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弘中は、今回がZST初参戦。72キロ未満契約のウェルター級シングルマッチで“ZSTのエース”小谷直之と対戦することとなった。弘中は、「昔、UFCで同じ大会に出たり、雑誌の企画で一緒に練習したこともあって、強く、尊敬する選手です」と小谷の印象について語ると、「今回はZST初参戦となりますが、顔面へのパウンドなしのルールなので、ボディへのパンチでKOしたいと思います」とKO予告。グラウンド状態にある相手の顔面への攻撃禁止やクローズドガードの禁止などが盛り込まれたZSTルールについては、「小谷選手云々よりも、まずはルールに合わせた練習ですよね。ルールに対応できれば、動きのあるいい試合になると思います」と語っていた。対する小谷は、弘中との対戦が決定したことについて「UFCで一緒にラスベガスに行ったときは、まさか対戦することになるとは思っていませんでした」と心境を告白すると、弘中のボディでのKO予告に対しては「ちょうどここはゴールドジムなので、しっかり腹筋を鍛えておきたいと思います」と返答。そして、先月25日に行われたCAGE FORCEで弘中と対戦予定だった選手が体重オーバーにより失格、弘中が試合できなくなってしまったことを受け、「僕はちゃんと（体重を）落としてくるんで、ご心配なく」とニヤリと笑みを浮かべていた。

そして、永田克彦と“オリンピックコンビ”を結成し、ZSTルールライト級タッグマッチで奥出雅之＆山田哲也組と対戦する宮田は、「去年はあまり試合に出られなかったので、今年は出られる大会には精一杯出たいと思います」と意気込み。ともにシドニー五輪レスリング代表選手、永田とのコンビに「（永田は）先輩なので、最初に僕が出て行かないといけませんね（笑）。永田先輩とは一緒に練習したことないんですが、連絡して一緒に総合で使えるレスリングの技を研究してきたいと思います」と意欲を見せると、初のZSTルールについて「ZSTというと所（英男）選手のイメージがあって、パウンドがないぶんどんどん攻めていける。楽しみです」と目を輝かせていた。永田は、ZSTを通じ、「初めてのタッグマッチ、非常に楽しみです。宮田選手は最高のパートナー。正直、相手の選手についてはよく知らないのですが、この五輪タッグだったなら相手は誰でも大丈夫です」とコメント。その“オリンピックコンビ”を迎え撃つ“チームZST”は、「オリンピックコンビが強いのは分かっています。“チームZST”として絶対に勝ってやろうと思っています」（奥出）、「ZSTに攻めてくる選手は倒さないといけない」（山田）と気合いを漲らせていた。

『ZST.20』
◎日時：2009年5月24日（日） 15時開場、15時10分第1部（ジェネシス・オープニングバウト）開始、18時第2部（本戦）開始
◎会場：東京・ディファ有明
◎チケット料金：VIP席（最前列）＝17,000円、SRS席＝10,000円、SS席＝8,000円、S席＝6,000円、A席＝5,000円
☆1歳よりチケットが必要となります。
☆当日購入の際は、全席種一律500円増しとなります。
◎お問い合わせ：ZST事務局（03-5388-0808）

【対戦カード】
■初代ZSTバンタム級王者決定戦（5分無制限R）
藤原敬典（秋本道場Revo龍tion）vs裕希斗（U-FILE CAMP.com）
■ウェルター級シングルマッチ（5分2R）
小谷直之（ロデオスタイル）vs弘中邦佳（アカデミアAz）
■ライト級タッグマッチ（15分3本勝負）
奥出雅之（チーム09）＆山田哲也（しんわトータルコンバット）vs永田克彦（NEW JAPAN FACTORY）＆宮田和幸（Brave）
■ライト級シングルマッチ（5分2R）
矢野卓見（骨法烏合会矢野卓見道場）vs伊藤健一（ALLIANCE）
■ミドル級シングルマッチ（5分2R）
渋谷修身（フリー）vs対戦相手調整中
■フェザー級シングルマッチ（5分2R）
清水俊一（総合格闘技宇留野道場）vs対戦相手調整中

関連リンク：

ZSTオフィシャルサイト