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2010年4月17日

青木真也、『STRIKEFORCE』公開計量に登場
ブーイングにも“いつも通り”でいざ、決戦へ!!

4月16日(現地時間)、アメリカ・テネシー州ナッシュビルのブリヂストン・アリーナにて、4.17『STRIKEFORCE NASHVILLE』の公開計量が行なわれた。

全米4大ネットワークの一つ、CBSで生中継されるビッグイベント『STRIKEFORCE NASHVILLE』。この大会には、DREAMライト級チャンピオンの青木真也が、DREAMを代表して参戦し、ギルバート・メレンデスの持つSTRIKEFORCEライト級タイトルに挑戦する。

ファン公開形式で行なわれた計量が行なわれたのは、大会会場でもあるブリヂストン・アリーナ前の特設会場。開始の数時間前からファンが詰め掛けるなど、アメリカのMMAブーム、その熱の高さを感じさせるものだった。

青木がMCに紹介され、ステージに登場すると、ファンから大歓声が送られる。これまで世界屈指の強豪に勝利を収めてきた男のアメリカ初登場だけに、期待感は相当に高いようだ。

しかし、同時に青木に対するブーイングも発生。中には「ジャパニーズ、ゴーホーム!」という野次も。一瞬、ブーイングが発生した方向を向いて険しい表情を浮かべた青木だったが、体重計の上に乗ると表情は落ち着きと気合いを感じさせるものに。リミット(155ポンド)をクリアしたことがアナウンスされると笑顔も見せた。

続いて登場したメレンデスも規定体重をクリア。向かい合っての記念撮影では、青木はあえてメレンデスと目を合わせず。あくまで集中することを心がけているようだ。その後、ルールミーティングを終えて会場を後にした青木はリラックスした表情。スタッフと話しながら笑顔を見せていた。

この大会のために渡米しているDREAMの笹原圭一イベントプロデューサーは、決戦を目前にした青木を評して「いつも通りですね」とコメント。

「(ブーイングは)やっぱりアウェーですから。でも、本人もアウェーだということを充分に分かっていますね。(計量の)進行が悪い部分もあったんですが、そういうことに対してもイライラしているわけじゃなく、“こういうもんだろう”という感じで受け入れていました。特に入れ込んだ感じはありませんね。いつも通りの青木真也だったと思います。試合の直前になってスイッチが入る選手ですし、明日もいつも通りの青木真也の闘いを見せてくれると思います」

敵地であることに軸がブレることなく“いつも通り”で大一番に臨む青木。いつも通りの試合になれば、またしても芸術的な寝技が炸裂することになるはずだ。

また、今大会にはジェイソン“メイヘム”ミラー、ゲガール・ムサシという、DREAMでもおなじみの選手も出場。メイヘムはティム・スタウトと対戦。ムサシはかつて『戦極』で活躍したキング・モーを挑戦者に迎え、ライトヘビー級タイトルの防衛戦を行なう。

青木の全米デビューに加えメイヘム出場、ムサシのタイトルマッチと日本の格闘技ファンにとっても見逃せない『STRIKEFORCE』ナッシュビル大会。青木、ムサシが登場するトリプルメインイベントは、現地時間4月17日の午後9時(日本時間は18日の午前11時)からスタートする。