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2009年3月16日

「次は一本取れるように頑張ります」
今成正和インタビュー

『HEIWA DREAM.7 フェザー級グランプリ2009開幕戦』で行われたフェザー級GP1回戦で山本篤を破り、『DREAM.9』での同GP2回戦進出を決めた今成正和にインタビュー。2回戦に向けての抱負を語った。【取材日:2009年3月9日】

■「リラックスが足りませんでした」

──『DREAM.7』から一日が経ちました。山本篤戦を振り返ってみていかがですか?
今成 よかったことは、勝ったことですね。勝ち方はあんまりよくなかったですけど。
──果敢に一本を取りにいきましたが、取れそうな手応えはありましたか?
今成 あまりなかったですねぇ。う~ん……固かったですね。もうちょっとリラックスすれば取れると思うんですけどね。リラックスが足りませんでした。
──1回戦の内容を受け、2回戦に向けて強化しようと思う部分はありますか?
今成 とにかくやっぱり練習ですよね。特に筋トレ。
──フェザー級GP2回戦進出が決定しましたが、会見では2回戦で闘いたい相手にエイブル・カラム選手とジョー・ウォーレン選手の名前を挙げました。その2選手を選んだ理由を教えてください。
今成 その意図はですね……、「とりあえず『誰々と闘いたい』って適当に言っといたほうがいいぞ」と言われたんで、はい(笑)。本当は誰でもいいんですけど、「『誰でもいい』って言っちゃダメだ」と言われまして。まあ、本当に相手は誰でもいいんです。

■「彼、随分前にDEEP道場に練習しにきたことあるんですよ」

──昨日はメインに登場されましたが、ご自身の出番まで食い入るように他の試合を見ていましたね。
今成 楽しかったです(笑)。
──気になった試合はありましたか?
今成 青木(真也)君の試合ですかね。強いですよね。ハロ~、ジャパ~ン。大爆笑でした。試合中に喋っちゃあダメですよね(笑)。
──フェザー級GPの試合では?
今成 ビビアーノ(・フェルナンデス)は強かったですね。体が凄かったです。試合は割と安全運転でしたけどね。強いなぁと。
──MMA初挑戦にしてチェイス・ビービ選手を破ったジョー・ウォーレン選手の試合はいかがでしたか?
今成 面白かったです。ダメだろうなと思っていたんですけどね。1分くらいで終わるかと思ったんですけど、全然違いましたね。頑張ってました。ラッキーという感じではなく、あれは気合いでしょうね。それにあの人、結構オヤジかと思ったんですけど、オレの1個下なんですよね。彼、随分前にDEEP道場に練習しにきたことあるんですよ、1年くらい前に。誰かのセコンドで来日したときだと思うんですけど。
──ウォーレン選手がジェイソン“メイヘム”ミラー選手のセコンドとして来日したときではないですか?
今成 ああ、そうだったと思います。
──では、一度肌を合わせたことがあると?
今成 はい。
──どんな選手でしたか?
今成 そのときは(一本)取り放題でした(笑)。ただ、体は物凄かったですね。力が強かったです。
──取り放題でしたか(笑)。
今成 「何しに来たのかな?」と思ったんですけど、昨日の試合を見たら全然違いましたね。「凄いなぁ!」と。
──2回戦も含めた今回のGPへの意気込みを聞かせてください。
今成 もう1勝。そうすればまた先が開けますからね。ちょっと休んで、健康な体を作って、次は一本取れるように頑張ります。