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2010年9月5日

川尻達也が『格闘秘宝館 vol.12』にゲスト参加!
『DEEP49』の会場で青木真也と会ったエピソードも披露!

9月4日(土)、都内・阿佐ヶ谷ロフトAにてトークイベント『格闘秘宝館 vol.12』が開催。川尻達也がゲスト出演した。

この日、会場となった阿佐ヶ谷ロフトAは超満員。立ち見のお客さんも出るほどで、7月の『DREAM.15』以来「公の場に出るのはこれが初めて」という川尻を大声援で迎え入れていた。そんなファンの声援に応えるように川尻は終始笑顔でトーク。約1時間にわたり『DREAM.15』の青木真也戦や今後のことについてなどを語った。

青木戦で試合終了のゴングが鳴った直後のことについて問われた川尻は、「あのときのことはあまり覚えてないんですけど」と前置きしつつ、「試合が終わったときは『足がもう終わったな』と呆然としていました。いろんな角度から足を絞められてブチブチ音がしていましたからね」とコメント。「過去3年、7月に試合して勝ったことないんですよ。(エディ・)アルバレス戦もそうだし、魔裟斗戦もそう。修斗の新人王のとき(椎木努戦)も、勝ったんですけど、計量の朝に下痢になって脱水症状みたいな感じになって、それも7月。PRIDE武士道で(ルイス・)ブスカペと闘ったときは熱中症になって、アップもできずに試合直前までクーラー掛けて寝ていたんですけど、それも7月なんですよね。『もう7月は出ないほうがいいんじゃない……?』っていろんな人から言われました」と、7月不調説をとなえ苦笑いを浮かべていた。

先日更新された当サイトのインタビューでは『DREAM.15』以降、青木とは顔を合わせていないと語っていたが、先月27日の『DEEP49』の控え室で顔を合わし、言葉を交わしたとのこと。「向こうからは話し掛けづらいだろうから、僕のほうから『チャンピオン!』って話し掛けて握手したんですよ。『足、大丈夫ですか?』って聞かれたから、『大丈夫じゃねーよ!』って返したり(笑)。普通に話してたんですけど、それを見ていた周りの目が『こいつら喋ってるよ……』って微妙な感じでしたけどね(笑)」というエピソードを披露していた。

気になる左足の具合は良好で、「走り込みと蹴りはまだできないんですが、それ以外は練習もできていますし、大丈夫な感じです」と報告。試合直後はギプスで固定していたようで、「ギプスはもう二度とイヤですね。暑いし、臭いし…。やれることも限られているので、満喫に行って漫画読んでました。漫画は『代紋TAKE2』を読んでいたんですけど、なんとラストは“夢オチ”で、60巻近くドキドキしながら読んでいたのに『ふざけるな!!』って感じでした(笑)」と語ると会場は大爆笑だった。

ファンからの「最終目標は?」という質問に「『70キロ、ライト級で一番強い』と世界に認められる選手になることです」と語った川尻。まずは怪我を治し、「出られるのであれば」(川尻)今年大晦日での復帰を願っていた。