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2009年10月2日

「年末、そこはやっぱり出たい」
目指すは大晦日出場! 『DREAM.12』出場の前田吉朗が意気込み!

10月2日(金)、都内・DEEPオフィシャルジムIMPACTにて、10・25『OLYMPIA DREAM.12』(大阪城ホール)に関する記者会見が行われ、同大会の追加対戦カード【フェザー級ワンマッチ】前田吉朗vsチェイス・ビービが発表。会見には、前田、笹原圭一DREAMイベント・プロデューサーが出席した。
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前田「なんでビービは来てないんすか?」、笹原EP「ビービ選手は諸事情により欠席です」、前田「オレは朝早くから新幹線乗って大阪から来ているのに、ナメてんすか?」という、どこかで聞いたことのあるやりとりから幕を開けたこの日の会見。フェザー級屈指の好カード、前田vsビービの決定について、まずは笹原EPが「フェザー級GPで苦杯を舐めた者同士、生き残りを懸けたサバイバルマッチ。ともにケージでの経験もありますし、見応えのある試合になると思います」とコメント。そして、「前田選手には地元(大阪)でいいところを見せてほしい。生き残ってほしいと思います」と前田の活躍に期待を寄せていた。

元WEC世界バンタム級王者・ビービとの対戦が決定した前田は、「ビービは自分が去年、WECでやってたときのチャンピオン、且つ、(『DREAM.12』は)金網での開催ということでテンションが上がっています」と意気込み。「とにかく次は内容、結果ともによく終わらせて、今年もう一回やりたいと思っているので、そこに照準を合わせて生き残ります。年末、そこはやっぱり出たい」と、大晦日『Dynamite!!』を目指し打倒ビービを果たす所存だ。ビービの印象については、「生で観た試合は(ビービが)やられた試合だったんですけど、昔観たやつでは、とにかくレスリング力が強かった」とコメント。「今回の相手として聞いたときは想定外だったけど、トーナメント前とかはやりたいなと思っていた選手です」と評価した。

前田は08年2月から08年11月までWECで活躍し、ケージでの闘いに不慣れはない。「金網対策? まったくしてません。よく『どっちがやりやすいですか?』と聞かれるんですけど、あまり差を感じてないです」と飄々と答える前田は、「観ている人にとっては、金網のほうが格闘技の“元”というか、野性味を感じると思うので、一緒に野性的に盛り上がってほしい」と観戦するファンに向けアピールした。地元・大阪での試合ということで気合い十分。「大阪でしっかりしたところを見せたいと思います。ちゃんとせな大阪のファンに無茶苦茶にされますからね(笑)」と意欲を見せていた。

8月からは、プロゴルファーの石川遼やプロボクシングWBA世界スーパーフライ級王者の名城信男のトレーナーも務めるコーチに師事し、フィジカルを強化しているという前田。『DREAM.12』チェイス・ビービ戦ではどんな試合を見せてくれるのか!?

【『DREAM.12』決定対戦カード】
■フェザー級ワンマッチ
前田吉朗(日本/パンクラス稲垣組)vsチェイス・ビービ(アメリカ/HITスクワッド)

【『DREAM.12』既報対戦カード】
■DREAMライト級ワンマッチ
エディ・アルバレス(アメリカ/エリートXC/ファイト・ファクトリー)vs菊野克紀(日本/ALLIANCE)
■DREAMライト級ワンマッチ
弘中邦佳(日本/マスタージャパン)vsパーキー(韓国/CMA Korea)

【『DREAM.12』参戦予定選手】
ペ・ミョンホ(韓国/CMA kOREA)