ホーム>

ニュース


2008年7月30日

「タイトルを防衛し続けて、永遠に王者でいる」
DREAMライト級王者ヨアキム・ハンセンインタビュー

7・21『HEIWA DREAM.5 ライト級グランプリ2008 決勝戦』(大阪城ホール)で、リザーブファイトでブラックマンバを、決勝戦で青木真也を破り、初代DREAMライト級王者となったヨアキム・ハンセンにインタビュー。ライト級GP2008優勝の喜びを語った。【取材日:2008年7月22日】

■「すべての出来事が自分のために起こっているような感じがした」

──DREAMライト級グランプリ2008優勝&初代DREAMライト級王座戴冠、おめでとうございます!
ハンセン サンキュー! とても嬉しいし、今はホッとしている。心が軽いっていうのかな、今はそんな心境だよ(笑)。
──昨日は素晴らしい一日になりましたね。
ハンセン 「夢が叶った」という一言がすべてだよ。すべての出来事が自分のために起こっているような感じがして、そして、自分に向かってきたチャンスをキッチリとモノにすることができた。自分とともにいてくれたチームのみんな、そして応援をしてくれたファン、地元で待っていてくれる家族に感謝したい。
──今回の決勝ラウンドにはリザーブファイトからの出場だったわけですが、最初はどんな気持ちで来日したんですか?
ハンセン リザーブファイトに出場するという、ただそれだけの気持ちで来日したんだけど、心の中に小さな夢として「優勝のチャンスが巡ってこないかなぁ……」という淡い期待があったことは確かだよ。本来なら2回戦でエディ(・アルバレス)に負けた瞬間に優勝のチャンスは崩れたわけだけど、ブラックマンバとのリザーブファイトというオファーをもらって、誰かが怪我をしたら決勝に出られるというシステムだし、「もしかしたら……」という思いはあった。でも、大会前はブラックマンバ戦のみに集中していたよ。

■「このベルトが欲しいなら、相手が誰だろうがその挑戦を受けて立つ」

──決勝戦前に気持ちを切り替えるのは大変だったんじゃないですか?
ハンセン いや、そうでもなかったね。ブラックマンバ戦が終わってとてもリラックスしていた状況のときに、エディが怪我をした、川尻がKO負けをしたということで、自分が決勝戦に上がれるってことを主催者から聞いたんだけど、すんなりとまた戦闘モードに戻すことができた。青木には2年前に一度負けているからね。DREAMのベルトを取るのと同時にリベンジしてやろうと気合いが入ったんだよ。
──アルバレス選手の負傷欠場が発表された際、アルバレス選手はリング上で「自分の代わりを許せる男はヨアキム・ハンセンただひとり」と挨拶しました。
ハンセン 試合前にもエディは控室に来てくれて、「頑張れ」と言ってくれたんだ。とてもポジティブな“気”をもらったね。
──アルバレス選手とすっかり仲良くなりましたよね(笑)。
ハンセン 試合となれば別だけど、友達としてすごく仲良くさせてもらっているよ(笑)。DREAMで対戦するまで面識はなかったんだけど、『DREAM.3』での試合でお互い全力を出し切ってすごい試合ができたこと、そのあと会話をしてみて彼がすごく控えめな性格だったことが、仲良くなれた要因だよね。ただ、引退後は連絡を取り合ったりというような普通の人間関係が築けるかもしれないけど、まだオレもエディも現役バリバリのファイター。さっきも言ったけど、試合となれば別だよ。
──大会終了後、アルバレス選手とは会話されましたか?
ハンセン うん。彼のほうから「君はこのベルトを巻くにふさわしい男だ」と言ってくれたんだ。その言葉に対しオレは「初防衛戦はキミとやりたい」と答えたよ。
──青木選手とは2006年の大晦日以来、2度目の対戦となりましたが、再び闘ってみた青木選手の印象は?
ハンセン とてもいいファイターであることに変わりはない。とてもクレバーで危険なファイターだよ。ライト級では世界最高のグラップラーだろう。だけど、2年前と比べてあまり大差ないなと思った。オレはこの2年でかなりの進化を遂げている。その差が今回の試合に出たんだと思う。あと、勝因としては、彼のラバーガード、オモプラッタなどに関して、セコンドが対処法をレクチャーしてくれたことが大きいね。
──優勝賞金1,000万円は何に使いますか?
ハンセン まだ考えてないよ(笑)。賢く運用したいと思うね(笑)。
──ライト級グランプリ2008優勝により、GP優勝&ライト級王座の2本のベルト、トロフィー、賞金を手に入れたわけですが、どれが一番嬉しいですか?
ハンセン すごく難しい質問だ(笑)。やっぱりベルトかな。ピカピカに光っててまさにヘビーメタルだからね(笑)。
──初代ライト級王者となり、これからは追われる立場となります。
ハンセン このベルトが欲しいなら、相手が誰であろうがその挑戦を受けて立つよ。
──最後に今後の目標を教えてください。
ハンセン このタイトルを防衛し続けて、永遠に王者でいることだ。日本のファンのみんな、また会おう。サンキュー!