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2009年4月24日

目指すはDREAMライト級王座! 川尻達也が打倒カルバンに意欲!!
話題の魔裟斗戦についても過激に言及!!

4月24日(金)、都内・DEEPオフィシャルジムIMPACTにて記者会見が行われ、5・26『OLYMPIA DREAM.9 フェザー級グランプリ2009 2nd ROUND』の追加対戦カードが発表された。
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発表されたカードは、【ライト級ワンマッチ】川尻達也vsJ.Z.カルバンの1試合。記者会見には、川尻、笹原圭一DREAMイベント・プロデューサーが出席した。

会見の冒頭、笹原EPはこの一戦の意義について、「これはまだ構想の段階ですが、7月(7・20『DREAM.10』さいたまスーパーアリーナ)にライト級王者のヨアキム・ハンセン選手の初防衛戦を考えていて、相手はライト級のトップコンテンダーである青木選手。そこでヨアキム選手が防衛するか青木選手が新王者になるかは分かりませんが、王者と今回の川尻vsカルバン戦の勝者とで大晦日にタイトルマッチができればと考えています」と説明。そして、「昨年、盛り上がりを見せたライト級ですが、今年後半に掛けてまた熱い闘いが繰り広げられるでしょう」と今後のライト級戦線の盛り上がりに期待を寄せていた。

カルバン戦に臨む川尻は、「3月の『DREAM.7』で希望したカードが実現して、ファン、スタッフ、そして相手のカルバンに感謝したいです。厳しい闘いになると思います。今まで闘ってきた相手の中でも、カルバンは穴がなく、つけ入る隙のない選手。去年までの僕だったら勝てなかったかもしれないですけど、今年の僕には叶えたい夢、使命があります。今の僕なら乗り越えられると信じて、全力で挑みたいと思います」と意気込み。ライト級王座挑戦者決定戦の様相を呈してきたことについては、「カルバンに勝てば、誰も文句はないと思います。周りを納得させるためにも、そして自分が自信を持ってベルトに挑戦するためにも、相手がカルバンというのが一番手っ取り早い。大晦日にタイトルマッチを組んでもらえるよう、周りも、そして自分も納得できる結果を残したいと思います」と語り、打倒カルバン→タイトル挑戦に並々ならぬ意欲を見せていた。

しかし、相手はHERO’Sミドル級(70キロ以下)で無敗を誇ったカルバンだ。そんなカルバンについて、川尻は「すべてにおいて強いですよね。すべてにおいて優位に立たなければ勝てないと思います」と印象を語ると、「フィジカルで負けると厳しいでしょう。だけど、僕も10年やって経験を積ませてもらいましたからね。強さと巧さを使って闘いたいと思います」とニヤリ。相手がHERO’S王者だったということについては、「少なからずそういう意識はあります。負けたくないし、そういう選手に対して無様な試合はしたくないという思いはあります」と気を引き締めていた。

また、川尻は、今年限りで引退を表明している魔裟斗の7月の対戦候補として名前が浮上している件についても言及。「僕は自分から(7月の対戦相手として)名乗りを挙げたことは一度も言ってませんよ。『もし、もう一度、K-1ルールに挑戦するとしたら誰と?』と聞かれ、『それだったなら、魔裟斗さんしかいないんじゃないですか』と答えただけ。でも、(魔裟斗は)なんかいろいろ言っているみたいですね。まあ、彼の常識の中に僕はいませんから。僕も丸くはないんで、言われたらムカつく。『売られた喧嘩は買いますよ』ってとこです」と意識しているのは向こうだとばかりに吐き捨てると、「まあ、それもこの試合に勝ってからの話ですけどね。それに、僕にとっては魔裟斗選手と闘うことよりもカルバンに勝つことのほうが重要なんで」と淡々とした口調で挑発的な言葉を並べた。

「自分の夢を叶えるため、そして元気のない今の格闘技界を盛り上げるため、今年は僕の年にします。今回のカルバン戦はその第一歩」と語った川尻。カルバン戦を突破し、王座挑戦をアピールすることはできるか!? そして、魔裟斗との舌戦の行く末は……!? 5・26『DREAM.9』川尻達也vsJ.Z.カルバン戦に注目だ!!