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2008年4月3日

「DREAMミドル級グランプリに向けての強化練習です」
船木がチーム・ドラゴンへキック修行!!

3月某日、4・29『OLYMPIA DREAM.2 ミドル級グランプリ2008 開幕戦』(さいたまスーパーアリーナ)での田村潔司戦に向け、船木誠勝がK-1に多くの強豪選手を輩出するチーム・ドラゴンへ出稽古。前田憲作会長とマンツーマントレーニングを行った。

船木が訪れた場所は、澤屋敷純一や尾崎圭司など多くのK-1ファイターを輩出し、現在日本屈指のキックボクシングジムと評されるチーム・ドラゴン。当サイトでのインタビューで「前回は桜庭選手の蹴りでなかなか前に行けなかったので、蹴りの間合いをもう1回確認しようと思っています」と語っていたとおり、キック修行をここチーム・ドラゴンでスタートさせた。この日はその初日。チーム・ドラゴンを主宰する前田憲作会長とマンツーマンで、シャドー、ミット打ちを入念に繰り返し、構えや足捌きといった基本的な動作を確認した。

出稽古初日を終えた船木は、「前田会長とのミット打ちですか? 感覚は掴みました。まだまだ難しい足捌きなどありますが、それはこれからです。今日は自分のことしか考えられなかったですけど、チーム・ドラゴンには大きい人も多いので、スパーリングするにもちょうどいいと思います」と手応えを得ている様子。前田会長と船木はかつて一緒に汗を流したこともあり、「今回は自分から連絡してお願いしました。会長とは昔から交流があったので、懐かしい感じがしました。知らない仲じゃないですし、信頼できます」と前田会長の指導に全幅の信頼を置いているようだ。

改めて、チーム・ドラゴンでのキック修行の意図について聞いてみると、「もちろん、DREAMミドル級グランプリに向けての強化練習です。蹴りの強化、そして蹴りの間合いを掴みたいんです。前回の試合で蹴りを多く食らってしまったので、蹴りへの対策をしようと考えています」と、キックの強化に加え、田村得意の左ミドル対策の狙いもあるようだ。「前回できなかったことを実行したいです。実戦の勘を取り戻して、さらに一歩、踏み込みたいです。勝ち負けは二の次ですよ。やるべきことをやるだけです」と復帰二戦目への意気込みを語った船木。チーム・ドラゴンの打撃を身に付け、田村との時空を越えたUWF対決に勝利することはできるか!?