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05年5月のマイク・ザンビディス戦以来、約4年ぶりに山本“KID”徳郁がK-1ルールに挑戦することとなった。対戦相手は、韓国のムエタイ・ジュニアライト級王者チョン・ジェヒだ。久々のK-1ルール挑戦にKIDは、「前回（『DREAM.9』）の試合が終わって、その日に谷川（貞治FEG代表）さんに『なんでもいいから試合あったら出させてください』とお願いしました。負けたことはしょうがないとして、前の試合は納得がいかなかった。どんどんリングに上がっていかないと“勘”は取り戻せないと思った。チャンスをもらったので、いい試合をしたいと思います」と意気込み。「もちろん、狙うのはKO。判定まで行ったら、向こうはキックを専門でやっている分、有利ですからね。違うフィールドだけど、総合の打撃も通用するってところを見せたい」とKIDらしい豪快なKOを狙う所存だ。

『DREAM.9』のジョー・ウォーレン戦敗戦のショックは「試合終わって30分くらいは落ち込んだけど、その後は、負けたことよりも、何が足りなかったのか、これからどういう練習をしていけばいいのかということに気持ちが切り替わったので、残念ながら落ち込むことはなかった（笑）。まあ、5歳のときからレスリングやってるし、その間、負けることは何度もあったからね」と引きずることはなく、現在は練習に集中している様子。復帰2戦目の舞台はK-1 MAXとなったKIDだが、「体が大丈夫だったら、どんどん出て行きたい」と9月に予定される『DREAM.11』参戦も視野に入れており、ここで勘を取り戻し、9月のDREAMで完全復活を遂げる狙いだ。

KIDの愛弟子・山本篤は、渡辺一久とやはりK-1ルールで激突だ。初のK-1ルール挑戦となる山本は、「3月の今成戦（『DREAM.7』今成正和戦）は、自分の力を全部出せませんでした。こういうチャンスをもらったので、自分の持っている力を120％出せるように頑張ります。KOするかされるかの試合をしたいと思います」とコメント。KIDと同イベントに出るのは05年9月のHERO’S以来2度目で、「そのときはみんな勝ったので、いいイメージしかない。その続きをする感じです」とKIDと揃っての勝利を誓っていた。

また、KIDは会見終了後、場所を丸の内ピカデリー1に移し、現在上映中の『ターミネーター4』父の日直前トークイベントに出席。KIDは世のお父さん方への応援メッセージとして、「お父さんが夢を持って生きていれば、子供に何かを押しつけなくても、子供はお父さんを見て、憧れて、真っ直ぐに進むと思います。自分もそうでした」と、夢を持つことの大事さを語っていた。

『FieLDS K-1 WORLD MAX 2009 World Championship Tournament FINAL8』
◎日時：2009年7月13日（月） 17時開場 18時開始
◎会場：東京・日本武道館
◎チケット料金（全席指定・消費税込み）：SRS席＝25,000円、SS席＝15,000円、魔裟斗応援シート（特典つき）＝15,000円、S席＝10,000円、A席＝6,000円
◎チケットに関するお問い合わせ先：株式会社キョードー東京（TEL 03-3498-9999）
◎FEGオフィシャルサイト（http://www.k-1.co.jp/jp/index.php）

【対戦カード】
■スーパーファイト/K-1ルール/62キロ契約（3分3R延長1R）
チョン・ジェヒ（韓国/Busan Taesan）vs山本“KID”徳郁（日本/KRAZY BEE）
■スーパーファイト/K-1ルール/60キロ契約（3分3R延長1R）
渡辺一久（日本/フリー）vs山本篤（日本/KRAZY BEE）
■スーパーファイト/K-1ルール（3分3R延長1R）
魔裟斗（日本/シルバーウルフ）vs川尻達也（日本/T-BLOOD）
■FINAL8/K-1ルール（3分3R延長1R）
ドラゴ（アルメニア/チームSHOW TIME）vs山本優弥（日本/全日本キックボクシング連盟/青春塾）
■FINAL8/K-1ルール（3分3R延長1R）
ジョルジオ・ペトロシアン（イタリア/サトリ・グラディエートリウム・ネメシス）vsアルバート・クラウス（オランダ/チーム・スーパープロ）
■FINAL8/K-1ルール（3分3R延長1R）
アルトゥール・キシェンコ（ウクライナ/キャプテン オデッサ）vsアンディ・サワー（オランダ/シュートボクシング・オランダ）
■FINAL8/K-1ルール（3分3R延長1R）
ニキー“ザ・ナチュラル”ホルツケン（オランダ/ゴールデン・グローリー）vsブアカーオ・ポー.プラムック（タイ/ポー.プラムックジム）
■リザーブファイト/K-1ルール（3分3R延長1R）
佐藤嘉洋（日本/フルキャスト/名古屋JKファクトリー）vsユーリー・メス（オランダ/イッツショータイム）
■リザーブファイト/K-1ルール（3分3R延長1R）
城戸康裕（日本/谷山ジム）vsリーロイ・ケスナー（オランダ/チーム アーツ/チーム アファファ）
■スーパーファイト/K-1ルール（3分3R延長1R）
日菜太（日本/湘南格闘クラブ/Toshin Family）vsジャバル“チンギスハン”アスケロフ（UAE/WMC キャンプ ラマイ）
■オープニングファイト/K-1ルール（3分3R）
横山剛（日本/CRAZY WOLF）vsノ・ジェギル（韓国/KHAN ジム）

関連選手：

青木　真也、アリスター・オーフレイム、アンディ・オロゴン、アントニオ・バヌエロス、アンドリュース・ナカハラ、アンドレ・ガウヴァオン、アンドレ・ジダ、池本　誠知、石井　慧、石田　光洋、泉　浩、今成　正和、イマニー・リー、ヴィラミー・シケリム、宇野　薫、エイブル・カラム、エディ・アルバレス、エメリヤーエンコ・ヒョードル、大沢　ケンジ、大塚　隆史、大山　峻護、小見川　道大、金原　正徳、川口　雄介、川尻　達也、カール・アモーゾ、菊野　克紀、キコ・ロペス、北岡　悟、キム・ジョンマン、京太郎、ギルバート・メレンデス、KJ・ヌーン、ゲガール・ムサシ、ゲーリー・グッドリッジ、コール・エスコベド、桜井“マッハ”速人、桜庭　和志、柴田　勝頼、昇侍、白井　祐矢、ジェイク・オブライエン、J.Z.カルバン、ジェイソン・ハイ、ジェイソン“メイヘム”ミラー、ジェシー・テイラー、ジェラルド・ハリス、ジェロム・レ・バンナ、ジェームス・トンプソン、ジミー・アンブリッツ、ジョシュ・トムソン、ジョシュ・バーネット、ジョン・ヨンサム、ジョー・ウォーレン、鈴川　真一、ソクジュ、高谷　裕之、ダレン・ウエノヤマ、チェイス・ビービ、チェ・ホンマン、長南　亮、DJ.taiki、所　英男、トレヴァー・プラングリー、ドリュー・フィケット、中村　和裕、中村　大介、中村　優作、長島☆自演乙☆雄一郎、西浦“ウィッキー”聡生、ニック・ディアス、長谷川　秀彦、ハレック・グレイシー、バル・ハーン、パウロ・フィリオ、パーキー、廣田　瑞人、弘中　邦佳、ビトー“シャオリン”ヒベイロ、ビビアーノ・フェルナンデス、福田　力、藤原　敬典、古木　克明、ブルーノ・カルバーリョ、ホドルフォ・マルケス・ディニス、ボブ・サップ、前田　吉朗、松本　晃市郎、マリウス・ザロムスキー、マーカス・アウレリオ、三崎　和雄、水野　竜也、光岡　映二、ミノワマン、宮田　和幸、メルヴィン・マヌーフ、山崎　剛、大和　哲也、山本　篤、山本“KID”徳郁、ヤン・カブラル、ユサップ・サーデュラエフ、ヨアキム・ハンセン、横田　一則、リオン　武、ロブ・マックロー、渡辺　一久

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