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2011年4月28日

『DREAM JAPAN GP』記者会見後の菊野克紀、中村大介のコメント

4月28日(木)、都内・DEEP OFFICIAL GYM IMPACTにて行われた5・29 FIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP -2011バンタム級日本トーナメント-』(さいたまスーパーアリーナ)追加対戦カード発表記者会見。その会見終了後に行われた、菊野克紀、中村大介、両選手の囲み取材でのコメント。
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【中村大介のコメント】
──会見で直接、菊野選手と会って感じたことは?
中村 決まってから初めて顔を合わせまして、試合が楽しみになりました。
──相手が菊野選手と聞いたときはどう思いましたか?
中村 初めて(菊野の試合を)生で見たのが(09年2月『DEEP40』の)チョン・ブギョン戦だったんですけど、そのときから凄い選手だなと思っていて、いつかやってみたいなというのはあったので、嬉しいというか、楽しみです。
──菊野選手は打撃に特化した選手ですけど、打撃で対抗しますか?
中村 もちろん打撃でも負けないつもりでいますので、寝技ももちろんなんですけど、全部を出したいと思います。
──打撃でも負けるつもりはないと?
中村 負けるつもりはないですね、はい。
──菊野選手は武術を活かして闘うスタイルです。
中村 武術的なことというのは好きです。自分、目指すところは“達人”なので、実際に触れることはあまりないんですけど、考えとかには凄く興味があります。
──中村選手の試合にも武術的な要素というのはあるんですか?
中村 武術的な要素ですか……いや、ないですね(笑)。自分は完全に自己流なんですけど、自分で練習していく中で体の使い方とか気付いたところというのは、武術的なところと一致するところもあるのかなと思っています。
──東日本大震災チャリティプロジェクトの一環として行われる大会で試合をすることについては、どう感じていますか?
中村 今、いろんなスポーツとかで「日本を元気に」とか「日本を元気にするような試合をしたい」とか、そういうコメントがあると思うんですけど、自分はそんなことを言えるような人間ではないので、自分の精一杯を見せて、見せることがそういうところに繋がればいいなと思います。ですので、チャリティイベントだからとかではなくて、いつも通り、自分のすべてを、自分の人生を出せるような試合をしたいです。

【菊野克紀のコメント】
──7ヵ月ぶりの試合となりますけど、その間はどんなことを集中してやられていたんですか?
菊野 1月、2月は結婚式とかそういうプライベートなこともやっていましたけど、格闘技としては空手というのを改めて見直して、去年の10月に帯谷選手と試合をしたときとはまったく違った、次元の違う闘い方になっています。今もその進化の途中なので、今度の試合では面白いものを見せられると思っています。
──それはどのように変わったのでしょうか?
菊野 一番の発見は、“突き”というものがちょっと掴めたんです。パンチとは違う、空手の突きというものが掴めたので、それを軸に闘い方を作っているところです。
──中村選手の打撃については?
菊野 当て勘もありますし、手をだらんとしたところからムチのように打つフリッカージャブ、しかも手が長いので、あの距離でやられたらやっかいだなというのはありますね。右のパンチも真っ直ぐ打ってくるので、一発喰らったら危ないなというイメージはあります。
──そういえば新婚対決ですね(笑)。
菊野 そうなんですよね(笑)。あまり気にしないようにします(笑)。
──背負うものができたというのはありますか?
菊野 そうですね。それはあるので、お互い、負けられない気持ちは強いと思います。ましてやそんなふうに比べられたら、絶対に負けたくないですね(笑)。
──昨年大晦日以降、長島☆自演乙☆雄一郎選手とのK-1ルールでの試合というのをアピールしていましたけど、今はどうですか?
菊野 正直、冷めていますよね(笑)。やっぱり早くやりたかったというのはあります。またご縁があれば。やるんだったらそういう特別な状況じゃないと、僕がK-1に出るというのはないと思うので、もしまたそういう巡り合わせがあったらぜひやりたいですね。
──東日本大震災チャリティプロジェクトの一環として行われる大会で試合をすることについては、どう感じていますか?
菊野 格闘技界を挙げて今日本に起こっている問題に取り組んでいこうというのには凄く共感しますし、自分もその一端を担えるというのは嬉しいです。青木選手がアメリカで勝って帰ってきて、やっぱり僕も嬉しかったですし、そうやって試合で勝つことで元気を与えるというのもできると思うので、自分も勝ちたいです。
──同じDREAMライト級の選手として、川尻選手のストライクフォースでの敗戦をどうご覧になりましたか?
菊野 正直、あの試合というのは衝撃的でしたよね。あの強い川尻選手が蹴散らされたというような試合だったので。あの試合を見て(ギルバート・)メレンデス選手の強さを感じましたし、今自分がやっていることは間違いじゃないなというのも感じました。メレンデス選手と同じ土俵で、例えば同じような練習をして、メレンデス選手に勝てるかと言えば、あまりイメージは湧かないんですけど、今僕がやっていることというのは彼とはまったく違う道を進んでいるので、勝ち目はあると思うんです。自分の空手、武術の道を信じて、進みたいと思います。

【FIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP -2011バンタム級日本トーナメント-』決定対戦カード】
■ライト級(-70キロ)ワンマッチ
菊野克紀(日本/ALLIANCE)vs中村大介(日本/U-FILE CAMP.com)

【FIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP -2011バンタム級日本トーナメント-』既報対戦カード】
■フェザー級(-65キロ)ワンマッチ
宇野薫(日本/UCS)、西浦“ウィッキー”聡生(日本/STGY)
■フェザー級(-65キロ)ワンマッチ
石田光洋(日本/T-BLOOD)vsヨアキム・ハンセン(ノルウェー/ヘルボーイ・ハンセンMMA)
■バンタム級(-61キロ)日本トーナメント1回戦第1試合
ダレン・ウエノヤマ(アメリカ/ハウフグレイシー柔術アカデミー)vs山本篤(日本/KRAZY BEE)
■バンタム級(-61キロ)日本トーナメント1回戦第2試合
前田吉朗(日本/パンクラス稲垣組)vs所英男(日本/リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)
■バンタム級(-61キロ)日本トーナメント1回戦第3試合
今成正和(日本/チーム・ローケン)vs藤原敬典(日本/秋本道場ジャングルジャンクション・チームZST)
■バンタム級(-61キロ)日本トーナメント1回戦第4試合
大沢ケンジ(日本/和術慧舟會 HEARTS)vs大塚隆史(日本/AACC)
■バンタム級(-61キロ)日本トーナメント準決勝
1回戦第1試合の勝者vs1回戦第2試合の勝者
■バンタム級(-61キロ)日本トーナメント準決勝
1回戦第3試合の勝者vs1回戦第4試合の勝者

【FIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP -2011バンタム級日本トーナメント-』ワンマッチ参戦予定選手】
青木真也(日本/パラエストラ東京)

FIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP -2011バンタム級日本トーナメント-』
◎日時/2011年5月29日(日)開場15:00 開始16:00
◎場所/さいたまスーパーアリーナ
◎主催/(株)FEG、(株)リアルエンターテインメント
◎協力/さいたまスーパーアリーナ
◎チケット料金/全席指定・消費税込(※1歳より入場券が必要です)
・VIP(ビップ)=100,000円
・RRS(ロイヤルリングサイド)=22,000円
・スタンドS=10,000円
・スタンドA=5,000円
◎チケット発売スケジュール/発売中
◎チケット発売所/
・DREAM webサイト(http://www.dreamofficial.com/
・DREAM携帯サイト(iモード Yahoo!ケータイ EZweb)
・イープラス(http://eplus.jp/battle/) ※パソコン&携帯
・チケットぴあ(電話0570-02-9999 <Pコード=594-790>)
・ローソンチケット(電話0570-084-003 <Lコード=38170>)
・CNプレイガイド(電話0570-08-9999)
・レッスル池袋店(電話03-3989-0056)(http://www.wrestle.jp/
・書泉ブックマート(電話03-3294-0011)(http://www.shosen.co.jp/
・フィットネスショップ格闘技(電話03-3265-4646)(http://www.fs-kakuto.com/
・チケット&トラベルT-1(電話03-5275-2778)(http://www.t-1.jp/tk/
・後楽園ホール(電話03-5800-9999)(http://www.tokyo-dome.co.jp/hall/
・さいたまスーパーアリーナ(電話048-600-3037)(http://www.saitama-arena.co.jp/
・公武堂(電話052-241-2511)(http://www.koubudo.co.jp/
・バトルロイヤル(電話03-3556-3223)(http://www.battleroyal.jp/
・新日本プロモーション(http://www.shinnichi-pro.co.jp/
◎お問合わせ/DREAM事務局03—5775—5065