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■マゴメド・スルタンアクメドフ「一撃で人間はおろか熊をも倒せる技術があるんです」

「今回は日本で初めての試合です。ベストコンディションで日本にやってきました。今はヴォルク・ハンのもとで練習しています。MMAの試合をTVで見てみてぜひやってみたいと思い、ハンに連絡して一緒に練習するようになったんです。私は打撃の選手なんですけど、今回は絞め技、関節技を重点的に練習してきました。ハンにはコマンドサンボの技術を習っています。コマンドサンボには一撃で、人間はおろか、熊をも倒せる技術があるんですよ。いくつかの秘密の技も用意してきました。試合当日はそれを見せたいですね。ガレシック選手については、あまりよく知りません。もちろん、ここに出るからには勝ちたいです。自分独自のスタイルで、冷静かつ熱いハートで闘いたいと思います。（ガレシック選手に一言お願いします）できるだけ頭へのダメージを避けるため頑張ってほしいですね。でないと、大変なことになってしまいますよ。でも、残念ながらそれは避けられないことなので……、まあ頑張ってほしいです。（ファンへ一言お願いします！）日本のファンは格闘技だけでなくスポーツ全体に目の肥えたファンだと聞いています。私の試合を見てもらえれば、私のファイターとしての資質を分かってくれると思います。試合を楽しみにしていてください」

■ゲガール・ムサシ「戦略どおりに進めば勝てると思うよ」

「コンディションは最高だね。スタミナも問題ないし、フィジカルも強くなった。自信がある。前回に日本に来たとき（2006年11月の『PRIDE武士道 -其の十三-』）よりも、まったく違う選手だと思ってもらっていいよ。あれから練習も十分に積んできたし、ロシア、カナダで試合もこなしてきた。経験だけでなく、頭も使って試合ができるようになったんだ。技術的にはスタンドはもちろんだけど、寝技も上達してきたよ。（デニス・カーン選手とは激しい試合になると予想されますが？）大変な試合になるだろう。デニスと闘うということで、トレーニングもいつも以上に身が入ったからね。デニスも準備万端で来るだろうけど、彼には弱点がある。戦略どおりに進めば勝てると思うよ。デニスの攻撃では右ローと右のパンチに気を付けたい。あと寝技もうまいと思うけど、自分のことをテイクダウンできないと思う。今回のトーナメントはみんな強い選手。しかし全員がトップファイターというわけではないよ。デニスに勝つことをトーナメント優勝への弾みにしたいね。（デニス・カーン選手に一言お願いします！）幸運を！（ファンへ一言お願いします！）ワクワクするような試合を見せます」

■ホナウド・ジャカレイ「桜庭とはぜひとも闘ってみたい」

「万全の調子です。ラスベガスのエクストリーム・クートゥアでみっちり練習してきましたから。試合直前で相手が変更になりましたが、特に問題はありません。（マーフィー選手に関する情報は？）唯一の情報は、彼が優れたレスリング技術を持った選手ということだけです。（柔術の選手がMMAで勝つのに一番重要だと思う点はどこですか？）いくら柔術の技術が優れていても、やっぱりMMAへの適正がないと難しいでしょう。柔術だけでなく、ボクシング、テイクダウン技術が重要になってきますからね。自分にはMMAの適正があると思います。打撃もレスリングも常に向上していますし、もちろん柔術も向上しています。（“ジャカレイ”とはワニという意味なんですよね？）そう。マナウスにあるジムのシンボルがワニなんですよ。そのジムに自分は入り浸っていましたし、柔術衣を掴んで離さないから“ジャカレイ”というニックネームを付けられたんです。MMAではすべての技術を身に付けた新たなワニとしてMMAに挑みたいと思います。すべての攻撃がワニ並の威力だと思っていてください。（今回のトーナメントで闘ってみたい選手はいますか？）素晴らしい選手ばかりですが、注目はデニス・カーン、その相手のゲガール・ムサシも素晴らしい選手だと思います。ユン・ドンシクも優れた技術を持っています。そんな中でも、たくさんの柔術家を倒してきた桜庭とはぜひとも闘ってみたいですね。（柔術家として柔術の強さを証明したいという思いは？）自分のバックボーンは柔術であるということは常に意識しています。柔術の強さを証明したいですね。（マーフィー選手に一言お願いします！）イアン、オレはすごくトレーニングしてきたよ。お互いいい試合にしよう。（ファンへ一言お願いします！）やっと日本で闘うことできます。最高のファイティングショーをお見せします」

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