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■宮田和幸「ポイント差？　最初のパウンドですかね」

──僅差の判定でしたが、試合を振り返ってみていかがでしたか？
宮田　夢中だったので分からないですけど、審判が決めたことなので。
──試合が終わって勝ったという思いはあった？
宮田　やっぱりセコンドは自分にいいことを言うので勝ったと思ったんですけど、どっちにしろ絶対っていう、そういう感じではなかったんです。
──どこでポイント差がついたと思われますか？
宮田　最初のパウンドですかね。結構もらったと思うんですけど。
──高谷選手をあれだけテイクダウンできなかったのは予想外でしたか？
宮田　できなかったというか、無理矢理やればできると思うんですけど、ただ20分というのがあって、彼はすごく腰が強いので。練習もやったこともあるのでテイクダウンは多分できると思うんですが、総合格闘技なので。そこでスタミナを全部使っちゃったりとか、今回は20分というのを計算してやりました。

■笹原圭一DREAMイベント・プロデューサーの総括

笹原　全体的に有明コロシアムという箱にマッチした試合内容だったと思います。個々の試合では所選手の優勝もそうですし、高谷選手の見事な防衛もそうですし、石川選手は負けたけど頑張ってくれましたし、水野選手も見事な勝ち。川尻選手の復活もそうですけど、次に繋がる試合があったと思います。
──次に繋がると言っていましたけど、今後はどういった展開にしていくプランなんですか？
笹原　一部インターネットとかで、今回が最後じゃないかという声もあったんですけど、全くそんなことないです。次は9月です。日には調整していますけど、9月にやります。あと大晦日。もしかしたら、9月と大晦日の間にもう一大会やるかもしれません。ですので、着々と進んでいるので、ご安心ください。9月は8人で世界トーナメントの1回戦をやります。トーナメントは3大会にするのか、2大会にするのかは決めかねています。
──決勝は大晦日ですか？
笹原　そのプランも考えています。
──ゲガール・ムサシ選手も大晦日に出たいと言っていましたが？
笹原　日本でゲガール・ムサシが見られるというのは多分、今の日本の状況で言うと、すごく価値があることだと思います。あの階級で世界一と言って差し支えない選手がいてくれる。泉選手も気持ちを見せてくれましたけど、それを軽々と凌駕する強さ、精神力もそうですし、横綱相撲を見せてくれました。貴重だなと思います。彼とは非常にいい関係が築けていますので、もちろん大晦日も試合を組みたいなと思います。
──高谷選手の状況は？
笹原　病院に行っていますので、多分、明日の一夜明け会見でひとまずの状況をお伝えできるかと思います。
──右目ですか？
笹原　右目です。

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