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■イアン・マーフィー「これ以上ないほどのデビュー戦だ」

「急に試合が決まったが、非常にコンディションがいい。試合がなくてもずっとトレーニングをしていたから。総合の試合はこれが初めてだが、レスリングを9年、サブミッションや立ち技の練習を始めてからも5年になる。ベースはレスリングで、大学のフリースタイルの全米チャンピオンになったり、あらゆるオープン大会で優勝をしている。総合をやろうと思ったのは、総合の試合をよく観ていて、アマチュアのレスラーが総合格闘家に変化していく姿を観て、自分もやれると思ったから。現在、練習はチーム・クエストでやっている。あと自分についているトレーナーに柔術の経験があるので、柔術の練習もやっている。チーム・クエストはグッド・チーム。理想の勝ち方は、テイクダウンをしてグラウンド＆パウンドでTKOで勝つこと。このトーナメントに参加という大きなチャンスが決まったときは、本当に嬉しかった。これ以上ないほどのデビュー戦だ。相手のジャカレイに関しては、彼のこれまでのたくさんの柔術の試合、総合の試合を観ていて尊敬している。だが、彼も自分の試合は観たことがないので、それは私にとってメリットだ。これからプロファイターとして、長い選手生活と長いキャリアを積んでいきたい。目標はダン・ヘンダーソンのような選手になりたいと思う。ワクワクするような試合をするので楽しみにしてほしい」

■船木誠勝「先輩、後輩関係なく、正々堂々と闘いましょう」

「かなり体はしぼられましたね。それぐらい練習してきました。体力的にも現役に近いと思います。歳食ってから、体力はなくなったと決めつけて練習してきたんですよ。ですが、チーム・ドラゴンではその限界を気にせず練習してきました。それが現役当時に近い体力が戻ってきた要因だと思います。“久しぶりにリングに戻ってきた”という感じは、大晦日で終わりです。今回は“なんでリングに戻ってきたのか？”を確かめたいんです。そこの部分は大晦日にはなかったところです。田村選手と闘ってリングに残ったものを確かめたいです。（前田憲作会長率いるチーム・ドラゴンに出稽古されていましたが？）打撃に対する反応がよくなりました。前回の試合ではワンステップ遅かったと思います。前田会長は選手に合わせて長所を伸ばして、短所をなくしていく指導方法なんですね。そして、試合をシミュレーションしてしっかり対策を練って、その練習の反復。ですから、一人になったときに“どうしようか？”と悩むこともありません。今回も出稽古に行って2回目ぐらいで前田会長がシミュレーションしてプランを考えていてくれていて、その練習を反復してきました。それを試合で出せれば理想的ですね。大晦日は“ブランク”という現実と向き合わなければいけませんでした。復帰戦1戦目よりも2戦目はよくなっていないといけません。そうなっていることを祈ります（笑）。（田村選手に一言お願いします！）先輩、後輩関係なく、正々堂々と闘いましょう。変に遠慮してほしくはないです。（ファンへ一言お願いします！）2008年、船木誠勝、真の復活をこの手で作っていきたいと思います」

■ゼルグ“弁慶”ガレシック「自分の爆発力は特別だと思うよ」

「コンディションは非常にいいよ。このトーナメントには絶対に出たかったんだ。出場が決まって、心肺機能を鍛えることから始まり、過酷なハードトレーニングを積んできたよ。とにかく今回のトーナメントは世界最高のトーナメント。通常の試合よりも試合が進むにつれて危険度は増す。だから、2回戦、3回戦に進む選手というのは特別な選手なんだ。自分もその特別な選手の仲間入りをしたいね。（他の選手よりも特別だと思う点は？）とてつもなくアグレッシブな試合を見たいなら、私の試合を見てほしい。自分の爆発力は特別だと思うよ。特に今回の相手はキックボクサー。いつも以上にアグレッシブな試合になると思う。何が起こるか分からないけど、自分の希望としてはスタンドで激しい闘いをしたいね。自分ほどのスタンド技術を持っている選手はいないと思うから。（スルタンアクメドフは『頭部のガードをしっかりしておけよ』と言っていましたが？）『やれるもんならやってみろ』と言いたい。ミスター・マゴメド・スルタンアクメドフ、残念ながら勝つのは私だよ。（ファンへ一言お願いします！）『DREAM.2』で爆発力のある、骨も折れそうな激しい試合が見たかったら、私に注目してください」

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