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2009年10月7日

ビビアーノ、青木、川尻、ミノワマンが登壇!!
『DREAM.11』一夜明け会見

『HEIWA DREAM.11 フェザー級グランプリ2009決勝戦』から一夜明けた10月7日(水)、都内ホテルにて一夜明け会見が行なわれた。
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この日、会見に出席したのは、ビビアーノ・フェルナンデス、青木真也、ミノワマン、川尻達也の4選手。激闘から一夜明けた心境を語るとともに、今後の抱負を語った。

まずは、DREAM級フェザー級GPを制し、見事初代DREAMフェザー級王者となったビビアーノ・フェルナンデスは、「昨日はまるで戦争でした。高谷選手はスタンドの素晴らしい選手で、そして自分もスタンドができることを証明できたと思います。私は成長しています」とコメント。MMAファイターとしてさらなる成長を求め、「コンプリートファイターになっていきたいです」と抱負を述べた。そんなフェザー級王者に対し、笹原圭一DREAMイベント・プロデューサーは「今後、防衛戦ということになりますが、フェザー級には強い選手がいっぱいいますので、防衛を重ねていって、DREAMフェザー級のベルトの価値を高めていってもらいたいと思います。ビビアーノ選手ならそれができると思います」と期待。この言葉を受け、ビビアーノは「私は相手を選びません。相手の挑戦を受けて立つだけです」と気を引き締め直していた。

ヨアキム・ハンセンを破りDREAMライト級新王者となった青木真也は、「本当に勝ちたかったんで、またベルトが獲れたことを嬉しく思います」と昨夜の激闘を振り返ると、「チャンピオンになってもなんも変わりません。食べ物も練習も吸う空気も変わりません。いつもどおり青木真也というスポーツをやり続けていきたいと思います」と自然体を強調。続けて、「ビビアーノ選手も柔術でボクも柔術で、やっぱり柔術って強いなって思いました」と笑顔を見せると、これにはビビアーノも首を大きく縦に振り「まったくそのとおり! MMAで柔術ができなければ死んだも同然です」と呼応していた。さらに青木は、昨夜は「DREAMのチャンピオンらしくガストで食事をしまして、やっぱりガスト、ファミレスってうめえなと(笑)」と前回同様、ガストで食事を取ったことを報告。そして、「検討します」としていた大晦日での川尻達也とのライト級王座戦について聞かれると、「さすがにガストでは検討できないですからね(笑)。もうちょっと検討させてください」と巧みにはぐらかしていた。これを隣で聞いていた川尻達也は、「闘うのと同じで、はぐらかすのが巧いなって感じです」と苦笑い。しかし、昨夜のメルカ・バラクーダ戦に勝利しさらに勢いを増している川尻は、「勝利の余韻は昨日の祝勝会ですべて消化して、もう今は次の試合に向かって戦闘モードです。ビッシビシ行きたいと思います」と、青木の保持するライト級王座獲りに改めて強い意欲を示していた。

そして、スーパーハルクトーナメント準決勝でチェ・ホンマンから一本勝ちを収め、同トーナメント決勝戦進出を決めたミノワマンは、「体のほうはバリバリで、眠気も凄いんですけど、気持ちはスーパーヘブンです」と現在の心境をコメント。昨夜は夜遅くまで「自分の試合映像を3回見て、インターネットを見ていました」というミノワマンは、「次に向けてのどういった練習をするかは、まだ明確に決めていません。昨日の試合の反省をしてからです」とまずはホンマン戦で得た反省点を修正し、その後、「大晦日を予定しています」(笹原EP)という決勝戦(ソクジュ戦)に向けて準備をしていくようだ。

ちなみに、昨夜TBS系列で全国ネット放送された大会中継の視聴率は、平均で12.7%、瞬間最高はホンマンvsミノワマンで17.2%。笹原EPによると、平均視聴率は同時間帯で2位の成績とのこと。「『DREAM.9』のときと比べ落ちていますが、この時勢で12.7%という数字(視聴率)にはほっとしています。しかし、バンザイではないです。今回の数字を細かく分析、検討して、大晦日に繋げたいと思います」と語っていた。なお、地方局での視聴率は「関西12.9%、名古屋14.2%、札幌13.6%、九州18.4%、仙台12.1%、広島10.7%、静岡14.9%、福島12.7%、岡山・香川14.5%、新潟17.2%」とのことだ。

また、大晦日『Dynamite!!』の正式開催発表は今月中には、10・25『OLYMPIA DREAM.12』(大阪城ホール)の追加カードに関しては今週末にも発表される見込みだ。『DREAM.12』への連続出場が気に掛かる桜庭和志は、この日の会見には欠席。笹原EPは「怪我もなさそうですし、体調さえ問題なければ、連続出場してもらいたい」と改めて語っていた。