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第10試合/ライト級(70kg以下)トーナメント決勝


HEIWA DREAM.5 ライト級グランプリ 2008 決勝戦

第10試合/ライト級(70kg以下)トーナメント決勝

1R10分、2R5分

VS1R 4:19
TKO

試合前

ついにライト級最強の男が決定する! 『DREAMライト級グランプリ2008』決勝戦。アルバレスがドクターストップのため、急きょ決勝は青木真也vsヨアキム・ハンセンに。はたして勝利の栄冠はどちらの頭上に輝くか?

先に入場のハンセンは静かに入場。一方の青木は気合い充分といった表情でリングイン。スパッツは阪神タイガースを意識した黒×黄色のカラーリング。ハンセンはリザーブマッチのダメージか、リングインしてからもセコンドから後頭部にアイシングを受ける。試合に先立ち、ノルウェー、日本と両選手の国歌の斉唱、笹原圭一イベント・プロデューサーによる認定宣言が行なわれ、いやが応にも決勝戦のムードが高まる。

試合結果詳細

1R、いきなりタックルでテイクダウンに成功した青木は、ハンセンの下からのパンチに耐えながらパンチで応戦しながら虎視眈々と関節を狙う。ハンセンの足を取りながら立ち上がった青木に対し、ハンセンの下からの蹴りが青木の下腹部に直撃し、一時タイムストップとなるが、ダメージなくすぐに試合再開。今度はハンセンが立って青木の足を取りながら上からパウンドを入れていく。ここで左ストレートが青木の顔面にクリーンヒットし、青木はうつ伏せに。ここでハンセンは追い打ちのパウンドを青木の顔面に落とし、青木は失神KO。ハンセンがライト級トーナメントを制した。試合後ハンセンは「ワオ! ワタシワハンセンデス! まだ実感がわきません。でも今夜は素晴らしい夜でした。防衛戦はアルバレスとやりたいです」とマイクで喜びをアピールすると、会場は大歓声。アルバレスもリングインし、ハンセンと笑顔で抱き合った。青木はしばらくして立ち上がり、涙は顔はくしゃくしゃに……。