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2011年12月29日

『元気ですか!! 大晦日!! 2011』開催直前!!
出場ファイターに意気込みを聞く!! PART.5

12・31FieLDS presents FIGHT FOR JAPAN『元気ですか!! 大晦日!! 2011』(さいたまスーパーアリーナ)出場ファイターに、現在の心境、試合への抱負、対戦相手の印象などを聞いた。【取材日:2011年12月29日】
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■エメリヤーエンコ・ヒョードル「来年以降? 私自身は日本で試合をしたいと思っております」

「(4年ぶりの日本での試合になりますが、今の心境から聞かせてください)今のところ調子はとてもいいです。モスクワで飛行機が10時間ほど遅れたため、問題は生じましたけど、調子としては全体的にいいです。(今回、日本で試合をすることを選んだ一番の要因は?)その理由はまず第一に私は日本が好きなんです。そして私は格闘家として日本で栄光を飾りました。日本でだんだんとキャリアを積んできました。日本に来ることは幸せなことでありますし、日本のファンの前で闘うことを嬉しく思っています。(石井慧選手に対してはどんな印象をお持ちですか?)石井選手については重要な対戦相手だと思っています。毎年毎年自分の技術を発展させています。アメリカにもトレーニングに行っていますし、世界の柔道チャンピオンでもあります。彼は良い格闘家になると思っております。そして、いい対戦相手だと思っています。(久々に日本のファンの前でどんな試合を見せたいですか?)日本のファンの皆様方が満足いくような試合をしたいと思っています。そして、日本のファンが私たちの姿が観たい、ファイティングが観たいと思ってもらえるような試合をしたいと思っております。(石井選手の映像は見ましか?)もちろんMMAの試合の映像も見ております。だから、石井選手は成長している、力を付けている、発展していると表現しました。それに加えて石井選手はとても良く考えて試合をしています。今のままトレーニングを続けていったら、いい選手、いい格闘家になると思います。(石井選手とは何年か前に会ったことがあるということですが、その時の印象は?)おっしゃるとおり、かなり前に会ったことがあります。良い印象を残しました。日本人にとっても石井選手は重要な、皆さんにとっての英雄だと思います。とてもしっかりしているし、きちんとしているし、私たちはその時にお互いにとても良く理解できました。(以前、同じ柔道の小川選手に54秒で勝利しましたが、今回はどのくらいの時間で勝とうと思っているんですか?)私は石井選手のほうが対戦相手としてはもっと手強い相手だと思っております。だから、何秒という秒で勝つことはないと思います。どちらの側に勝利があるのかもわかりません。ただ、私は勝利に向かって全力を尽くします。石井選手のほうがかなりレベルは高いと思っております。(ジェフ・モンソン戦の勝ち方はいい手応えを掴んだんですか?)ジェフ・モンソン戦に関しては私の予定通り試合が進みました。そして、そのようなトレーニングを続けてきました。その後も私はオランダで今回の試合に向けてトレーニングを続けてまいりました。(アメリカで連敗した時に引退を匂わせていましたが、そういう気持ちは今もあるのでしょうか?)心の揺れはありません。神が私に力と可能性を与えてくれる限り闘い続けます。リングを降りる時は自分でその時を感じて降ります。(連敗していた時の最大の問題点は何だったんですか?)実際には小さなファクターがたくさん積み重なったんだと思います。例えば、練習の時にミスがあったのかもしれません。でも、私はそれにも関わらずトレーニングを続けています。負ける時もあるんだと思っています。(試合間隔が1ヵ月弱ですが?)幸いにも前回の試合では負傷がありませんでした。ですから、私はとてもいい状態にあります。だから、試合をすることに決めました。今回の試合が終わったあとは休みます。休息をたくさん取ります。(自分のキャリアであと何試合とか考えているんですか?)神様が与えてくれる力がある限り続けます。自分の感覚で言えば、あと数年はできると思います。(人類最強と言われていましたけど、もう一度トップを目指すつもりですか?)勝利をしたいという気持ちはいつでもあります。だから、勝利に向けて常に努力していくつもりです。(石井選手の何を警戒するというか、何が一番危険だと思いますか?)それについてはここではおしゃべりしません。(あなたにとって柔道のオリンピック金メダリストとやることは特別ですか?)オリンピックのチャンピオンというのはアマチュアスポーツの世界でも、どんなスポーツの世界でも最高のタイトルです。だから、私は石井選手がオリンピックのタイトルを持っているということについて、特別な感情を持っています。(日本で試合をする決め手として石井選手の存在は大きいですか?)もちろん石井選手が私との対戦に合意してくれたことは大きな理由です。そして、私は4年間日本で試合をしていませんでした。日本に戻って、日本のファンの前で試合をしたいという思いがありました。私はまた日本の地で試合をできることをとても嬉しく思っております。(来年は3試合を予定されていて、ヨーロッパ、アメリカでというお話もあるみたいですけど、どういう目標があって、そのためにはどういうふうにこの大晦日の試合を闘いたいですか?)私は来年いくつの試合をするかわかりません。いったいどこからそんな情報があったのですか? アメリカからも話は来ていません。試合をする時には具体的な目標をもってちゃんとやっています。(来年以降も日本で見られる可能性はありますか?)私自身は日本で試合をしたいと思っております」

■野杁正明「園田選手は正直、自分の敵ではないかなと思います」

「(試合を2日後に控えた今の心境から聞かせてください)前回の試合が12/9で、試合の期間は短かったんですけど、いつも通り練習は再開していて、コンディションばっちりです。(初の大晦日が決定して周囲の反応は?)大晦日は一年で一番大きい大会なので『良かったな』と褒めてくれます。(総合の試合が多いですけど?)今、立ち技は景気悪くて、人気もないですけど、久保選手と一緒に『こんなに盛り上がるんだぞ』という試合をしたいと思います。(お客さんにはどこをアピールしたいですか?)試合は圧勝させてもらうので、『こんなに強い選手がいるんだ』というところを。自分の名前だけでも覚えて帰ってもらいたいです。(準決勝で対戦する久保選手の印象は?)新空手で経験積んでいますし、勢いはある選手だと思います。正直、自分の敵ではないかなと思います。(もっと手応えある相手と闘いたかったですか?)誰が当たっても勝つのは自分なので、それを証明できるなら相手は誰でもいいです。(今年一番成長した部分は?)負けが続いて、夏にオランダ合宿に行って、そこで全体的にパワーアップしたのが一番大きいですね」

■所英男「大晦日の第1試合らしい試合をしたいと思います」

「(試合を2日後に控えた今の心境から聞かせてください)もうあとはやるだけなんで、今さらどうがあがいてもしょうがないのでゆっくり待ちたいと思います。(現在のコンディションはいかがですか?)いつも通り。普通な感じです。(試合への意気込みはどんな感じですか?)まずユサップ選手に勝つことが第一で、勝つことができたら次のことを考えたいなと思います。(ユサップ選手を研究する中で印象は変わりましたか?)この間の試合だけ見ると、サウスポー同士であまり打撃を打ってなかったんですけど、違う映像を見たらバンバン蹴ったりとか違う印象があったので、見て良かったなと思いました。(第1試合ということに関しては?)やっぱり明後日は長時間ある大会ですけど、1試合目で流れが決まるとか、第1試合が大事だとかという話なので、大晦日の第1試合らしい試合をしたいと思います。そのうえで勝ちたいと思います。(どういう試合が第1試合らしい試合?)どうですかね?(笑)。わかりやすい試合だとか、この間の僕の試合じゃないような試合ですかね(笑)。(一本を狙う?)もちろん、はい。(相手はさっき、所は打撃がより危険なのでテイクダウンに持ち込んでグラウンドで一本狙うと言っていましたが、そういう評価はどうですか?)いや、そうッスね、意外でビックリしました。僕も組んで一本獲りたい選手なんで、一本獲りたいと思います」