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2009年7月21日

7・20『DREAM.10』さいたまスーパーアリーナ大会
出場ファイターの試合後のコメント PART.4

熱戦が続いた7・20『HEIWA DREAM.10 ウェルター級グランプリ2009決勝戦』(さいたまスーパーアリーナ)。激闘を終えたファイター達の試合後のコメントをお届けする。
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■ユン・ドンシク
※ノーコメント


■青木真也「打撃戦じゃないんだよね。MMAなんだよ」

──試合を振り返ってみていかがですか?
青木 いや〜、俺、ストライカーみたいな。まあ、今回は勝つことにこだわったので、格闘技ですよ。つまんないとか言われても勝つことにこだわったので、格闘技ですよ。
──試合前から打撃戦を想定されていたのですか?
青木 打撃戦じゃないんだよね。MMAなんだよ。すべてが合わさったからあの形になったんであって、見方がナンセンスだよね。お互いに寝技に持ち込みたかったけど、今日の局面はああなっただけで。
──じゃあ、寝技の攻防にもなりえたと?
青木 もちろん。組んだことはあったんですけど、彼のほうから離れたので、これは僕のペースかなと。わかんないかもしれないけど、僕は組むプレッシャーもかけてるんですよね。それでミドルをあわせているというのもあるんで、だから別に。今日は僕が勝ったということですよね。
──ミドルが効いていたからシャオリン選手は(青木の)ラバーガードに対応できなかったのか? それとも、ラバーガード自体、知らなかったのでしょうか?
青木 僕は彼じゃないんで分からないんですけど、腕は効いていたと思います。(シャオリンは)「腕でブロックした」と言ってますが、僕は腕(自体)を蹴ってるんですよ。今回は3種類のミドルを蹴っているんですよ。蹴り分けているんですよ。中井先生に言われたことをちゃんと守ってきたから今回は勝てたんだと思います。
──菊野選手、川尻選手が対戦を表明しましたが?
青木 まあ、いいんじゃないですか。僕は格闘技ができればいいと思っているんで。トップじゃなくても中堅でもいいのでUFCからも来てほしいよね。本当に格闘技がしたいんで。勝負論のある試合をしていきたいと思います。
──(外国人記者より質問)日本を代表するMMAの選手として、ヒジありのルールをどんどん推し進めていきたいと思っていますか?
青木 いいんじゃない? それで格闘技がエキサイティングなるんであれば、僕はヒジありでもいいと思っています。



■ビトー“シャオリン”ヒベイロ「納得してません」

──試合を振り返ってみていかがですか?
シャオリン 自分はすごくいい試合をしたと思っています。自分は練習でムエタイをやってきたのですが、ムエタイではキックをヒジで受けるというのを習ってきており、試合でもきちんと相手のキックをブロックしてきたのに、それでポイントが取られるというのがよくわかりません。
──スタンドでの攻防は予想されましたか?
シャオリン 自分は青木選手をグラウンドに持っていこうとしたのに、彼はそうしたことはしてきませんでした。他の選手との試合のときは寝技で勝負していたのに、今回はなぜ寝技で来なかったのかわかりません。正直言って、青木選手は自分が打撃で行っても勝負することなく、グラウンドでも同じで納得がいってません。彼のことをプレスの皆さんは良く言いますが、彼は普通の選手ですし、そんなに彼のことを持ち上げる必要はないと思います。自分もスタイルを変えるべきなのでしょうか?(苦笑)。青木選手みたいにああいった打撃を出せば勝てるのでしょうか?
──「キックをブロックした」とおっしゃいましたが、あれだけ右腕でキックを受けて、今もマイクを左で持っていますが、キックは効いてないのでしょうか?
シャオリン (左手で右腕をバシバシ叩きながら)まったく効いてませんし、むしろ彼のほうが足を氷で冷やしてました。納得してません。
──青木選手と再戦したいですか?
シャオリン すごくやりたいです。もし『DREAM.11』で組んでもらえるなら、ぜひやりたいですね。前回の川尻達也vsJ.Z.カルバンは素晴らしかったです。自分もそういう試合ができることを期待していたのですが、次回やれるのであればそういう試合をしたいです。