HEIWA DREAM.7 フェザー級グランプリ2009 開幕戦

第4試合 ライト級ワンマッチ

VS2R 5:00
判定 3-0

試合前

ライト級で注目のワンマッチが実現。石田光洋は昨年5月の宇野薫戦以来となる登場。DREAMでは再起戦となるが、9月にはアメリカで試合をしており、成長した姿を見せてほしいところ。一方の中村は昨年7試合を行なって全勝。大晦日の所英男戦で株を急上昇させた。石田がレスリング、中村が関節技と持ち味は異なるが、お互いノンストップで攻め続けるタイプだけに、名勝負の予感充分だ。

試合結果詳細

1R、まずは中村がジャブで圧力をかけ、ハイキックも見せる。様子をうかがっていた石田は、パンチで距離を詰めると一気にタックルでテイクダウン。だが中村も瞬時にアームロック、十字を狙っていく。石田はこれを外すと、ガブった状態からヒザ蹴り。さらにバックへ回った石田だが、ここで中村は腕を取る。マットに叩きつけられながらも腕を離さない中村。石田はディフェンスしつつバックを奪い、再び投げつけてパンチを連打していく。腕を狙う中村、抑え込んでパンチの石田と持ち味を出し合う展開の中、右目の上から出血したのは中村。ここでドクターチェックが入る。ハーフの状態からリング中央で再開すると、石田はパスガードし上四方からヒザ。だが中村も立ち上がってみせる。中村は右ハイ、ミドルを放つが石田はクリーンヒットを許さず、逆に左フックに合わせたタックルで、またもテイクダウン。

2R、中村が右ミドル、右ストレートで先制。そこから飛び付き十字を仕掛け、三角絞めの体勢からパンチを連打していく。だが石田はこれを潰してハーフに。中村はアームロックを狙いながら体勢を返すが、石田はしつこくタックルでコーナーに押し込み、バックからパウンド。石田は動きたい中村をしっかりと抑えつけ、回転しながらの足関節もこらえぬいて試合終了。自らのスタイルを貫き通した石田が、判定3-0で勝利を収めた。

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