FIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP FINAL ~2011バンタム級日本トーナメント決勝戦~』

第7試合 バンタム級日本トーナメント 決勝戦

1R10分、2R5分

VS2R 5:00
判定 3-0

試合前

遂に迎えたバンタム級日本トーナメント決勝戦! 5月の1回戦、準決勝に勝利し、今日の決勝戦で相対するのは所英男と今成正和だ。ともにZST出身、互いをよく知る両者。バンタム級日本王者となるのは、果たして……。

試合結果詳細

1R、出会い頭で両者の飛びヒザが交錯、そのままもつれ合いながらグラウンドとなり、所が上からパウンドを落としていく。しかしここは膠着ブレイクとなりスタンドへ。所の右ローキック、右フックを喰らった今成は自ら倒れグラウンドへと所を誘う。所はこれに付き合わずあくまでスタンド勝負。今成の左ミドルがヒット。所は右ローで距離を詰めさせず。両者お見合いの時間が続いたため、レフェリーがタイムストップをかけ両者にアグレッシブに闘うように注意。今成が飛び蹴りを繰り出すが、これは所がかわし左右のフックをヒットさせる。さらに右ローで今成をぐらつかせる。なんとか距離を詰めて捕まえたい今成だが、所は終始距離を取って主導権を握らせず。なんとか寝かせたい今成は左ミドルから組みつきにいき、そのままグラウンドへと引き込む。残り時間1分。下から十字を狙う今成だがコーナーを背にしているためポジションが悪い。上の所が顔をこすらせるように細かいパウンドを入れたところで1Rが終了。

2R、飛びヒザで距離を詰めてくる今成に、所は左フックで応戦。今成も左フックを炸裂させるとタックルから引き込みでグラウンドになるが、所は強いパウンドを打って立ち上がることに成功し右ストレートをヒットさせる。今成も前蹴りからまたも引き込むが、所がすぐに立ち上がる。なおも今成は距離をつめていきながら引き込み、グラウンド勝負へ。ここで電光石火のアキレス腱固めの体勢にガッチリと入るが、所は脱出することに成功する。さらにすぐさま引き込んだ今成が、下からパンチを放ったところで試合終了のゴング。判定は3-0で所がバンタム級日本一に輝いた。試合後、バンタム級日本トーナメント優勝の所、準優勝の今成がリング上でコメント。

今成「今日は完敗しちゃったんですけど、9月に(世界)トーナメントがあって、それに出させてもらえるようなので、必ず練習しなおして……やり返したいと思います!」

所「こういう満員のお客さんの前で試合が出来ること、すごく嬉しく思っています。本当にありがとうございます。まだ終わりじゃなくて、これから世界トーナメントもあって、もう一回、今成さんと決勝で闘いたいと思います。セコンドの皆さん、ありがとうございました。応援してくれた皆さん、ありがとうございました。所プラスの皆さんも、ありがとうございました。お嫁さん、誕生日おめでとうございます!」

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