HEIWA DREAM.10 ウェルター級グランプリ2009決勝戦

第7試合 ライト級ワンマッチ

VS2R 5:00
判定 3-0

試合前

“DREAMの大黒柱”青木がセミファイナルに登場! シャオリンとの一戦を前に「青木真也が青木真也らしくあるために全力で闘いたいと思います」と並々ならぬ決意だ。青木と同様、世界屈指のグラップラーとして名を馳せるシャオリンは、青木を破りDREAMライト級王座に名乗りを挙げたいところ。世界が注目するこの対戦。その結末は……!?

試合結果詳細

1R、青木の左ローで試合はスタート。なおもけん制気味の左ハイ、右前蹴りを繰り出していく。これに対しシャオリンもボクシングスタイルで呼応する。青木の左ミドルをガードするシャオリンの右腕が赤く腫れる。踏み込んでいったシャオリンが青木をコーナーに押し込み差し合いに。だが、ここは青木が距離を取り、リング中央へ。青木はあくまで打撃勝負か。ここからもコツコツと青木の左ミドルが当たっていく。青木の左ローをつかんだシャオリンはそのままテイクダウンを狙うが、コーナー際で青木はこれを許さず。またも片足タックルにきたシャオリンに対し、青木はまたしてもコーナーを背にしてテイクダウンを許さず。青木の首相撲からのヒザ蹴りがヒット。ここで1R終了のゴング。青木は一貫してスタンド勝負だ。

2R、青木はまたも左ミドルを多用。そして飛びヒザ、首相撲からのヒザ蹴りを入れていく。右腕、右脇腹を赤く腫らしたシャオリンは、もはやスタンドでは打つ手なしか。ここではじめてシャオリンがテイクダウンに成功しグラウンドへ。上になったシャオリンはパウンドを入れていくが、クリーンヒットはなし。青木の下からのラバーガードに対し、持ち上げようと試みたシャオリンだが、これは無理せず諦める。そして試合終了のゴング。青木は両手を挙げて勝利をアピールする。判定は3-0で青木の勝利。

試合後、青木は「今日はご来場いただき、誠にありがとうございます。いや〜、ムエタイっておもしろいでしょ!?(ここで客席からブーイングが起こる)。このブーイングは想定内だった(笑)。今日、ウダウダ言われてたシャオリンに勝ったから、10月タイトルマッチやります! 笹原さんいいっすよね? そして大晦日、川尻さんとやります! ありがとうございました!」とマイクでアピール。

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