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2010年9月13日

注目のフェザー級ワンマッチ3試合が決定!!
9・25『DREAM.16』日本ガイシホール大会追加対戦カード発表!!

9月13日(月)、都内・DEEPオフィシャルジムIMPACTにて記者会見が行われ、9・25『DREAM.16』(日本ガイシホール)の追加対戦カードが発表された。
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発表されたカードは、【フェザー級ワンマッチ】高谷裕之vsチェイス・ビービ、【フェザー級ワンマッチ】小見川道大vsコール・エスコベド、【フェザー級ワンマッチ】石田光洋vs西浦“ウィッキー”聡生の3試合。それぞれ契約体重が設けられ、高谷vsビービは64.0キロ以下、小見川vsエスコベドは65.0キロ以下、石田vsウィッキーは65.0キロ以下(※同会見では既出のフェザー級ワンマッチの契約体重も発表。宮田和幸vsリオン武は65.0キロ以下、所英男vsヨアキム・ハンセンは63.0キロ以下で行われる)。会見には高谷、小見川、石田、ウィッキー、笹原圭一DREAMイベント・プロデューサーが出席した。

注目のフェザー級ワンマッチ3試合が決定した! まずは昨年のフェザー級GPファイナリストの高谷裕之は、元WECバンタム級王者のチェイス・ビービと激突だ。高谷は当初、DREAMフェザー級王者のビビアーノ・フェルナンデスとの同級タイトルマッチがほぼ合意していたとのこと。しかし、ビビアーノ側から「家庭の事情」でキャンセルの申し出があったとのことで、この件に関し笹原EPは「インターネット等ではお金の件の噂が出ていますが、その件に関してはしっかりと問題は解決して、ビビアーノ選手とは向き合えています。向き合えた中で改めて高谷戦のオファーをして、一旦は合意していただけました。合意していただいたのですが、先ほどの事情でキャンセルさせてほしいということで、かわって高谷選手はチェイス選手と対戦していただくことになりました」と説明した。念願のタイトルマッチがなくなり「残念だし、イライラもした」という高谷だが、「でも、そういう事情ならばしょうがない。調整もしていたし、次が大晦日だと(試合間隔が)あいちゃうし、試合もしたかったので(ビービ戦を)決めました」と今回の一戦を決めた理由を述べると、「(ビービは)アメリカ的なファイトスタイルだから、それが最先端のアメリカだったとしたらいい基準になるので、いろいろ試したいと思います」と意欲。ビービはDREAMでは2戦2敗だが「外国人が日本に来て調整するのは難しいと思います。けど、(ビービは)次で3試合目ですからね」と今回は万全のコンディションで臨んでくることを予測し、「俺は急に試合が決まるとヘマをするタイプだから気を引き締めて試合したいと思います」と語っていた。

また、昨年の戦極フェザー級GPファイナリスト、DREAM初参戦となった前回『DREAM.15』では横綱相撲でジョン・ヨンサムに勝利した小見川道大は、今年3月の『DREAM.13』で前田吉朗をハイキックでKOに下しているコール・エスコベドと対戦だ。「いつも通り完璧に勝ちます。クソッタレ劇場、乞うご期待ください」と闘志漲らす小見川は、今大会、熱望していたビビアーノとの対戦は叶わずとも「まだやるときじゃないのかなと。自然とそういう流れは来ると思うので、そのときを待ちます」と意に介せず。そして、「結構いい仕上がりです。去年の大晦日くらいよりも全然今のほうが強い感じなので、それを試したいという意味合いも込めて、今度は“ネオ柔道”じゃなくて“ネオボクシング”ですから。見ててください」と自分のファイトスタイルにさらなる自信を深めたことを明かすと、「(エスコベドの試合)映像を見たことないんですけど、いつも通り自分のスタイルで行けば問題ないと思います」と揺るぎない勝利への自信を見せていた。

そして、ともに前回の試合で勝利を収めている石田光洋と西浦“ウィッキー”聡生が一騎打ちだ。『DREAM.14』で所英男からKO勝利を収めたウィッキーは、「勢い見せます、バコーンって。すぐ終わっちゃうんじゃないですか?」「強いと思うし、いいんですけど、客観的に石田さんの試合を見たいなとは思わない」「恐怖感がないんですよね。“殺し合い”というイメージじゃなくて“スポーツ”っぽいイメージなので」と挑発的な言葉を連発。「昔だったら確実に塩漬けになってると思うんですけど、今はならないと思いますよ。アメリカで立つ練習もいっぱいしたんで、それを試す意味では楽しみ」と語ると、「自分が負けちゃったら面白くない試合になっちゃうと思うので、バンバン行って、アメリカで修行したのを出して、いい試合にしたいですね」と完全決着を狙う姿勢だ。

一方、前回『DREAM.15』でDJ.taikiを圧倒した石田は、ウィッキーの挑発的な言葉を「別になんとも思っていません。チクリと言ってきたな、くらいです」と一笑に付すと、ウィッキーの印象について「一発を持っている強い選手。ひらめきを大切にする天才肌」と評価。「フェザー級に転向した時点でいずれやる相手だと思っていました。警戒するところ? 全部警戒しています。アメリカ修行の成果も全部は見せてないと思いますし。自分を信じて思いっきり闘おうと思います」と全力ファイトを誓っていた。

この日の会見で計8試合が決定した『DREAM.16』だが、笹原EPによると、最終的には「全9~10試合になると思います」とのこと。残り1〜2試合は、ミノワマン、山本“KID”徳郁と交渉しているようだ。この日の会見、会見後の囲み取材の模様はhttp://www.ustream.tv/recorded/9544655でチェック!!

【『DREAM.16』決定対戦カード】
■フェザー級ワンマッチ
高谷裕之(日本/高谷軍団)vsチェイス・ビービ(アメリカ/HITスクワッド)
■フェザー級ワンマッチ
小見川道大(日本/吉田道場)vsコール・エスコベド(アメリカ/Pacific Martial Arts)
■フェザー級ワンマッチ
石田光洋(日本/T-BLOOD)vs西浦“ウィッキー”聡生(日本/STGY)

【『DREAM.16』既報対戦カード】
■ミドル級ワンマッチ
桜庭和志(日本/LAUGHTER7)vsジェイソン“メイヘム”ミラー(アメリカ/チーム・メイヘム・ミラー)
■ライト級ワンマッチ
青木真也(日本/パラエストラ東京)vsマーカス・アウレリオ(ブラジル/アメリカン・トップチーム)
■フェザー級ワンマッチ
宮田和幸(日本/BRAVE)vsリオン武(日本/シューティングジム横浜)
■フェザー級ワンマッチ
所英男(日本/チームZST)vsヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー)
■ライトヘビー級王座決定戦
ゲガール・ムサシ(オランダ/チーム・ムサシ/レッドデビル・インターナショナル)vs水野竜也(日本/フリー)