブスカペ選手に勝ちましたし、強いなと思います。頑丈というかフィジカルも強いですし、外国人選手にあのスタイルで勝てるのはすごいと思います。

■笹原圭一イベント・プロデューサーの大会総括

笹原 まずは全体的な感想として、どの選手も一本を取りにいくというか、KOで倒しに行く姿勢をどの試合からも感じられて、どの試合もすごく盛り上がったかなと。私は『DREAM.2』のときに、ようやくDREAMの扉が開いたということを話したんですけど、『DERAM.2』のときに蒔いた種が、ようやく芽吹き始めたというか、手応えを感じた大会でした。どの大会も素晴らしかったんですけど、そのなかでも、言うまでもないんですが、ハンセン選手とエディ選手の試合は、自然とスタンディングオベーションが起きるような、倒しにいく、しかも持っているものをすべて吐き出すような素晴らしい試合だったと思います。メインも、ああいう素晴らしい試合のあとにすごくプレッシャーがあると思うんですけど、ちょっとそういう意味では心配をしていたというか、メインはちゃんと締めてくれるかなというのがあったんですけど、石田選手も宇野選手も素晴らしい試合をしていただいて、宇野選手はやっぱりすごいなと。リングサイドで見ていて、輝いているのが感じられて、素晴らしい試合だったと思います。このあとですね、ライト級GPの組み合わせに関してなんですけど、永田選手と青木選手の勝者が、そこに加わって、4選手が7月の大阪で決勝戦を闘っていただくわけですが、ちょっとどういう形にしようかなと迷ってます。どれもすごく興味深い組み合わせばかりですので、ファン投票という考えもありますし、選手に引いていただいて、その組み合わせでズバッと闘っていただくというのもいいのかなと思ってます。
──川尻選手が宇野選手に対戦要求をしていましたが、その件に関していかがお考えでしょうか?
笹原 盟友の石田選手が目の前でやられてるのを見て、ホントに熱くなってああいう主張というかアピールをしたわけですけど、当然その流れで川尻選手と宇野選手の試合はすごく熱が生まれると思います。それをすぐ組んでしまうのか、もうワンクッション置いてしまうのか、ちょっとまだ決めかねています。
──6.15『DREAM.4』の宣伝でKID選手がワンマッチでというのがあったんですけど、これは?_
笹原 あくまでも出場予定ですね。まだ対戦相手が決まっていませんので、対戦相手が決まったタイミングで決定というふうにさせていただきたいと思います。出場は予定しております。
──大阪でのライト級GP決勝ラウンドのカード発表は『DREAM.4』が終わってからになりますか?
笹原 もし、抽選ということであれば、もう少し早く発表してもいいかなと。大阪ということで、場所もいつもと違うので、プロモーション自体もカードを決めてやっていきたいなと思います。もしかしたら、『DREAM.4』を待たずに先に発表ということはあり得ますね。
──プロエリートとの強固な関係というのをアナウンスされたと思うんですけど、今後、その関係でファイターが増えていくとか、なにかイベントをやるという予定はありますか?
笹原 昨日お話をさせていただいた状況から新しく何か決まったというのはないんですけど、昨日の会見でご紹介させていただいたプロエリートの幹部の方に、DREAMの試合を見てもらって、きっとすごく信頼をしていただけたと思うんですよね。すごく熱があるイベントだと感じていただいたと思うので、今後プロエリートの選手がどんどん出てくる可能性は高まったんじゃないかなと。逆に、こちらもプロエリートのほうに選手を送り出していきたいとは思っています。
──プロエリートは放映権として、CBSとかショータイムとつながりがあります。
笹原 昨日ああいう形で発表させていただいたんですが、具体的に放送関係というところに関しては、まったく話をしておりません。今後どういうふうに座組みを組んでいくのかというのは未定ですね。