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2010年10月25日

『DEEP 50 IMPACT~10年目の奇跡~』試合結果 Part.1

10月24日(日)、都内・JCBホールにて、DEEPナンバーシリーズ50回目の記念興行、『DEEP 50 IMPACT~10年目の奇跡~』が開催された。

■フューチャーファイト第1試合/5分2R/70.3kg
○菅原ブンタ和政(マッハ道場)[1R2分27秒、TKO]佐々木由大(スマッシュ小路道場)×

■フューチャーファイト第2試合/5分2R/65.8kg
○芦田崇宏(BRAVE)[2R1分49秒、TKO]深沢駿(パラエストラ八王子)×

■第1試合/5分2R/62kg以下契約
○中村優作(総合格闘技スタジオSTYLE)[2R3分48秒、KO]寺田功(ALLIANCE)×
※右ストレート

■第2試合/5分2R/62kg以下契約
○中村"アイアン"浩士(東京イエローマンズ)[判定3-0]和田竜光(吉田道場)×

■第3試合/5分2R/93kg以下契約
○野地竜太(TEAM GARO)[1R1分33秒、TKO]長尾浩志(infection.G.C)×
※パンチ

■第4試合/5分2R/77.1kg以下契約
○門馬秀貴(Brightness MONMA DOJO)[1R1分7秒、肩固め]山本宜久(フリー)×

■第5試合/日本対韓国対抗戦/5分2R/65.8kg以下契約
○昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)[1R2分58秒、TKO]ジョン・ジンソ(CMA KOREA/Team FINISH)×
※パウンド

■第6試合/5分2R/86kg以下契約
○中西良行(TeamM.A.D)[1R4分6秒、TKO]柴田勝頼(LAUGHTER7)×

1R、柴田はゴングと同時にリング中央に躍り出ると鋭いパンチ。さらにハイキックを飛ばすがこれはガードの上で、柴田はバランスを崩す。柴田が倒れたところに中西はアキレス腱固めを狙うが、ここは柴田がカカトを落とし対処。柴田が下から三角絞めを狙う。中西はパウンド投下。柴田は立ち上がろうとするが、中西はそうはさせず、サイドポジションを奪取。さらにそこからマウントを奪取するとパウンドラッシュ。柴田は耐えるが、1R残り1分、遂にレフェリーが試合を止め、中西がTKO勝利を収めた。

■第7試合/5分3R/62kg以下契約
○前田吉朗(パンクラス稲垣組)[判定2-0]大塚隆史(AACC)×

1R、前田はテンポよくストレート、ボディブローをヒットさせると、絶妙なタイミングでハイキックを狙うがこれは空振り。さらに前田は打撃で前へ。組み付いた大塚はテイクダウンを狙うが、前田はこれを許さず。逆に前田がテイクダウンに成功し、上を奪うとコツコツとパウンド&鉄槌。ブレイクとなりコーナー際で大塚がラッシュを見せると、前田もこれに応戦。大塚がフック、アッパーを狙ったところで1R終了。

2R、前田が左ストレートを狙うと、大塚がワンツーからタックルに繋げテイクダウンに成功。しかし、すぐに前田は立ち上がる。大塚が右ストレートからタックルを狙うがここは足を滑らせ、前田が上のポジションを奪う。前田がパスを狙おうとしたところで、大塚は立ち上がり前田の背後へ。背後に回った大塚が前田の顔面目掛けパンチを放ったところで2R終了。

3R、パンチで前に出る前田に対し、大塚は前蹴り。組み付き前田の背後に回った大塚は太股へヒザ蹴りを放つが、ここはブレイク。前田が左ストレート、ミドルを放てば、大塚は右ストレート、アッパーで応戦。残り1分となり勝負を付けようとばかりに両者はハイタッチをかわすと、パンチでの攻防を繰り広げる。試合は判定へ。判定2-0で勝利を収めた前田だが、「ジャッジ2-0だったんですけど、素直に…勝ったって思っていません。できれば、もう一度、大塚選手、勝負してください」と再戦をアピール。大塚は「やりたい気持ちはありますが申し訳ない…」と辞するが、前田が執拗に迫ると「じゃあ、もう一度、やりましょう(苦笑)」と返答し、2人で記念撮影に収まったのだった。

【試合後の前田のコメント】
「最初パンチが当たったので相手は面喰らったんだと思います。先に攻撃が当たったのがすべて。あとは集中力ですね。いい環境、いい人が集まっての今日があります。(次は大晦日?)何も考えていません。ですが、ちょっと休んでから準備だけはしておきます」