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2008年7月19日

マーク・ハントの相手がアリスター・オーフレイムに決定!!
「非常にいい気分だ。素晴らしい試合をしたい」(ハント)

7月19日(土)、大阪府内・ホテル大阪ベイタワーで囲み会見が行なわれ、7・21『HEIWA DREAM.5ライト級グランプリ 2008 決勝戦』(大阪城ホール)に出場するマーク・ハントの対戦相手が発表された。

ようやくハントの相手が決まった。この日の囲み会見には、笹原圭一イベント・プロデューサーとマーク・ハント本人が出席。これまで、ハントの相手がなかなか確定しなかった理由について、じつは当初、マーク・ハントはあのK-1トップファイターであるジェロム・レ・バンナと闘う予定だったことが笹原EPから明らかにされた。7月頭の時点ではバンナ陣営とこの対戦についての合意が得られていたものの、その後バンナが練習中に左ヒザを負傷してしまい、出場が不可能な状態になってしまったとのこと。以下は、笹原EPから読み上げられたバンナからのメッセージ。

「6・29『K-1 WGP』福岡大会の前に、マークとの試合を打診され、俺は即座にOKを出した。K-1でのシュルト戦では残念な結果に終わったが、自分のなかでモチベーションはまったく落ちてないどころか、K-1を代表してDREAMのリングに上がれることを非常に楽しみにしていた。
そして、7月の頭には正式発表することにも合意し、マーク戦に向けてハードトレーニングをしていた際にヒザを負傷してしまった。ドクターにも相談し、なんとか試合ができないかとあがいてみたが、結局試合をキャンセルするしか方法が残されていなかった。本当に残念で仕方がない。
日本のファンの皆さん、そしてDREAMのスタッフには本当に申し訳ないことをした。今はこの怪我を治して、またDREAMからオファーが貰えるなら、マークであろうがミルコであろうが、俺は闘う用意はある。特に今回試合が流れてしまったマークとは、絶対にDREAMのリングで、総合ルールで決着をつけたいと思っている。
最後に、今回オファーをくれたDREAMと俺の替わりにマークとの試合を引き受けてくれた選手に感謝している。ありがとう」

かつて総合のリングで秋山成勲からKO勝利を上げているバンナだけに、今回のハント戦は夢のマッチメイクであった。笹原EPも「非常に残念。できれば近いうちに組みたいビッグカードです。ここにミルコが絡むとさらに面白くなるはず」と、バンナの怪我の回復を待って、ふたたびマッチメイクをしたい意向を示した。

そして、“バンナの代打出場”と呼ぶにはあまりにも強すぎる男が、ハントの相手に最終決定。その男の名は、前回『DREAM.4』でイ・テヒョンを壮絶KOで破ったアリスター・オーフレイムだ。

この大物との対戦決定についてハントは、「このタイミングで試合を受けてくれて、アリスターには感謝をしている。いい選手なので素晴らしい試合がしたい。俺はプロなので決まった相手と闘うだけ」とコメントした。

今後、闘いの舞台をMMA一本に絞っていくというハントは「DREAMは新しいイベントでこれから台頭をしていく。俺もMMAの新しい王者になりたい」とニッコリ。久しぶりのMMAファイトの相手としては、アリスターは厳しすぎる相手だが、はたして結果はどう出るか? ついにDREAMのリングに“サモアの怪人”が初登場を果たす!!