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2010年7月8日

7・10『DREAM.15』さいたまスーパーアリーナ大会開催直前!!
出場ファイターに意気込みを聞く!! PART.3

7・10『DREAM.15』(さいたまスーパーアリーナ)出場一部ファイターに、現在の心境、試合への豊富、対戦相手の印象などを聞いた。【取材日:2010年7月8日】
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■水野竜也「これ以上はもう無理というくらいやれることは全部やってきました」

「(試合を2日後に控えた今の心境から聞かせてください)半年間、死に物狂いで練習して、やれることは全部やってきたので、あとは試合でやるだけです。やって、あとで楽しい夏休みを過ごせればと思います。(メルヴィン・マヌーフ選手の印象を教えてください。)爆発力があって、打撃がある。トータルファイターというよりは、打撃が突出している選手。気を付けるのは打撃だと思います。(アメリカでマヌーフ対策を立ててその練習ばかりしていたそうですが、言える範囲でどういった練習をされていたんですか?)相手の映像をみんなですごく見ました。100回以上は見て、相手のクセ、タイミングを見て、それをもとに反復練習して、スパーリングして、を繰り返してきました。(アメリカで学んだことで一番大きいのは?)テクニックですね。知らないことだらけだったので、ノート2冊分くらいになりました。試合の中で使える技術がたくさんあるので、そこを出せて行ければなと思います。(勝負のポイントはどこにあると思いますか?)ファーストアタック。そこはすごく重要だと思っています。(数少ない日本人ライトヘビー級ファイターとして関係者から期待されていますが、そのように期待されるのは力になりますか? それともプレッシャーですか?)昔だったらプレッシャーだったと思うんですけど、これ以上はもう無理というくらいやれることは全部やってきたので、期待を力に変えて闘いたいと思います。(2年前のミルコ・クロコップ戦前の心境と今とでは違いますか?)全然違います。あのときは大舞台も初めてで準備期間もなかったので、(雰囲気に)呑まれたところがたくさんあったんですね。でも、今回は自信を持てるだけのことをやってきたので、あと海外で大きな舞台も踏ませてもらったので、呑まれるというよりも試合を楽しめると思います。(アメリカで誰か有名な選手と練習はされたんですか?)リッチ・フランクリン選手とは一緒に練習させてもらいました。ジョシュ(・バーネット)選手とも。一緒に練習した仲間の3人がUFCで勝ったりしているので、そんな強い選手と練習させてもらって、そんなに負けているとは思わなかったので、収穫は大きかったと思います。(過酷なトレーニングだったと聞いていますが、特に何が一番つらかったですか?)全部つらいんですけど、自分はプールトレーニングでしたね。おもりを持って浮いていたり、25メートル泳いで水中の中にあるおもりを取りにいったり、潜水で息を止めるトレーニングとかですね。でも、そのトレーニングのすべてについてどんな意味があるのかを説明してくれたので、きつかったけどやれました。(一緒にトレーニングしていた西浦“ウィッキー”聡生選手が前回のDREAMで勝利したことは励みになりましたか?)あのつらいところで2人でやってきたので仲間としての意識がありましたし、その選手が勝ったのはすごく励みになりました。今回は自分が勝って、みんなに喜んでもらいたいと思います。(ウィッキー選手から何か言葉はありましたか?)『いけますよ』と言ってもらいましたけど、他人事のようでしたね(笑)。でも、耐えてきた仲間からの言葉は自分の気持ちを安心させてくれました。(アメリカでの生活は経済的には苦しくなかったですか?)そうですね。結構、貧困生活をしました。飯も自分で付くって。でも、食材安いんで自分で作っちゃえば。安いもの食べて練習しての繰り返しでしたから、はい」


■ジェイク・オブライエン「モー選手が倒したやり方で自分も闘いたいと思います」

「(DREAM初参戦を2日後に控えた今の心境から教えてください)いい気分です。もうちょっと減量があるんですけど、気分はいいです。(減量はあとどのくらいですか?)10〜12ポンド(※約4〜5キロ)です。(DREAMにはどんな印象を持っていますか?)日本で試合がしたいという思いを持っていました。DREAMは素晴らしい大会で、ライブショーとしては世界ナンバーワンの格闘技イベントだと思います。そこで試合ができて自分も嬉しいです。(相手のゲガール・ムサシ選手の印象を教えてください)タフで、スタンドもグラウンドもできるオールラウンダーという印象です。キツイ試合になると思いますが、自分のスタイルというのはムサシ選手にとってはやりづらいと思います。いい試合をしたいですね。(ムサシvsキング・モーとの試合が参考になりますか?)そうですね。モー選手と私はファイトスタイルが似ています。モー選手が倒したやり方で自分も闘いたいと思います。(ファンにどんなところをアピールしたいですか?)エキサイティングな試合をして、スタンドもグラウンドもできるところをファンに見せたいですね。(ムサシ選手は、モー戦以降レスリングを重点的に練習してきたこと、モー戦の敗戦はアグレッシブに闘わなかったから、ということを言っていたのですが、そのコメントについては?)私のレスリング技術に対応するには、1〜2ヵ月の練習では時間が足りないと思います。(DREAMでの目標を聞かせてください)今回勝って、9月にライトヘビー級チャンピオンになることです」


■小見川道大「自分を出せれば、結果は自ずとついてくる」

「(試合を2日後に控えた今の心境から教えてください)いつもの試合通り、完璧です。(相手のジョン・ヨンサム選手の映像というのは見られましたか?)まったく分からないです。(相手の情報がない中での試合となりますが、何が勝負のポイントになると感じられていますか?)一番は自分のスタイルを貫き通すということですね。自分を出せれば、結果は自ずとついてくるのかなと思います。(ここまで情報がない選手との対戦は初めてですか?)以前にジョン・チャンソン選手と闘ったときも情報がなかったんですけど、そのときは変な試合をしてしまったので、今回はしっかり引き締めて勝ちに行きたいと思います。(初めてのDREAMということで何か違いはありますか?)いや、今までどおり作ってきているので、特別DREAMだからというのはないです。(今回は合宿は行われなかったんですか?)急だったので合宿はやってないんですけど、短いなりにしっかり作ったつもりです。(DREAMとは複数契約ですか?)1試合契約です」

【『DREAM.15』対戦カード】
■DREAMライト級タイトルマッチ
青木真也(王者/日本/パラエストラ東京)vs川尻達也(挑戦者/日本/T-BLOOD)
■ライトヘビー級王座挑戦者決定戦
メルヴィン・マヌーフ(オランダ/ショー・タイム)vs水野竜也(日本/U-FILE CAMP.com)
■ライトヘビー級王座挑戦者決定戦
ゲガール・ムサシ(オランダ/チーム・ムサシ/レッドデビル・インターナショナル)vsジェイク・オブライエン(アメリカ/インテグレイテッド・ファイティング・アカデミー)
■ミドル級ワンマッチ
中村和裕(日本/吉田道場)vsカール・アモーゾ(フランス/チーム・アモーゾ)
■ライト級ワンマッチ
J.Z.カルバン(ブラジル/アメリカン・トップチーム)vs菊野克紀(日本/ALLIANCE)
■フェザー級ワンマッチ
小見川道大(日本/吉田道場)vsジョン・ヨンサム(韓国/CMA KOREA/冠岳BJJ所属)
■フェザー級ワンマッチ
石田光洋(日本/T-BLOOD)vsDJ.taiki(日本/フリー)