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2009年8月12日

メルヴィン・マヌーフがK-1世界最終予選GPに出場!
負傷により準決勝棄権も、1回戦ではラマザノフを豪快KO!!

8月11日(火)、『K-1 WORLD GP 2009 IN TOKYO -FINAL16 QUALIFYING GP-』が東京・国立代々木競技場第二体育館で開催。同大会ではDREAMで活躍するメルヴィン・マヌーフが世界最終予選GPトーナメントに挑んだ。

今年9月より開幕するK-1 WORLD GP 2009出場の一枠を争って行われた世界最終予選GPトーナメント。8人参加のこのトーナメントにDREAMミドル級でも活躍するメルヴィン・マヌーフがエントリーした。マヌーフの一回戦の相手は、ロシアのラマザン・ラマザノフ。1R、左ロー、左ミドルなど素早いキックをヒットさせるラマザノフに対し、それまで様子を見ていたマヌーフは一気に距離を詰めパンチを連打だ! ここで1つ目のダウンを奪ったマヌーフは、ラマザノフの左右のフックをかわすと、左フックを当てまたもダウンを奪取! 計2度のダウンを奪い見事KO勝ちを収め、準決勝進出を決めた。

しかし、優勝への期待が高まったマヌーフだったが、ラマザノフのローキックをカットした際、右スネに4センチほどの裂傷を負い、残念ながら準決勝を棄権。インタビュースペースに姿を現したマヌーフは、「勝ったのに準決勝に出られないなんて、なんとも複雑な心境だね(苦笑)。このまま行けば優勝できたかもしれないだけに残念だよ。でも、ラマザノフは強い選手だった。そんな選手と闘って負った傷なんだからしょうがないね」と、準決勝を棄権したとはいえ、圧勝とも言える試合内容だっただけに晴れ晴れとした表情で語っていた。

以下、『K-1 WORLD GP 2009 IN TOKYO -FINAL16 QUALIFYING GP-』の試合結果。

【『K-1 WORLD GP 2009 IN TOKYO -FINAL16 QUALIFYING GP-』試合結果】
■第1試合/リザーブファイト(3分3R延長1R)
○悠羽輝(日本/和術慧舟會DUROジム)[3R2分00秒、KO ※パンチ連打] プリンス・アリ(イラン/イラン大誠塾)×
■第2試合/ K-1世界最終予選GP1回戦(3分3R延長1R)
○メルヴィン・マヌーフ(オランダ/マイクス ジム)[1R2分16秒、KO※パンチ連打] ラマザン・ラマザノフ(ロシア/チーム ミスターパーフェクト)×
■第3試合/K-1世界最終予選GP1回戦(3分3R延長1R)
○ダニエル・ギタ(イギリス/タズジム)[1R1分28秒、KO ※左フック] ジョン・ラブ(ルーマニア/Kamakura Gym)×
■第4試合/K-1世界最終予選GP1回戦(3分3R延長1R)
○セルゲイ・ラシェンコ(ウクライナ/キャプテン)[3R判定3-0 ※30-29、30-28、30-28] セバスチャン・チオバヌ(ルーマニア/ローカルコンバットチーム)×
■第5試合/K-1世界最終予選GP1回戦(3分3R延長1R)
○ブリース・ギドン(フランス/メジロジム/Le Banner Xtream Team)[3R判定3-0 ※30-28 30-28 30-29]リコ・ヴァーホーベン(オランダ/チーム リコ)×
■第6試合/K-1世界最終予選GP準決勝(3分3R延長1R)
○ダニエル・ギタ(イギリス/タズジム)[1R1分28秒、KO ※右ローキック] 悠羽輝(日本/和術慧舟會DUROジム)×
■第7試合/K-1世界最終予選GP準決勝(3分3R延長1R)
○セルゲイ・ラシェンコ(ウクライナ/キャプテン)[2R0分34秒、KO ※右ストレート] ブリース・ギドン(フランス/メジロジム/Le Banner Xtream Team)×
■第8試合/スーパーファイト(3分3R延長1R)
○京太郎(日本/チーム ドラゴン)[3R1分20秒、KO ※右フック] ヤン・ソウクップ(チェコ/極真会館)×
■第9試合/スーパーファイト(3分3R延長1R)
○ピーター・アーツ(オランダ/チーム アーツ)[3R1分24秒、KO ※右ローキック] 西島洋介(日本/AK)×
■第10試合/K-1世界最終予選GP決勝戦(3分3R延長2R)
○ダニエル・ギタ(イギリス/タズジム)[1R2分19秒、KO ※右ローキック] セルゲイ・ラシェンコ(ウクライナ/キャプテン)×