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同イベントの第一部のゲストとして登場したのは川尻達也だ。まずは、去る10月6日の『DREAM.11』で、川尻が12・31『FieLDS Dynamite!! ～勇気のチカラ2009～』（さいたまスーパーアリーナ）で青木真也の保持するDREAMライト級王座に挑戦したい意向をアピールしたことについて問われると、川尻は「相手どうこうというのは関係なくベルト。ベルトを持っている人間が『オレが一番強い』と言える権利があると思いますからね。僕も結構頑張ってきたし、（J.Z.）カルバン戦はなかったことのようになってますけど、チャンピオンが『（挑戦までにクリアする試合が）足りない』と言うなら、足りないんでしょう。チャンピオンが言うことは絶対です。（大晦日でのタイトル挑戦は）プロモーターと青木君次第です」とコメント。この件に関し、サプライズゲストとして同イベントに参加した笹原圭一DREAMイベント・プロデューサーは「このカードは、“純”DREAMのイベントでやりたいという一方で、多くの人に見てもらえる大晦日で、という二者択一の状況です。いずれにしろ、このカードを“やる”“やらない”かは近いうちに発表できると思います」と語っていた。青木戦に関しては以上のような状況だが、相手が誰にしろ川尻は大晦日参戦自体には前向きの姿勢。「大晦日は誰が相手でも弱いヤツはいません。ここで負けたらタイトルも何もないですからね」と気合い十分だ。また、DREAMライト級王座を現在の目標として挙げた川尻だが、“対選手”として考えたとき闘ってみたいファイターとしてはエディ・アルバレスの名前をチョイス。「あのとき（08年7月『DREAM.5』）とは違うというのをお客さんに見せたいし、自分もそれを感じたい」と、いつの日かリベンジしたい意向を示していた。

第二部には、去る10月25日に開催された『DREAM.12』で石澤常光にTKO勝利を収めた柴田勝頼が登場。空のビアジョッキを手に登壇した柴田は、乾杯の音頭で一気にビールを流し込むと、まずは石澤戦を振り返り「今までで一番緊張しました。（石澤とは）久しぶりに会ったのが金網の中だったので、とても不思議な感じでした」と感想を語っていた。そして、隣に座る笹原EPに、「怪我もないので、大晦日、ぜひやりたいです！　相手が相手なら去年のように（ミドル級以下の）減量もしますし、ぜひお願いします！」と猛アピール。すると、司会者から闘ってみたい選手について問われ、「自分はまだ、この人と闘ってみたいと言える立場ではないです」と語るも、さらに追求されると「今年闘ったのがミノワマン選手、石澤さん。タイツの色で言うと“赤”“黒”と来ましたから、次は……“赤”」と意味深発言。具体名こそ挙げなかったものの、「非常にやってみたいと思わせる選手だと思います」と興味津々の様子だった。その後も急ピッチでジョッキを空にした柴田は、新日本プロレス時代のエピソードやスーパーハルクトーナメントについて（※スーパーハルクT開催の話を知って柴田は「その頃、自分も無関係じゃないと思って体重を増やし始めたりもしました（笑）」とのこと）、さらにはこのイベントでしか聞けないマル秘話もたくさん披露していた。

両者の共通した話題として12・31『FieLDS Dynamite!! ～勇気のチカラ2009～』（さいたまスーパーアリーナ）が挙がったが、笹原EPは「早ければ来週にはカード発表したいと思います。今はまだ言えないですけど、信じられないようなカードを発表できると思います」と自信。続いてイベントにゲスト出演した佐伯繁DREAM広報も、「絶対にチケット買ったほうがいいですよ！　1億％の自信がありますね。それぐらいのカードです。そのカードが発表されたとき、『このカードのことか！』と思うはずですよ」と強調していた。果たして、そのカードとは一体……？　近日発表予定！ 『FieLDS Dynamite!!』第一弾カード発表に注目だ!!

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