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2008年10月14日

第1回『川尻達也 The CRUSHER Project』開催!
川尻の次戦は大晦日か!? 因縁の宇野戦についても言及!!

10月13日(月・祝)、都内・江東区スポーツ会館にて、第1回『川尻達也 The CRUSHER Project』が開催。第1回目の対象となった女性参加者に、川尻は講義と実技を交え総合格闘技の魅力を伝えた。

川尻達也がその実体験から得たものを基に一般への総合格闘技の認知・イメージ向上などを目的としたプロジェクト『川尻達也 The CRUSHER Project』。栄えある第1回目の対象となった女性参加者約30名に、川尻は講義と実技の両面から総合格闘技の魅力をレクチャーした。

講義では、総合格闘技のルールや、試合着用コスチューム、減量方法などについて、女性にも分かりやすいよう懇切丁寧に説明。参加者も「(メルヴィン・)マヌーフ選手のヒラヒラとしたトランクスや、秋山(成勲)選手などが着用する柔道衣など、特殊なコスチュームを着た選手を相手にした場合、やはりやりにくいものなのでしょうか?」や「減量は、長い時間を掛けて体重を落とすタイプと短い時間で落とすタイプがいるとのことでしたが、川尻選手はどちらのタイプですか?」などと熱心に質問を飛ばすなど、充実した講義となった(※ちなみに、川尻の前者に対する返答は「ボクは普通の恰好の選手としか試合をしたことがないので、実際には分かりません。でも、柔道衣を着た選手とは闘ってみたいと思っています」、後者に対する返答は「短期間に体重を落とすと、計量後、体重が戻るのも早いんです。外国人選手のパワーに負けないよう、ボクは2〜3年前から短期間に体重を落とすようにしています」)。

実技では、まず川尻が打撃のミット打ち、寝技のスパーリングを披露。その後、参加者全員が、ワンツー&ミドルキック、腕ひしぎ十字固め、三角絞め、チョークスリーパー、パウンドを、川尻、そして川尻や石田光洋を指導するJB SPORTSの山田武士トレーナー直接指導のもと実践。実際に体を動かして技を出してみるのは初めてという参加者たちは、目の色を輝かせ充実した汗を流していた。

実技が終わると、参加者との質疑応答コーナー。コーナーが始まっていきなり、ライト級グランプリで因縁の生まれた宇野薫との対戦についての質問が飛ぶと、川尻は「宇野選手とは格闘技に対する考え方が違うと思います。そういう人には負けたくないです。ボクは格闘技しかできない人間なんですけど、宇野選手は器用なのでいろいろとやってますからね。そういう人には負けたくないっす。……あっ、宇野選手のファンがいらしたらごめんなさい(笑)」と苦笑い。次戦については、「次は年末くらいにやりたいと思います。相手が誰であろうと盛り上がる試合をしたいと思います」と語っていた。最後は全員で記念撮影。イベント終了後は参加者からのサイン、写真撮影の要望に笑顔で応じていた。

イベント後に行われた囲み取材では、「初めてのことですし、人前で喋るのも苦手なんで不安だったんですけど、皆さんのご協力で成功できたと思います。やってよかったなと思いますね」とイベントの感想を述べた川尻。そして、改めて宇野との対戦について聞かれると、「6月の抽選会のときも『あぁ〜……』って反応だったし、ファンも見たがっていると思います。ボクも決着を付けたいですしね。盛り上がると思うし、ファンが望むならそれに応えたいですね」と、望むところとばかりのコメントを残した。

次戦については、イベントでも語っていたが、大晦日に照準を向けている模様。闘いたい相手については「それはやっぱりチャンピオンですよね。ベルトが欲しいです」とヨアキム・ハンセンとの対戦を望みながらも、「でも、順番というのがあるだろうし、DREAMから『チャンピオンと闘いたいならコイツを倒してから』という相手を用意してもらって、その相手を倒してからチャンピオンまで進みたいですね」と大晦日ではチャンピオンシップへの前哨戦を行いたい意向を示した。また、「大晦日は一般の人が格闘技を観る一番のチャンス。『年末と言えば格闘技だろ!』といった熱を取り戻したい。それは現役でやっている選手たちの使命だと思います」と大晦日イベントへの思いを語ると、「(大晦日は)とにかく盛り上がるカードを組んでほしいです。K-1ルールですか?(笑)。ボクがK-1ルールで闘うことによって格闘技界が盛り上がるなら、力になりたいと思います」と盛り上がるカードならばK-1ルールも辞さない姿勢を見せた。次戦は大晦日が濃厚とされる川尻。果たして、対戦相手は誰に……!?