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2008年9月16日

青木真也『DREAM.6』出場決定! テーマは「“皆勤賞”と“大黒柱”」
秋山? バダ・ハリ? 大晦日についても言及!!

9月16日(火)、都内・DEEPオフィシャルジムIMPACTで記者会見が行なわれ、9・23『OLYMPIA DREAM.6 ミドル級グランプリ2008 決勝戦』(さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カードが発表された。

発表されたカードは、【ライト級ワンマッチ】青木真也vsトッド・ムーアの1試合。記者会見には、笹原圭一DREAMイベント・プロデューサーと、『DREAM.6』への出場が決定した青木が出席。大会に向けての抱負を語った。


会見の冒頭、笹原EPは今回の青木参戦の経緯について、「今回もTBSさんで放送させていただく中で、少しでもいろんなDREAMの魅力を伝えたいと思いカードを組みました。ライト級グランプリ後、時間のない中でのオファーでしたが、青木選手はDREAMには欠かせない選手ですので2週間前に声を掛けさせていただいたところ、OKをいただきました」と説明。そして、「見どころの多い大会の中で青木選手にしかできない試合をして、主役の座を奪っていただきたいと思います」とスクランブル発進となった青木の活躍に期待を寄せた。

そして、上半身裸にロングスパッツという試合用の出で立ちで会見場に姿を現した青木は、「会見なんですか!? 試合かと思いました(笑)」とまずはおとぼけトークで報道陣の笑いを誘うと、「『DREAM.6』、参戦させていただきます! 急なオファーになってしまたんですけど、自分で『DREAMの大黒柱になります!』と言った手前、『青木、出なきゃしょうがないじゃん!』ということで、『DREAM.3』のマイク(パフォーマンス)を含め、堂々のDREAM皆勤賞です。楽しく皆勤賞で行きたいと思います! 決まったからには正々堂々、闘いたいと思います!! テーマは“皆勤賞”と“大黒柱”です!!」と元気に意気込み。DREAM全6大会中5大会に出場することとなり、連戦による調整具合が危惧されるが、「やるからには120%の自分を見せるのがプロの仕事。特に問題ないです」と問題のないことを強調した。

青木の対戦相手であるトッド・ムーアはDREAM初参戦。総合戦績9勝2敗、アマチュアレスリング350戦以上の経験を持つファイターだ。相手のデータに乏しい状況だが、青木は「映像とかは見ていないです。自分は、常に上昇、常に挑戦し続けたいという格闘技観。そうありたいし、そういう自分が好きなので、相手がどうこうとかは関係ないです」と意に介せず。「自分は今までやってきたことに自信を持っているので、自分のすべてを出せばいい結果は付いてくると思います」と自信漲るコメントを残した。

注目のロングスパッツのデザインももちろん新調。「スパッツのテーマは“大黒柱”と“日本にもう一度、熱い格闘技熱を取り戻そう”です」と、スパッツ柄のヒントを明かしていたが、果たして大会当日はどんなスパッツで登場するのか!?

「主催者から必要とされるのは嬉しいことです。愛されているなら愛したい! この団体を引っ張りたい。中心にいたい。そして、日本の格闘技を盛り上げたい!」と抱負を語っていた青木。『DREAM.6』のムーア戦に注目だ!!

また、記者会見終了後、囲み取材を経て、8・29M-1チャレンジ韓国大会で敗北を喫した日本代表総監督の佐伯繁DREAM広報が、敗北の責任(?)を取り断髪式を決行。佐伯広報は控え室に戻ろうとする青木を呼び止めると、自分の頭にバリカンを入れるよう命じた。最初は状況を読み込めない青木だったが、「あっ、ボクが“介錯”するんすね?(笑)」と慣れた手つきでバリカンを操作し、佐伯広報の頭をあっという間に丸坊主に。最後は青木と佐伯広報の2人で記念撮影を行ったのだった。

以下、記者会見後に行われた青木の囲み取材の模様。

【青木真也】
――ライト級グランプリ以降、強くなったと思う部分は?
青木 やっぱりあれだけタフなことをやったし、あれをクリアというか自分の中で消化したので、そういう部分での強さはあると思います。「オレが引っ張った!」という強い自負があるので、そこは何も考えずに普通にやっているヤツとの差はあるよっていうのは思っています。
――急なオファーになりましたが?
青木 主催者から「出てほしい」と言われるのは、選手として素直に嬉しいっすよね。デビューして4年になるんですけど、最初は「どうしても試合がしたいんです! お願いします!」って試合をしてたのが、「出てほしい」って言ってもらえるのはすごく幸せなことだと感じますね。
――試合がない間、普段の体重というのは?
青木 75~77キロの間ですね。あと、やっぱり練習せずにはいられないんです、ボク。他に趣味がないんですよね(笑)。趣味が仕事になっちゃった人なんで、格闘技の仲間といるのが一番楽しいので、そういう意味ではいつもコンディションはいいです。
――9月の後は大晦日ですか? 大晦日と言えば、階級とかを飛び越えての対戦が決まったりしますが。
青木 厳しいこと言いますねぇ!(笑)。誰だろう? 誰がいいっすか? う~ん、青木vsバダ・ハリ? それヤバイよね(笑)。「青木死ぬんじゃねえのか!?」って思うじゃないですか? でも、総合ルールだったらオレが勝ちますね! まあ、誰でもいいです。青木vs秋山(成勲)? それでもいいけど。なんでもやってやりますよ、もう! 怖いもんないっすよ、ホントに(笑)。
――秋山選手に勝てますか?
青木 いや、う~ん……勝つと思いますよ、正直。なんつうのかな……、3月からホントに真剣に格闘技を追求して、日本の格闘技というものが好きで、格闘家としてやってる青木真也と、お茶濁している選手との差は出ると思いますよ、やったら。人がどうこうじゃなくて、ボク自身、それだけの情熱と真剣な姿勢でやってるって自負はあるので。
――「お茶を濁す」?
青木 その人にはその人の姿勢があって、その選手にはその選手の考え方がある。それに対してどうこう言うつもりはまったくないんですけど、ただ単に青木真也という生き方というか挑戦する姿勢が大好きだし、そういう選手でボクはありたいです。あとはお客さんがジャッジすることだと思うんで。ボクは青木真也という生き方、選手が好きですね。