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2010年5月27日

5・29『DREAM.14』さいたまスーパーアリーナ大会開催直前!!
出場ファイターに意気込みを聞く!! PART.1

5・29『DREAM.14』さいたまスーパーアリーナ大会開催直前!!
出場ファイターに意気込みを聞く!! PART.1
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■ハレック・グレイシー「彼に掴まれなければ勝利に近づくでしょう」

「(最後にDREAMに出場したのが2年前の『DREAM.4』ですが、この2年間でMMAファイターとして強化した部分を教えてください)全体的に強化しました。2年前よりスピードも上がって、自信も付いてきました。質の高いトレーニングパートナーと質の高い練習をしているので、全体的に強化されたと思います。(桜庭選手の印象を教えてください)ちょっとクレイジーな選手だと聞いていますが、私個人としては素晴らしいファイターだと思います。対戦がとても楽しみです。彼を相手に自分を試せるいい機会だと思います。(桜庭選手は叔父であるホイス、ホイラーを破ったことがありますが、グレイシー一族の一員として桜庭選手に対して特別な感情はありますか?)確かに桜庭選手は以前、ホイスに勝っていますが、その後、ホイスも桜庭選手に勝っています。ですから、私としては、今回は自分の力を試す機会だと認識しています。(今回はハレック選手にとって初のケージになると思うのですが、どのようなケージ対策を行ってきましたか?)私は生まれてからずっといろんな準備してきました。確かにリングとケージでは違いがあります。準備ができているできていないで違うでしょう。私は準備できているので心配はしていません。(叔父さんからアドバイスはありましたか?)『キムラロックには気を付けろ』と言われました(笑)。『自分の闘いをしろ』と。特に心配している様子はありませんでしたよ。(桜庭選手は『グレイシーハンター』と呼ばれていますが、プレッシャーはありませんか?)まったくありません。確かに桜庭選手は叔父や従兄弟と闘っていい成績を残していますが、私にはいろいろなツールがあります。今はとにかく早く試合を終わらせたいです。(そのツールとは?)私のほうがスピードの面で優っていると思います。テクニックに自信があります。そういう自信がある以上、負けるとは考えにくいのです。彼に掴まれなければ勝利に近づくでしょう。チャンスが来たらそのチャンスは逃しません」

■イマニー・リー「レッグロックの対策も万全だ」

「準備万端です。リングやらなければいけないこと、つまり闘うことを楽しみにしています。(DREAM初参戦となりますが、DREAMにはどんな印象を持っていますか?)私はアメリカでK-1の試合にも出たことがあるのですが、その頃からDREAMはビッグプロモーションだと認知していました。トレーニングパートナーのザ・プレデターも日本のイベントに参加していたので、私もいつか出たいと思っていました。そして今回オファーをもらい、ちょうどWWEとの契約も満了したので、DREAMで新たなキャリアを築いていきたいと思います。ミノワマンと闘えるのが楽しみです。ミノワマンは日本でセレブなファイターだと聞いているので、そのようなファイターと闘えて光栄です。(そのトレーニングパートナーとは?)ザ・プレデターです。(今回はケージでの闘いとなりますが、ケージでの試合の経験はありますか?)あります。1ヵ月前にも闘ったんですけど、失敗して負けてしまいました。しかし、今回は準備万端です。(リングとケージではどちらがやりやすいですか?)断然リングです。ケージでの闘い方はまだ学んでいる段階です。でも、試合する準備はできています。(WWEの契約期間というのは?)2008年から2010年の頭までです。何戦かはテレビでも放送されました。(WWEでのリングネームは?)“プリティボーイ”ネルソンロイ。(WWEでの得意技は?)パワースラムです。(パワースラムはMMAでも出せそうですか?)そういうチャンスがあればぜひ取り入れたい。それが決まればすぐに試合が終わるだろうからね(笑)。(MMAでの得意技は?)立ち技です。(ミノワマン対策は?)ちょうど話を貰ったのが3週間前。他の試合の予定もあったので準備はできていましたし、ミノワマンのビデオを取り寄せビデオを見て研究もしました。レッグロックの対策も万全です。打撃で勝利を収めたいと思っています」

■ニック・ディアス「DREAMにはこれまでどおり独自のルールを貫いてほしい」

「(約2年ぶりとなるDREAMでの試合ですが、今の心境から聞かせてください)2年経ってる気はしないね。一つ残念なことは、今回の試合がケージで行われるってことだ。PRIDE、DREAMはリングで行われてきたからな。日本のリングでの試合を楽しみにしているので残念だよ。まあ、ケージの試合は慣れているからいいんだけどね。(対戦相手の桜井“マッハ”速人選手の印象を教えてください)長い間対戦したいと思っていた選手。日本で自分に相応しい相手と闘いたいと思っていたので、桜井は恰好の相手だ。これまでも何回か対戦する話はあったんだけど、土壇場で相手が変わったり、オレが日本に来られないときもあって、実現できなかった。今回、それが叶って嬉しいよ。(今回の一戦がケージで行われることは、ディアス選手に有利に働くと思いますか?)自宅にもジムにもケージがあって、そこで常に練習しているからね。十分に準備はできているよ。でも、確かにケージで闘うことは有利になると思うが、今回はケージだからといって結果に影響はないと感じている。(先月のストライクフォースで青木真也選手がディアス選手のトレーニングパートナーでもあるメレンデス選手に負けてから、DREAMも北米のプロモーションと同じようにケージにしたほうがいいという意見と、このままリングを使用して独自の路線で行くべきだという意見が出ています。ディアス選手の意見を聞かせていただけますか?)DREAMがケージにするのは間違っていると思う。日本独自の路線でリング、ルールを貫くべきだ。他の国にならってケージにするのはやめたほうがいい。むしろ、他の国が日本にならうべきだ。やはりケージだと技術的にもいろいろなことが制限されてしまう。ケージを使ってしまうと、格闘技というよりもスポーツになってしまうと思うんだ。誰がベストなMMAファイターなのかを見るためには、ケージではなくリングのほうがいいのではないかと感じている。過去100年、あるいはそれ以上、人は闘う場所としてケージではなくリングを使ってきた。その長い歴史を無視してケージにしてしまうというのは、オレとしては理屈が通らない話だ。今回はDREAMのプロデューサーがアメリカのファイティングにならってケージにしたと思うんだが、DREAMにはこれまでどおり独自のルールを貫いてほしいね。(ストライクフォース、北米を代表する気持ちはありますか?)メディアはそう見るかもしれないが、オレとしてはどうでもいい。チーム、家族を代表するという気持ちはあるけどね。(今、強化している練習があったら教えてください)総合的に強化しているが、特にレスリングに重きを置いて練習しているよ。サクラメントやサンフランシスコでギルバート・メレンデスやジェイク・シールズと練習しているんだが、パワー、スピードともに向上できたと思う。もちろんMMAは多面的なトレーニングが必要なので、レスリング以外のトレーニングもしている。(日本のファンにアピールしたいポイントは?)オレが世界の中でもベストなファイターだということを見ていただきたい。オレは他の選手とは違う。寝技、立ち技、柔術、ボクシング、すべて一流のトレーナーと練習している。オレはすべてできるオールラウンダーなんだ。オレがベストな選手だということを見せたいね。(GSPにも勝てる?)勝てると思うよ。(マッハ選手が今回の一戦に際し、進退を懸けるような発言をしているのですが?)自分のパフォーマンスが良くないから引退するというのであれば、それに対してなんの感情もないよ」

【『DREAM.14』全対戦カード】
■第8試合/ウェルター級ワンマッチ
桜井“マッハ”速人(日本/マッハ道場)vsニック・ディアス(アメリカ/シーザー・グレイシー柔術)
■第7試合/ミドル級ワンマッチ
桜庭和志(日本/ Laughter7)vsハレック・グレイシー(ブラジル/グレイシー柔術)
■第6試合/フェザー級ワンマッチ
高谷裕之(日本/高谷軍団)vsヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー)
──休憩──
■第5試合/フェザー級ワンマッチ
山本“KID”徳郁(日本/KRAZY BEE)vsキコ・ロペス(アメリカ/チーム・クエスト)
■第4試合/フェザー級ワンマッチ
所英男(日本/チームZST)vs西浦“ウィッキー”聡生(日本/STGY)
■第3試合/フェザー級ワンマッチ
宮田和幸(日本/Brave)vs大塚隆史(日本/AACC)
■第2試合/フェザー級ワンマッチ
前田吉朗(日本/パンクラス稲垣組)vs大沢ケンジ(日本/和術慧舟會A-3)
■第1試合/無差別級ワンマッチ
ミノワマン(日本/フリー)vsイマニー・リー(アメリカ/シャーク・タンク・ジム)