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第2試合/K-1甲子園準決勝 62.0kg以下


FieLDS Dynamite!!

第2試合/K-1甲子園準決勝 62.0kg以下

3分3R

VS3R 2:29
TKO ※ドクターストップ

試合前

いよいよK-1甲子園も、クライマックスへ突入した。高校生のベスト4に残った4人のうち、まずは準決勝で日下部竜也と卜部功也が激突する。日下部は、名古屋の天才と呼ばれる逸材で、戸邊隆馬、佐々木大蔵を下してここまで勝ち上がってきた。一方の卜部は、空手出身で、変幻自在の蹴りと鋭いパンチを武器に、林恭平、坪井悠介を下した。日下部のスピードを、卜部の蹴りが止められるかがポイントになりそうだ。

二人の応援団がそれぞれ分かれて、日下部と卜部に声援を送る。そのなかを通りながら、二人はリングへと上がった。決勝戦へ進むのは、どちらか運命のゴングが鳴る。

試合結果詳細

1R、リングを回る日下部。卜部が前へ出てくると右ストレートを放つ。それでも卜部は、構わずに前へ出て距離を詰めて、右、左とフックで襲いかかる。日下部が下がると、前へ出る卜部。前蹴り、フックが日下部にヒットする。日下部は左フックを軽くヒットするも、ペースを握れない。卜部は打たれても構わずに前へ出て、フックを打っていく。このラウンドは卜部が有利か。
1R採点:10(卜部):9(三者とも)

2R、ゴングが鳴ると足を使わずに真っ向勝負を挑む日下部。左右のストレートで、卜部を倒しにかかる。だが、これは卜部が待っていた展開か。卜部は、日下部と真っ向から打ち合い勝負。日下部のパンチが入っても、卜部は下がらない。日下部のアッパーが決まる。それでも卜部は、フックで逆襲。日下部はヒザ蹴り、ボディ打ちをヒットさせる。卜部は前へ出て、パンチを連打。日下部は鼻血が出てしまう。
2R採点:10(卜部):9(三者とも)

3R、後がない日下部は、最後の力を振り絞ってパンチで勝負をかける。ローキックを入れながら、右、左のパンチを繰り出す。卜部は、ガードを固めてパンチをカウンターで打ち返す。日下部はアッパー。卜部はフックで迎え撃つ。なおも左右のフックで襲いかかる日下部。鼻血が流れて、ドクターチェックが入る。再開すると、日下部はまったく怯まずに卜部に向かっていく。だが、鼻からの出血が激しいため、二度目のドクターチェックが入る。出血が止まらないと判断したのか、ここでドクターストップ。無念そうな顔を見せていた日下部は、「ありがとうございました」と頭を下げた。

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