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2009年3月24日

「DREAMは世界最高のMMAの舞台。ベルトを獲るために全力を尽くす」
エイブル・カラムインタビュー

『HEIWA DREAM.7 フェザー級グランプリ2009開幕戦』で行われたフェザー級GP1回戦でウィッキー聡生を破り、『DREAM.9』での同GP2回戦進出を決めたエイブル・カラムにインタビュー。2回戦に向けての抱負を語った。【取材日:2009年3月9日】

■「もしマエダと闘ったら面白い試合になると思う」

──DREAMフェザー級GP2回戦進出おめでとうございます。
カラム ありがとう。今回、僕はKOTC(キング・オブ・ザ・ケージ)を代表して、故郷のニューメキシコを代表してDREAMに参戦して、そして勝つことができた。とても光栄に感じているよ。ウィッキーは気持ちの強い選手だった。お互いの意地がぶつかり合って、その結果、勝つことができて本当に嬉しく思っている。
──一夜明け会見では前田吉朗選手から対戦を表明されました。
カラム マエダはグッドファイターでリスペクトしているから、彼からのオファーはとても光栄に思ったね。もしマエダと闘ったら面白い試合になると僕も思うよ。
──今成選手からも闘ってみたい選手の一人に挙げられましたし、凄い人気ぶりでしたね(笑)。
カラム あぁ、そうだね(笑)。なんでみんなが「試合してくれ」って言ってくるのか分からないんだけど、僕がアメリカ人だからかな?(笑)。でもファイターならば強い相手と闘いたいと思うのは当然のことで、それは僕も同じ。だから、みんなから「カラムは強い選手だ」って思われていると思って、オファーはポジティブに受け止めているよ。
──2回戦からは山本“KID”徳郁選手が出場します。
カラム あまり彼の試合は見たことがないんだけど、素晴らしい選手だと思う。日本では凄く有名なんだよね。もし闘うこととなったら、それは非常に光栄なことだし、しっかり練習して試合に臨みたいと思う。

■「勝つことも大事だけど、ファンを喜ばせてナンボだと思う」

──他のファイターより自分はここが一番優っていると思う部分はどこですか?
カラム 自分の精神的な強さ。ハートの強さは誰にも負けないと思うね。勝ちたいと思う気持ちが強いからこそ、最後まで気持ちを切らさずにアグレッシブな試合ができるんだ。
──フェザー級GPも含めて、DREAMでの目標を教えてください。
カラム 目標はもちろんフェザー級のベルトを獲ることだけど、僕はそれ以上に、エンターテイナーとしてファンが喜んでくれるような試合をすることが大事だと思っている。だから、完全燃焼する姿を見せるために、一試合一試合を大切に準備するんだ。プロとしてファイターを仕事に選んだ以上、勝つことも大事だけど、ファンを喜ばせてナンボだと思っているよ。
──カラム選手にとってDREAMフェザー級王座の価値とは?
カラム 全ての選手はみんなベルトを目指して闘うよね。それはどこのプロモーションでも同じだと思う。ただ、DREAMは世界最高のMMAの舞台だから、そのベルトの価値は物凄いと思うんだ。ベルトを獲るために僕も全力を尽くすつもりだよ。もし自分がチャンピオンになったら……って考えるだけでゾクゾクするし、それが実現したらとても名誉なことだと思うね。
──最後に日本のファンにメッセージをお願いします。
カラム ハロージャパン! 今回、日本に来て、ファンのみんなに握手を求められたりサインをしたり、こうしてメディアの取材を受けたりと、すべて初めての体験で凄くエキサイティングで嬉しかったよ! 応援してくれたファンや取材をしてくれた皆さんに本当に感謝している。次は5月か6月。もっともっと技を磨いてDREAMに戻って来るよ!