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2009年10月9日

笹原EPが桜庭の連続出場の可能性について言及!
『DREAM.12』追加カード発表記者会見

10月9日(金)、都内・ALLIANCE-SQUAREにて行われた菊野克紀の公開練習終了後、笹原圭一DREAMイベント・プロデューサーが囲み会見を行い、10・25『OLYMPIA DREAM.12』(大阪城ホール)の追加対戦カードを発表した。
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発表されたカードは、【ミドル級ワンマッチ】メルヴィン・マヌーフvsゼルグ“弁慶”ガレシック、【ミドル級ワンマッチ】パウロ・フィリオvsユン・ドンシクの2試合。笹原EPによると、残り4〜5カードが追加され、同大会は全9〜10試合で行われるとのことだ。

また、初のケージ使用となる『DREAM.12』は、時間が5分3Rとなること以外は、通常のDREAMルールで行われることが正式決定。UFCやストライクフォースなど、海外のケージイベントでは「ヒジ打ち」をOKとしているところが多いが、ヒジ打ちはなし。判定はマストシステムで行われ、ブレイクのタイミングも通常のDREAMでの試合と同様だ。ケージの形状についてだが、現在、検討・製作中とのこと。笹原EPは「いわゆる金網以外の素材で使えるものがないか工夫を重ねています。網の固さ、色。基本、お客さんが見やすいようにということを念頭に入れて製作していきます」と語っている。

そして、この日の公開練習で菊野克紀が大晦日での川尻達也戦を熱望した件について触れた笹原EPは、「いいですよね、あのようなアピールは。青木vs川尻というのは既定路線ではありますが、最終決定ではありません。『川尻vs菊野のほうが見たい!』というファンの皆さんの声が集まれば、そういう可能性もあると思います。しかし、そのためには菊野選手はここで勝たないといけません。当然、いずれは組んでみたいカードではあります」とコメント。気になる桜庭和志の『DREAM.12』出場については、「正直、(出場するかどうか)分かりません。プロモーターとしては、桜庭選手のあの世界観とケージがドッキングしたらどうなるか、非常に興味があります。しかし、前の試合との間隔も短いですし、大晦日も控えています。簡単に『お願いします』『はい、分かりました』ではないですからね。これから慎重に話を進めていきますが、ラブコールは送り続けていきたいと思います」と語るにとどまった。

また、笹原EPは先日開催された『DREAM.11』の会場内で起きたファン同士によるトラブルについても言及。「どういう状況だったのか調べているところです。会場内で起こったことは、私たちの責任。より警備システムを強化しなければいけないと思っています。トラブルが起こって、まったく関係のないお客さんに迷惑が掛かってはいけません。このようなことが二度と起こらないよう、キチンと調べて、トラブルを起こした人には厳重に注意したいと思います」と語った。

【『DREAM.12』決定対戦カード】
■ミドル級ワンマッチ
メルヴィン・マヌーフ(オランダ/ショー・タイム)vsゼルグ“弁慶”ガレシック(クロアチア/チーム・トロージャン)
■ミドル級ワンマッチ
パウロ・フィリオ(ブラジル)vsユン・ドンシク(韓国/チーム・ユン)

【『DREAM.12』既報対戦カード】
■フェザー級ワンマッチ
前田吉朗(日本/パンクラス稲垣組)vsチェイス・ビービ(アメリカ/HITスクワッド)
■DREAMライト級ワンマッチ
エディ・アルバレス(アメリカ/エリートXC/ファイト・ファクトリー)vs菊野克紀(日本/ALLIANCE)
■DREAMライト級ワンマッチ
弘中邦佳(日本/マスタージャパン)vsパーキー(韓国/CMA Korea)

<参戦予定選手>
ペ・ミョンホ(韓国/CMA kOREA)、中村大介(日本/U-FILE CAMP.com)