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2008年6月5日

秋山成勲、DREAM初参戦!
7・21『DREAM.5』大阪城ホール大会への出場が決定!!

6月5日(木)、都内・八芳園で記者会見が行なわれ、秋山成勲の7・21『HEIWA DREAM.5 ライト級グランプリ 2008 決勝戦』(大阪城ホール)への出場が発表された。会見には秋山、笹原圭一DREAMイベント・プロデューサーが出席。秋山がDREAM初参戦への意気込みを語った。

「待望の選手の参戦を発表させていただきます」と笹原EPから紹介を受けた秋山は、まずは報道陣に一礼し登壇。そして、「やっとDREAMに出られるので嬉しいのが半分と、去年の試合から時間があいてしまったのでどういう試合になるかという不安が半分あります。でも、今は試合ができるという報告をできるのが一番の喜びです」とDREAM初参戦が決定した今の心境を明かした。

秋山の参戦に笹原EPも「『DREAM.5』はTBSでゴールデンタイム放送されることもあり、DREAMにとっては真価の問われる大会。先日、山本“KID”徳郁選手の参戦を発表させていただきましたが、KID選手に続き、秋山選手の参戦はとても心強いです」と期待。対戦相手については未定で、「これから話し合って決めたい」(秋山)とのことだ。

秋山は今年4月の『DREAM.2』より開幕したDREAMミドル級グランプリ2008への出場を熱望していたが、4月中旬の練習中に昨年大晦日の『やれんのか!』での三崎和雄戦で負傷した鼻、ヒザを再度負傷し、同グランプリは欠場。以降治療に専念し今回のDREAM初参戦と相成ったが、気になる怪我の回復具合については「よくなってきています」とコメント。「今までどおりに動けることを最重点に、できることを練習しています。ヒザはある程度治っているので練習ではいつもどおりにやっていたつもりですけど、怪我をしている部分ですので意識はしています。鼻に関しては、打撃はヘッドギアを付けて練習していますし、元々練習でガチスパーをすることは少ないので、体、目を慣らしながら今は練習しています。格闘技に怪我はつきものですが、再発しないように注意しながら、今できる最大限の練習をしています」と現在の練習状況について報告した。

残念ながら出場を果たすことはできなかったミドル級グランプリ1回戦の感想については「一言で言うと、すごくレベルが高かった」と語ると、「出たかったけど……仕方がない」と悔しさを滲ませた秋山。印象に残った試合については田村潔司vs船木誠勝戦を挙げ、「試合に人間味が出ていた感じを受けました」と語っていた。

DREAM初参戦の舞台が秋山の地元・大阪となることについては、「埼玉や横浜とは違う雰囲気だと思いますが、地元なのでブーイングは少ないと思います(笑)」と苦笑い。「去年も試合が少なく、今年も怪我で出遅れたので、今年は限られた期間でたくさん試合をしたいと思います」と2008年下半期に向けての意気込みを語っていた。世界屈指のミドル級ファイター・秋山成勲が遂にDREAMに参戦。気になる対戦相手は誰になるのか!? 今後の動向に注目だ!!

以下、笹原EPの囲み取材の模様。

【笹原圭一DREAMイベント・プロデューサー】
――秋山選手の対戦相手についてなんですが?
笹原 秋山選手は外国人選手からの評価がすごく高いんですよ。当然闘いたいっていう選手はたくさんいるんで、そういう選手とワンマッチを組むということを考えています。対戦相手の決定はもうちょっと掛かるかなと。6・15『DREAM.4』が終わってから考えるのかな、っていうのが現実的なところですね。
――『DREAM.5』は秋山選手の地元・大阪ですね。
笹原 秋山選手も言ってましたけど、逆に、「ブーイングが少ないんじゃないかな?」と心配してましたもんね(笑)。多分、本人的にはそういうのがあったほうがモチベーションが上がるってことだと思うんですけど、だからと言って、地元でモチベーションが下がるってことではないと思いますからね。まあ、ちょっと今までとは違う環境の中でやることになると思います。
――相手は強い選手?
笹原 そうですね。今、あんまりいませんからね、弱い選手が。地元の試合なんでスッキリ勝ってもらいたいなっていうのはあるんですけど。先程、年間でどんなふうに闘っていくのかというのを秋山選手が語っていましたが、当然ここで快勝して、今年のゴールは年末ということになると思うので、そこに向けてどんなストーリーを僕らが用意できるかっていうことだと思います。そのときにはミドル級のチャンピオンも決まってますし、そういうところとの絡みが出てくるかもしれないですよね。
――日本人ファイターとの対戦は?
笹原 ありますよ。日本人もあり得ると思いますし、個人的には、日本人との対戦のほうが秋山選手は際立つんじゃないかと思います。無名の外国人とやるよりは、日本人とやったほうが面白いとは思いますけど。
――それはやっぱり桜庭選手だったり三崎選手だったり?
笹原 そうですね。本人はまったく狙ってないと思うんですけど、自然とそういうふうになっていくんじゃないですか? いい意味ですけど、そこはやっぱり作り手側というかプロモーター側としてはすごく煽りやすい部分があるんで、対日本人というのは。それってやっぱり今までのDREAMにはなかった側面というか、新しい風景なんで、作り出したいなとは思いますね。
――ケガが治れば、田村選手とか?
笹原 そうですね。田村さんは昔からやりたいって言ってましたんで、非常に面白いですよね。
――笹原EPの希望としては、秋山選手には7月のあとは9月にも出てもらいたい?
笹原 まだこれは決定じゃないですけど、大みそかの前にもう一大会やるというアイデアもあるんで、本音を言えば全部出てもらいたいなと(笑)。っていうのはあるんですけど、それは現実的ではないんで。まあ、後半3つぐらいはダンダンダンと出てもらえると、盛り上がると思いますよね。秋山選手が出て、KID選手も出て、今回で言えば所選手が出たりとか、これでようやく顔ぶれが出揃ってきたんで楽しみですね。秋山選手は中心人物のひとりであることは間違いないんで。
――秋山選手は今月7日に韓国で行われる「DREAM」というコンサートに出るみたいですね。
笹原 連続参戦ですね(笑)。4万人ぐらいのお客さんの前で歌うんですよね? すごいなって思います。歌声を聞いた人から話を聞くと、めちゃくちゃうまいって言ってましたからね。でも、韓国の中での人気の現れだと思います。それはそれですごく素晴らしいことだと思うし、DREAMも韓国というのは視野に入れているんで、韓国での大会があれば秋山選手がメインの選手になってくると思いますし、どんどん韓国での人気を高めていってもらいたいですね。