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【バンタム級世界トーナメント1回戦／ビビアーノ・フェルナンデスvs大塚隆史】

──昨年まで63キロ以下規定だったDREAMフェザー級が今年から65キロ以下のフェザー級と61キロ以下のバンタム級に分かれることになり、前DREAMフェザー級王者のビビアーノ選手はバンタム級を選択しました。
笹原　これまでのDREAMフェザー級がフェザー級とバンタム級に分かれるという話をしたときに、ビビアーノ選手は迷いもなくバンタム級を選んでいました。減量によるコンディション不良の心配はなさそうで、これまで以上の強さをバンタム級で発揮してくれると思います。
──対する大塚選手は、大沢ケンジ選手の負傷欠場による代打出場。記者会見では大塚選手が選ばれた理由として、6月に行われた『DEEP54』での中村“アイアン”浩士戦の勝利が大きいとおっしゃっていました。
笹原　あの勝利は本当に大きいと思います。大塚選手はバンタム級トーナメント1回戦で大沢選手に敗れた後、今年2月の『DEEP52』で今成正和選手を破っているアイアン選手に完勝。DEEPバンタム級王者となりました。あの試合を見た方はお分かりだと思いますが、スタンドでは殴ってプレッシャーを掛けて、タックルで倒してパウンドという、大塚選手の持ち味が存分に出た試合となりました。3RにはあとちょいでKOというところまで追い込みましたからね。あれでこそ大塚選手ですよ。ちなみに、「なんであれをDREAMでできないの？」ってことは言いました（笑）。5月の1回戦で大沢選手に敗れて、おそらく大塚選手はめちゃくちゃ落ち込んだと思うんですね。優勝候補と言われていたのに、あの内容で負けたわけですから。そういう精神状態にもかかわらずアイアン戦を受けて、一歩踏み出したことが今回の世界トーナメント出場という運を引き寄せた感じがします。

──ビビアーノvs大塚は09年3月のDREAMフェザー級GP1回戦以来の再戦になります。
笹原　大塚選手も会見で言っていましたけど、今回の再戦までの期間にどちらがより成長したかが勝敗を分けると思います。一昨年のフェザー級GPで大塚選手はビビアーノ選手に判定負けを喫しましたが、そこに圧倒的な差はありませんでした。そのとき大塚選手は22歳で、来週で25歳になるんですよね。この期間の成長はハンパないと思うんですよ。その間、培った技術もそうですけど、大沢戦のような試合もあり、いろいろな面で成長していると思います。
──大塚選手は大沢戦の敗戦でどんなことを学んだと思いますか？
笹原　現在の軽量級の闘い方というのは、もちろん主催者としたらブンブン殴り合って、ガシガシ極め合って、分かりやすい決着を付けてもらうほうがいいんですけど、現実はそうじゃないですよね。軽量級は中量級や重量級に比べて一発当たれば倒れるという展開も少ないですし、ポイントアウトする闘い方というのが重要になってきています。それはもちろんそうされる可能性もあるということで、そうなったときにどう自分の良さをアピールすれば勝てるのか？　そこを大沢戦で学んだのではないでしょうか。ビビアーノ選手は間違いなく今回のトーナメントの優勝候補だと思いますけど、大塚選手が止める可能性は決して低くはないと思います。むしろ今回の世界トーナメントに出場する日本人3選手の中で、相性的に一番可能性があるのは大塚選手。08年にヨアキム・ハンセン選手がリザーバーからライト級GPを制したように、1回戦でビビアーノ選手を破ることができれば一気に決勝戦まで進むんじゃないか？　そんな気もします。今後のトーナメントの行方を左右する一戦になるでしょう。

【FIGHT FOR JAPAN『DREAM.17』対戦カード】
■DREAMバンタム級（−61キロ）世界トーナメント1回戦（5分3R）
所英男（日本/リバーサルジム武蔵小杉 所プラス）vsアントニオ・バヌエロス（アメリカ/ピット・ファイト・チーム）
■DREAMバンタム級（−61キロ）世界トーナメント1回戦（5分3R）
ビビアーノ・フェルナンデス（ブラジル/レボリューション・ファイトチーム）vs大塚隆史（日本/AACC）
■DREAMバンタム級（−61キロ）世界トーナメント1回戦（5分3R）
今成正和（日本/チーム・ローケン）vsエイブル・カラム（アメリカ/Cullum Ground Fighting）
■DREAMバンタム級（−61キロ）世界トーナメント1回戦（5分3R）
ユサップ・サーデュラエフ（ロシア・ダゲスタン共和国/Uflacker Academy）vsホドルフォ・マルケス・ディニス（ブラジル/ノヴァ・ウニオン）
■DREAMフェザー級（−65キロ）ワンマッチ（5分3R）
宇野薫（日本/UCS）vsリオン武（日本/シューティングジム横浜）
■DREAMフェザー級（−65キロ）ワンマッチ（5分3R）
川尻達也（日本/T-BLOOD）vsヨアキム・ハンセン（ノルウェー/ヘルボーイ・ハンセンMMA）
■DREAMライト級（−70キロ）ワンマッチ（5分3R）
青木真也（日本/パラエストラ東京/Evolve MMA）vsロブ・マックロー（アメリカ/ハンティントン・ビーチ アルティメットトレーニングセンター）
■DREAMライト級（−70キロ）ワンマッチ（5分3R）
北岡悟（日本/LOTUS）vsヴィラミー・シケリム（ブラジル/ノヴァウニオン）

★★★9・24『DREAM.17』チケット発売中!!★★★
FIGHT FOR JAPAN『DREAM.17』
◎日時/2011年9月24日（土）開場15:00 開始16:00（予定）
◎場所/さいたまスーパーアリーナ
◎主催/（株）FEG、（株）リアルエンターテインメント
◎協力/さいたまスーパーアリーナ
◎チケット料金/全席指定・消費税込
・VIP（ビップ）＝100,000円【特典：専用入場ゲート・グッズ付】
・RRS（ロイヤルリングサイド）＝22,000円
・スタンドS＝10,000円
・スタンドA＝5,000円
（※1歳より入場券が必要です）

◎チケット発売所/
・DREAM webサイト（http://www.dreamofficial.com/）
・DREAM携帯サイト（iモード　Yahoo!ケータイ　EZweb）
・イープラス（http://eplus.jp/battle/） ※パソコン＆携帯
・チケットぴあ（電話0570-02-9999 ＜Pｺｰﾄﾞ=594-790＞）
・ローソンチケット（電話0570-084-003　＜Lｺｰﾄﾞ=38170＞）
・CNプレイガイド（電話0570-08-9999）
・レッスル池袋店（電話03-3989-0056）（http://www.wrestle.jp/）
・書泉ブックマート（電話03-3294-0011）（http://www.shosen.co.jp/）
・フィットネスショップ格闘技（電話03-3265-4646）（http://www.fs-kakuto.com/）
・チケット＆トラベルT-1（電話03-5275-2778）（http://www.t-1.jp/tk/）
・後楽園ホール（電話03-5800-9999）（http://www.tokyo-dome.co.jp/hall/）
・さいたまスーパーアリーナ（電話048-600-3027）（http://www.saitama-arena.co.jp/）
・公武堂（電話052-241-2511）（http://www.koubudo.co.jp/）
・バトルロイヤル（電話03-3556-3223）（http://www.battleroyal.jp/）
・Laughter7（電話03-6807-1770）（http://www.laughter7.com/）
・新日本プロモーション（http://www.shinnichi-pro.co.jp/）
◎お問合わせ/DREAM事務局03—5775—5065

★★★スカパー！では『DREAM.17』をPPV完全生中継!!★★★
【『DREAM.17』スカパー！放送概要】
■スカパー！の「スカチャン162」で完全生中継！
①9月24日（土）16:00〜＠Ch.162（初回放送）
②9月24日（土）24:00〜＠Ch.173（再放送）
③9月26日（月）20:00〜＠Ch.179（再放送）
④9月27日（火）20:00〜＠Ch.181（再放送）
⑤9月28日（水）13:00〜＠Ch.172（再放送）
⑥9月29日（木）10:00〜＠Ch.181（再放送）
⑦9月30日（金）15:00〜＠Ch.162（最終回）
視聴料金:3,150円／番組（税込） ※各放送の視聴に対して毎回3,150円が掛かります。
■「スカチャン195HD」（ハイビジョン）でも完全生中継！
①9月24日（土）16:00〜＠Ch.195（初回放送）
②9月27日（火）20:00〜＠Ch.191（再放送）
③9月29日（木）10:00〜＠Ch.181（最終回）
視聴料金:3,150円／番組（税込） ※各放送の視聴に対して毎回3,150円が掛かります。
■スカパー！e2 もハイビジョン、「スカチャン804」で完全生中継！
①9月24日（土）16:00～＠Ch.804（初回放送）
②9月27日（火）20:00～＠Ch.801（再放送）
③9月29日（木）10:00～＠Ch.801（最終回）
視聴料金:3,150円（税込） ※視聴チケットのお申し込みで3回ともご覧いただけます。
☆8/15（月）〜9/23（金）、視聴チケットの事前購入申し込みを受け付け中！
スカパー！ユーザーの方で、チューナーに電話線を接続されていない場合でも、電話やWEBから事前にPPV・PPSがお申込みいただけます。なお、チューナーに電話線を接続されている方は、放送当日でも番組購入を申し込めます。
■ケーブルテレビの「J:COM」や「エラボ」、スカパー！光でも完全生中継！
※詳しくは、8/15（月）以降にスカチャンホームページをご覧ください。
www.sukachan.com/battle/

関連選手：

青木　真也、アントニオ・バヌエロス、石田　光洋、今成　正和、ヴィラミー・シケリム、宇野　薫、エイブル・カラム、大塚　隆史、川尻　達也、菊野　克紀、北岡　悟、桜庭　和志、昇侍、白井　祐矢、ジェラルド・ハリス、長南　亮、所　英男、中村　和裕、中村　大介、西浦“ウィッキー”聡生、バル・ハーン、ビビアーノ・フェルナンデス、ホドルフォ・マルケス・ディニス、前田　吉朗、ミノワマン、ヤン・カブラル、ユサップ・サーデュラエフ、ヨアキム・ハンセン、リオン　武、ロブ・マックロー

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