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2011年12月31日

『元気ですか!! 大晦日!! 2011』さいたまSA大会
出場ファイターの試合後のコメント PART.3

熱戦が続くFieLDS presents FIGHT FOR JAPAN『元気ですか!! 大晦日!! 2011』(さいたまスーパーアリーナ)。激闘を終えたファイター達の試合後のコメントをお届けする。
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■ニルス・ヴィードランド「試合が始まって自分が勝ったと思いました」

──試合を振り返ってみていかがでしたか?
ニルス 実は今回の試合は2、3、自分の体がベストじゃない状態で始まりました。ただ、試合が始まって自分が勝ったと思いました。ゲームプラン通りに試合が運べたからです。3ラウンドになると疲れていて、向こうがうまくそこを突いてきたのだと思います。
──致命傷となったのは、ハイキックでしたか、それともボディへのヒザ蹴りでしたか?
ニルス 何度かボディに入れられて腹を意識していたのですが、それでダウンしたのではありません。最終的には相手のハイキックでダウンしてしまいました。今回、このような素晴らしい大会で試合ができたことに感謝をしています。


■桜井“マッハ”速人「すべてセオリーどおりだったと思います」

──試合の感想を聞かせてください。
マッハ 当たり前ですけど、彼はDEEPの元チャンピオンですし、強かったです。
──試合のポイントはどのあたりでしたか?
マッハ すべてセオリーどおりだったと思います。相手はああいう感じでくると思っていたので。あそこで一本取れればもっとよかったんですけど。僕のスタイルは殴り合うもので、くっついてネチネチやるのは好きじゃないので、殴り合いの中で倒して、パウンドしてということで、練習したとおりにできました。
──久しぶりの再戦でしたが、どんな印象を持ちましたか?
マッハ 一回目に負けたので。前もアクシデントというか、彼の下からの蹴りが目に当たっちゃって眼底骨折になっちゃったんですけど、まぁ、借りを返したじゃないけど、彼は勝ち逃げはしないと話していたので、そうはさせなかったと。


■長南亮「『くそアニキ』っていう感じですね(笑)」

──試合を振り返っていかがでしたか?
長南 うまく封じ込まれたなと。
──接戦でしたがポイントはどこあたりでしたでしょうか?
長南 効いてはなかったんですけど、一度フラッシュダウンみたいになっちゃって、そこからの押さえ込みが強かったですね。あまり追撃のパウンドとかがなかったので、逃げる機会を失ってしまいました。うまくやられたという感じですね。
──中盤からは逆に攻勢に出てましたが。
長南 相手はバテてましたからね。最後のテイクダウンはさすがでしたけど。最後に倒しにいって無防備になったところで倒されたので。やっと返したと思ったら時間がなかったり。たくさん練習してきたのでもう2ラウンドくらい余裕でできるくらいスタミナあったんですけど、まぁ、試合は3ラウンドなので。時間は戻りませんからね。
──最後のテイクダウンでポイントを取られたという印象ですか?
長南 そうですね。僕はダメージはないので。うまくやられちゃったというこで、さすがベテランだなって。自分が不甲斐ないです。
──過去にDEEPで試合をして以来でしたけど、今回はどんな印象でしたか?
長南 そう来るかっていう(苦笑)。でも作戦とかいろいろあるのが格闘技ですからね。悔しいですね。
──今後はどのような試合をしていきたいですか?
長南 後半ピッチを上げて練習してきて、6月から3試合してきたので、もう少しコンディションを整えて迎えられるように試合を組んでほしいですね。たくさん練習してきたのに余力を残して終わってしまったので、もったいないことをしたと思います。
──作戦としては長南選手のほうが封じ込めたかったですか?
長南 いや、ムエタイの練習をしてきたので打撃で仕留めたいと思ってました。
──打撃で相手の顔を傷つけていましたが?
長南 そうですね。3ラウンドは手応えあったんですけど、倒さないと勝てないというのがあったので、テイクダウンのほうが疎かになってしまいました。キックボクシングでなく総合格闘技なので、今さらながらそれができませんでした。
──倒せるという確信はありましたか?
長南 3ラウンドには相手が疲れているのもわかりましたし、それで調子こいちゃいましたね。飛びヒザもミスしちゃって、あれで上を取られちゃったんで。そこから逃れる術も持っているんですけど、向こうもこっちを動かないようにしてきたので、それは予想外でした。
──やりたいことができなかったということですか?
長南 パンチとかキックとか自分のやりたいことは出せていたんですけど、寝技と打撃の総合のリズムが狂っていたんだと思います。あと、寝技で下になったときに余裕でいすぎましたね。死にもの狂いでやらないとポイントを取られるので。相手は脇をとって、余分な打撃も打ってこなかったので、ちょっと空回りしてしまいました。
──見せたいものは見せられましたか?
長南 いや、だめでしょう。倒したかったんで。今度はうちの白井(祐矢)とかも育ってきているので、そういうやつらに挑戦していってほしいです。あと、僕ももう一踏ん張りというか、闘わせてほしいです。そのときは今日のような試合をするつもりはないので。
──色んな思いがあったかと思うのですが現在、率直にどんな気持ちでいますか?
長南 「くそアニキ」っていう感じですね(笑)。でも、悪い感情はないですよ。「さすがだな」と思っていますし、悔しいのはありますけど、楽しかったという部分もあります。拳で語り合えた部分もあったと思います。