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2010年9月9日

「どんなに調子が悪くても負けはないと思っています」
宮田和幸インタビュー

9・25『DREAM.16』(日本ガイシホール)にて行われるDREAMフェザー級ワンマッチ、リオン武戦に臨む宮田和幸にインタビュー。リオン戦に向けての意気込みを語ってもらった。【取材日:2010年9月5日】

■「65キロとか63キロでは負けない自信があります」

──『DREAM.16』出場が決定しました。
宮田 そろそろ試合かなと思っていました。
──今月、埼玉県の三郷にもご自身のジム『BRAVE』をオープンされましたが、ジムを拡大されて何か気持ち的に変わったところはありますか?
宮田 ジムを増やしてというか、ジム生や後輩たちがいるということで、そのお手本になろうとは思いますよね。ボスがカッコイイほうがいいじゃないですか。いいところを見せたいですし、勝ちたいです。
──リオン武選手との対戦が決定しましたが、リオン選手の印象というのは?
宮田 修斗で何回か試合を見させてもらったんですけど、気持ちがすごく強いという印象ですね。じゃないとあんな逆転勝ちできませんよ。とにかく逆転勝ちがすごく多いんですよね。最後まで気の抜けない相手だと思います。
──リオン選手は「気持ちが弱かったから(リングネームに)『リオン(=Lion)』と付けた」ということをおっしゃっていました。
宮田 気持ちはどう考えても強いと思いますよ。みんなそういう気持ちの弱さを隠して虚勢を張ってる中で、そういうことを言える時点で強いと思います。
──日本人対決ということについてはどうですか?
宮田 ここ最近、4戦くらい日本人相手ですから、特にはないですね。
──つぶし合いになるというか、日本人相手だとやりづらさというのもあると思うのですが。
宮田 それはありますよね。でも、自分は今まで相手を選んだことないですから。やりたいなとかやりたくないなというのは自分の中では多少ありますけど、これまでずっと用意された相手としか闘ってないですからね。まあ、65キロとか63キロでは負けない自信がありますから。実際に負けてないですし。どんなに調子が悪くても負けはないと思っています。とにかくパワーとか瞬発力とか、フィジカルには自信ありますからね。ジョー・ウォーレンくらいじゃないですか。パワー、瞬発力、レスリングで自分が負けるかもしれないと思う相手は。日本人にはさすがに負けないと思います。

■「すべてを懸けて次の試合に臨みます」

──理想的な勝ち方というのは?
宮田 理想は一本で勝ちたいというのはありますけど、なかなか相手のレベルも高いですからね。まずは確実に1Rから圧倒して、削って削って最後極めたいです。
──今回はどういうテーマを持って試合に臨みますか?
宮田 特にはないんですけど、とにかく用意された相手、K-1のルールだろうが総合のルールだろうが海外でやろうが、とにかく引退するまで負けない。あと3年は負けたくないですね。
──DREAMフェザー級のタイトルに関してはどうですか?
宮田 組まれればやりたいですけど、順番的にはこれに勝って次勝って、その次くらいの感じじゃないですかね。
──10月1日にはレスリングで千葉国体に出場されるそうですね。
宮田 総合のためにもなるので一応レスリングの練習もするとは思うんですけど……ただ、今は正直、国体のことはまったく考えてないです。そういうことを考えると絶対に足下をすくわれますから、このDREAMという舞台では。トップの選手しかいないので、すべてを懸けて次の試合に臨みます。

【『DREAM.16』既報対戦カード】
■ミドル級ワンマッチ
桜庭和志(日本/LAUGHTER7)vsジェイソン“メイヘム”ミラー(アメリカ/チーム・メイヘム・ミラー)
■ライト級ワンマッチ
青木真也(日本/パラエストラ東京)vsマーカス・アウレリオ(ブラジル/アメリカン・トップチーム)
■フェザー級ワンマッチ
宮田和幸(日本/BRAVE)vsリオン武(日本/シューティングジム横浜)
■フェザー級ワンマッチ
所英男(日本/チームZST)vsヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー)
■ライトヘビー級王座決定戦
ゲガール・ムサシ(オランダ/チーム・ムサシ/レッドデビル・インターナショナル)vs水野竜也(日本/フリー)