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2009年12月21日

「対抗戦の一発目で決着つけたいです」
柴田勝頼インタビュー

12・31『FieLDS Dynamite!!〜勇気のチカラ2009〜』(さいたまスーパーアリーナ)にて行われるDREAMvsSRC対抗戦、泉浩戦に臨む柴田勝頼にインタビュー。泉戦が決定した心境を語ってもらった。【取材日:2009年12月15日】

■「早く殴りたいっていう感じです。燃えてます」

──12・31『FieLDS Dynamite!!〜勇気のチカラ2009〜』(さいたまスーパーアリーナ)出場が決定しました。
柴田 ありがとうございます!
──先程(15日)の記者会見では物凄く気合いが入っているように見えました。
柴田 気合い入ってますね。早く殴りたいっていう感じです。燃えてます。泉選手とは喋ったこともないので、心置きなくガンガンいけると思いますね。
──泉選手のデビュー戦(9・23『戦極~第十陣~』アンズ・“ノトリアス”・ナンセン戦)は、会場でご覧になったそうですね。
柴田 会場で見ました。柔道の銀メダリストなので、もっと固く、組んで倒してコツコツみたいな、そういう作戦で試合をすると思ったんですけど、キックボクサー相手に打撃でガンガンいく姿勢が本当に面白いなと思いましたね。残念ながら負けてしまったんですけど、素晴らしいハートの持ち主だと思います。だから、心置きなく年末はドッカンドッカンいけると思いますね。
──泉選手も会見で柴田選手となら「殴り合えるだろうなと思います」と言っていました。
柴田 望むところですよ。「白黒つけようよ」って。でも、これだけ言ってて、向こうが柔道衣を着てきたら笑っちゃいますけどね(笑)。別に着てきてもいいんですけど。向こうが柔道にこだわって道衣を着てきたら、それだったら前(秋山成勲戦)にやられたような技ではやられないようにしっかり対策できてますので。
──では、泉選手との対戦に際し、新たに柔道家対策をすることはないと?
柴田 特に必要ないんじゃないですかね。今やってる練習を信じてやってきて、やっと今年になって結果がついてきた感じなので、自分の闘い方をするだけです。
──泉選手はアテネ五輪の柔道銀メダリストで、昨年行われた北京五輪にも出場しました。泉選手の柔道時代の試合はご覧になったことはありますか?
柴田 残念ながら僕の家にはテレビがないんで、オリンピックの試合は見てないんですよ。オリンピック自体を見てないんです。だから、柔道時代の試合はまったくわかんないですね。ただ、銀メダルを取ってるんで、柔道は強いだろうと。
──ちなみに、プロレス時代も含め、五輪メダリストと対戦するのは初めてですか?
柴田 初めてですね。でも、特に気にしてないです。柔道の銀メダルというのは凄いことだと思うんですけど、それは柔道でメダルを取りたくて頑張った人の結果であって、僕はメダルが欲しくてやってきたわけじゃないし、プロレスラーとして強くなりたいと思うから今この場にいるので、はい。

■「負けられませんね。いや、負けないですよ」

──今回は“プロレスvs柔道”のような見方もできると思うのですが、そのへん柴田選手はどのように感じていますか?
柴田 まあ、それは好きなように見てもらえれば。“プロレスvs柔道”だろうが“DREAMvs戦極”だろうが、好きなように見てもらえればと思います。でも、この前の試合でも泉選手は殴りに行ってたんで、“ファイター”泉浩と闘うっていう気持ちですよね。一ファイターとして素晴らしい姿勢を持った選手だなと思うので、そういう選手と闘えることは凄く光栄です。
──泉選手のコーチとして安生(洋二)選手がついてます。
柴田 泉選手からはまったく“U”の香りはしないですけどね(笑)。でも、安生さんと練習をやってるっていうのは、ちょっと縁があるのかなって思います。僕は今年、ミノワマン選手、石澤(常光)さん、そして最後は安生さんの教え子である泉選手。なんかこう、繋がっているというか、締めの試合になるんじゃないかっていう感じはします。キッチリ締めたいです。
──今年は駆け上がってきた一年でしたね。
柴田 そうですね。今年はターニングポイントとなる一年でした。大事な試合ばかりだったんで、最後の締めくくりでコケないように、はい。入場でコケても、試合ではコケないように頑張ります。
──そういった意味でも、今回の一戦は絶対に負けられないですね。
柴田 負けられませんね。いや、負けないですよ。
──最後に改めて、DREAMvsSRC対抗戦・泉浩戦に向けての意気込みを聞かせてください。
柴田 ガーンってぶつかり合う試合をお互いが望んでいるんで、面白い試合になると思います。ぜひ対抗戦の一発目で決着つけたいですね。お互いにキャリアも少ないですから一発目でやりたいです。

【『FieLDS Dynamite!! ~勇気のチカラ2009~』対戦カード】
■DREAMvsSRC対抗戦
山本“KID”徳郁(日本/KRAZY BEE)vs金原正徳(日本/パラエストラ八王子/チームZST)
■DREAMvsSRC対抗戦
桜井“マッハ”速人(日本/マッハ道場)vs郷野聡寛(日本/GRABAKA)
■DREAMvsSRC対抗戦
柴田勝頼(日本/LAUGHTER7)vs泉浩(日本/プレシオス)
■DREAMvsSRC対抗戦
所英男(日本/チームZST)vsマルロン・サンドロ(ブラジル/ノヴァ・ウニオン)
■DREAMvsSRC対抗戦
高谷裕之(日本/高谷軍団)vs小見川道大(日本/吉田道場)
■DREAMvsSRC対抗戦
アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー)vs藤田和之(日本/藤田事務所)
■SRCヘビー級ワンマッチ
吉田秀彦(日本/吉田道場)vs石井慧(日本)
■スーパーハルクトーナメント〜世界超人選手権〜 決勝戦
ミノワマン(日本/フリー)vsソクジュ(カメルーン/チーム・クエスト)
■魔裟斗引退試合/K-1ルール(3分5R延長1R)
魔裟斗(日本/シルバーウルフ)vsアンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング オランダ)
■K-1ヘビー級ワンマッチ
西島洋介(日本/AK)vsレイ・セフォー(ニュージーランド/レイ・セフォー ファイト アカデミー)
■K-1甲子園準決勝戦/K-1甲子園ルール
HIROYA(セントジョーンズインターナショナルハイスクール/3年)vs野杁正明(至学館高等学校/1年)
■K-1甲子園準決勝戦/K-1甲子園ルール
嶋田翔太(私立西武台高校/3年)vs石田勝希(初芝立命館高等学校/2年)
■K-1甲子園決勝戦/K-1甲子園ルール
HIROYA×野杁正明の勝者vs嶋田翔太×石田勝希の勝者
■K-1甲子園リザーブファイト/K-1甲子園ルール
藤鬥嘩裟(勇志国際高校/2年)vs日下部竜也(愛知県立豊田高校/2年)