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■メルヴィン・マヌーフ「DREAMのタイトル。それこそが俺の夢」

「（試合を2日後に控えた今の心境から聞かせてください）気分はいいよ。トレーニングもうまくいっていて、すべて順調。減量も問題ない。（相手の水野選手の印象を教えてください）背の高い日本人で、柔道家かなんかのチャンピオンだと聞いている。俺はどんな選手でもリスペクトするが、リングに入ったら俺の仕事をするだけだ。（どんなフィニッシュをイメージされていますか？）どの選手でもKOすることを夢見ている。だから今回も彼をKOしに行くが、まず大事なのは勝つことだ。最終的には勝つ。それが一番大事だ。（今回勝てば次はDREAMライトヘビー級王座を懸けた試合となりますが、DREAMのタイトルへの思いというのがあれば教えてください）それこそが俺の夢。一昨年のミドル級GPは残念な結果で、辛く、苦い思いをした。自分にとってはチャンピオンになることが大事なんだ。気持ちはチャンピオンだが、その形としてのベルトが欲しい。チーム、家族のためにもな。明後日はその夢への第一歩。今回勝って、次の相手が決まったら、また対策を考えて努力をするよ。（減量はあまりないと思いますが、こっちのほうがコンディションはいいですか？）体重は増やすのでも減らすのでも問題ない。減量があったとしても変わらないよ。（この一戦に向けて特別なトレーニングはしましたか？）特に変わったことはしていない。しいて言うなら、昔のメルヴィンになるように、昔取り入れていたトレーニングを増やしたんだ。爆発力を増やすようなトレーニングをね。うまくいっていると思うし、明後日本当にうまくいっているか確認するつもりだ」

■J.Z.カルバン「菊野のほうがプレッシャーを感じていると思うよ」

「（1年2ヵ月ぶりのDREAM参戦となりますが、コンディション作りを含め、どのようなトレーニングをしていたのですか？）まず手術をして、それが回復してからハードなトレーニングをしたよ。水泳、ランニングもしてコンディション作りにも励んだ。（手術箇所というのは？）それは昔のことなので話をしたくないんだ。もう前を向いているので、これからのことを話したい。ごめんね。（現在、DREAMで2連敗中という現状については、ご自身の中でどう捉えていますか？）もちろん気分は良くないけど、敗戦から得るモノもたくさんある。僕はポジティブな気持ちでいることが大事だと思っているんだ。前向きに捉えて生きていけば、神がいつか祝福してくれると信じている。（相手の菊野克紀選手の印象を教えてください）いい試合になると思うよ。どちらかというと、菊野のほうがプレッシャーは大きいんじゃないかな。日本の新しい選手として期待されているので、彼のほうがプレッシャーを感じていると思うよ。僕は1年ぶりの試合なので、やらなくてはいけないことがたくさんある。プレッシャーは感じていないよ。（菊野選手の得意技である三日月蹴りは脅威に感じますか？）ムーンキックだね。どんな試合でも相手の技を利用して勝つような試合運びをしたいと思う。（菊野選手は他にはないスタイルの選手ですが、やりにくさはありませんか？）特に難しいことはないと思うよ。ただ、しっかりした準備は必要だと思うけどね。僕には優秀なトレーナーもいるし、ATTにはいろいろなバックグラウンドを持った選手がいるので、彼らの力も借りて、頭を使って闘いたいと思うよ。（今大会では青木選手と川尻選手がDREAMライト級タイトルを懸け激突しますが、カルバン選手はどちらが勝つと予想しますか？）川尻が勝つと思う。今回の試合の性質からいって、川尻なんじゃないかな。（ストライクフォースと契約したと思うんですけど、何試合契約ですか？）え〜と……分からないです（笑）。（DREAMと並行して闘っていくことになると思いますが、目標があれば教えてください）僕は日本で試合することが大好きなんだ。でも、自分の階級でナンバーワンになりたい。そのためには日本とアメリカの両方のプロモーションでチャンピオンにならなくてはいけないんだ。あと、随分長いことアメリカに住んでいるので、身近な人にも自分の試合を見せられるんだよね。一番のファンである母にも試合を見せたいと思うよ」

■青木真也「試合に集中するためにいろいろなものと闘っている」

「（調印式から2日しか経っていませんが、気持ちとしてはそのときと変わりはないですか？）そうですね。7月10日にすべてを出すということに変わりはありません。（調印式での心境と今の心境とで変化はありますか？）特に、今も変わりはないんですけどね。起伏もありますし、試合に集中するためにいろいろなものと闘っているという表現が、一番分かりやすいと思います。（いろいろなものとは？）言えないことも含めてすべてです（笑）。（試合に向けての仕上がり具合は？）仕上がり自体は問題ないので、あと少し減量して、最高の状態に持っていきたいと思います」

【『DREAM.15』対戦カード】
■DREAMライト級タイトルマッチ
青木真也（王者/日本/パラエストラ東京）vs川尻達也（挑戦者/日本/T-BLOOD）
■ライトヘビー級王座挑戦者決定戦
メルヴィン・マヌーフ（オランダ/ショー・タイム）vs水野竜也（日本/U-FILE CAMP.com）
■ライトヘビー級王座挑戦者決定戦
ゲガール・ムサシ（オランダ/チーム・ムサシ/レッドデビル・インターナショナル）vsジェイク・オブライエン（アメリカ/インテグレイテッド・ファイティング・アカデミー）
■ミドル級ワンマッチ
中村和裕（日本/吉田道場）vsカール・アモーゾ（フランス/チーム・アモーゾ）
■ライト級ワンマッチ
J.Z.カルバン（ブラジル/アメリカン・トップチーム）vs菊野克紀（日本/ALLIANCE）
■フェザー級ワンマッチ
小見川道大（日本/吉田道場）vsジョン・ヨンサム（韓国/CMA KOREA/冠岳BJJ所属）
■フェザー級ワンマッチ
石田光洋（日本/T-BLOOD）vsDJ.taiki（日本/フリー）

関連選手：

青木　真也、アリスター・オーフレイム、アンディ・オロゴン、アントニオ・バヌエロス、アンドリュース・ナカハラ、池本　誠知、石井　慧、石田　光洋、泉　浩、今成　正和、ヴィラミー・シケリム、宇野　薫、エイブル・カラム、エディ・アルバレス、エメリヤーエンコ・ヒョードル、大沢　ケンジ、大塚　隆史、大山　峻護、小見川　道大、川口　雄介、川尻　達也、カール・アモーゾ、菊野　克紀、北岡　悟、京太郎、KJ・ヌーン、ゲガール・ムサシ、コール・エスコベド、桜井“マッハ”速人、桜庭　和志、柴田　勝頼、昇侍、白井　祐矢、ジェイク・オブライエン、J.Z.カルバン、ジェイソン・ハイ、ジェイソン“メイヘム”ミラー、ジェラルド・ハリス、ジェロム・レ・バンナ、ジェームス・トンプソン、ジョシュ・トムソン、ジョン・ヨンサム、鈴川　真一、高谷　裕之、ダレン・ウエノヤマ、チェイス・ビービ、長南　亮、DJ.taiki、所　英男、トレヴァー・プラングリー、ドリュー・フィケット、中村　和裕、中村　大介、中村　優作、長島☆自演乙☆雄一郎、西浦“ウィッキー”聡生、バル・ハーン、パーキー、廣田　瑞人、ビビアーノ・フェルナンデス、福田　力、藤原　敬典、古木　克明、ブルーノ・カルバーリョ、ホドルフォ・マルケス・ディニス、ボブ・サップ、前田　吉朗、松本　晃市郎、マリウス・ザロムスキー、マーカス・アウレリオ、水野　竜也、光岡　映二、ミノワマン、宮田　和幸、メルヴィン・マヌーフ、山崎　剛、大和　哲也、山本　篤、ヤン・カブラル、ユサップ・サーデュラエフ、ヨアキム・ハンセン、リオン　武、ロブ・マックロー、渡辺　一久

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