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2008年6月3日

「活躍した選手をDREAMのリングにも上げていきたい」
7・17『DEEP M-1チャレンジ5 in Tokyo』後楽園大会開催が決定!!

6月3日(火)、都内・ANAインターコンチネンタルホテル東京で行われた山本“KID”徳郁のDREAM参戦発表記者会見終了後、同ホテルにてDREAMと協力関係にあるM-1グローバルの格闘技イベント、M-1チャレンジ日本大会に関する記者会見が行われた。

会見には、M-1グローバルのワジム・フィンケルシュタイン社長、アビ・エクテル副社長、ウイリアム・ラムテレビマーケティング担当、佐伯繁M-1チャレンジ日本代表総監督、笹原圭一DREAMイベント・プロデューサーが出席。世界初のMMA国別対抗戦M-1チャレンジの日本大会、7・17『DEEP M-1チャレンジ5 in Tokyo』後楽園ホール大会の開催を発表した。M-1チャレンジは、世界8カ国10チームによるリーグ戦で、世界7カ国を転戦し行われる世界規模のMMAイベント。すでにオランダ、ロシア、スペインで大会が行われ、70キロ級・中村大介、76キロ級・濱村健、84キロ級・渡辺悠太、93キロ級・桜木裕司、93キロ超級・藤井克久で構成される日本代表チームは、今年4月2日にロシアで行われた大会でロシアレギオンチームに勝利し現在1戦1勝の状況だ。その日本代表チームの総監督を務める佐伯監督は、「日の丸を背負ってロシア大会では見事勝利しました。チーム戦は変わった大会と思いますが、“未来”を感じます。今年成功して、来年、再来年と続き出場国も増えていけば、まさにMMAのワールドカップとなる大会だと思います」と今後のM-1チャレンジの可能性に期待のコメント。ワジム社長は「その優勝決定戦を大晦日に日本で行いたいと考えています」とM-1チャレンジの優勝決定戦を大晦日の日本で行いたい意向を示しており、佐伯監督は「そのためにも日本チームが優勝決定戦に残らないといけない」と気を引き締めていた。また、エクテル副社長は「M-1チャレンジのレベルをドンドン上げていって、そこで活躍した選手をDREAMのリングにも上げていきたい」とDREAMとの選手交流についても言及。笹原EPも「DREAMはM-1チャレンジにも門戸を開いております。ドンドンDREAMに出てきてほしいし、日本の選手もドンドンM-1チャレンジで活躍してほしい」と応じた。すでに『DREAM.3』でチョン・ブギョンを相手に勝利を収めている中村大介も日本代表チーム入りしており、M-1チャレンジとのさらなる選手交流に期待が掛かる。

また、この日の会見でワジム社長は、昨年大晦日『やれんのか!』に出場したエメリヤーエンコ・ヒョードルが7・19『M-1 Global & Affliction Banned』カリフォルニア大会でティム・シルビアと対戦することを報告。さらに、世界各国から16人のファイターを集めて、その中からトレーニングによる選考でヒョードルの挑戦権を競わせるリアリティーショー『ファイティング・ヒョードル』の開催も発表した。

■『DEEP M-1チャレンジ5 in Tokyo』
◎主催/M-1 Global/DEEP事務局
◎日時/7月17日(木)17:30フューチャーファイト開始
◎会場/東京・後楽園ホール
◎試合/M-1チャレンジ第5戦
Aグループ:フランスvsアメリカ5試合
Bグループ:日本vsオランダ5試合

※M-1チャレンジとは? 
8ヵ国、10チームが参加する世界初のMMA国別対抗戦
リーグ戦は世界7ヵ国を転戦する世界規模の大会
統括本部長に、60億分の一の男、エメリヤーエンコ・ヒョードル
各チーム階級別の5選手が闘う(70キロ、76キロ、84キロ、93キロ、93キロ超)
A、Bグループに分かれて総当たり戦を行ない、各グループの優勝チームが決勝に進出

※M-1チャレンジ2008年度日程表
◎3・2オランダ大会 A:ロシアレッドデビルvsフランス B:オランダvs欧州選抜
◎4・2ロシア大会 A:韓国vsフランス B:日本vsロシアレギオン
◎5・31スペイン大会 A:フィンランドvsアメリカ B:オランダvsスペイン
◎6・27ロシア大会 A:ロシアレッドデビルvsフィンランド B:ロシアレギオンvsスペイン
◎7・17日本大会 A:フランスvsアメリカ B:日本vsオランダ
◎8・28韓国大会 A:韓国vsアメリカ B:日本vs欧州選抜
◎9・25ロシア大会 A:ロシアレッドデビルvsアメリカ B:欧州選抜vsロシアレギオン
◎10・11フランス大会 A:フランスvs韓国 B:日本vsスペイン
◎10・17ロシア大会 A:ロシアレッドデビルvs韓国 B:ロシアレギオンvsオランダ
◎11月フィンランド大会 A:フィンランドvsフランス B:スペインvs欧州選抜
◎12月 決勝戦Aグループ1位vsBグループ1位

※第3戦終了時の順位表
◎Aグループ
フィンランド:2戦2勝/勝ち点6/個人勝利8
フランス:1戦1勝/勝ち点3/個人勝利3
ロシアレッドデビル:1戦0勝/勝ち点1/個人勝利2
韓国:1戦0敗/勝ち点1/個人勝利1
アメリカ:1戦0敗/勝ち点1/個人勝利1
◎Bグループ
オランダ:2戦1勝/勝ち点4/個人勝利7
日本:1戦1勝/勝ち点3/個人勝利3
スペイン:1戦1勝/勝ち点3/個人勝利3
ロシアレギオン:1戦0勝/勝ち点1/個人勝利2
欧州選抜:1戦0勝/勝ち点1/個人勝利0

※日本チーム
◎70キロ:中村大介 所属:U-File CAMP.com 出身:東京都 生年月日:1980年6月10日 デモリッションを中心に活躍し、THE BESTでは、シャノン・ザ・リッチ相手に一本勝ち。04年には、DEEPウェルター級トーナメントに抜擢され、いきなり準優勝。『DREAM.3』では、韓国の柔道銀メダリスト、青木真也、石田光洋を最後まで苦しめたチョン・ブギョンからKO勝ちを収めた。

◎76キロ:濱村健 所属:CMA京都成蹊館 出身:京都府 生年月日:1983年5月25日 03年5月に行われたclub DEEPタッグトーナメントで見事優勝。その後05年5月のclub DEEPでは、04年DEEPフューチャーキングトーナメント優勝者の佐藤豪則にTKO勝ちするなど着実に実力をつけてきた。08年2月の『DEEP34』では元修斗世界ランカーの岩瀬茂俊とドローに持ち込む大健闘を見せるなど伸び盛りファイターだ。

◎84キロ:渡辺悠太 所属:ALLIANCE 出身:新潟県 生年月日:1984年9月28日 幼い頃より野球に打ち込み、その一方で中学から始めたゴルフでは新潟県チャンピオンになるなど運動神経は優れていた。高校で突然レスリング部に入門。高校卒業と同時に世界のTKのALLIANCE-SQUARE(G-スクエア)に入門。恵まれた体格と、たゆまぬ努力が実を結び、03年にはJTC西関東大会で優勝。06年よりclub DEEPに参戦、大堀竜二、カルロス・トヨタ、相川祐哉と3連続TKO勝ちを収め、12月の『DEEP33』で韓国のホ・ミンソクと対戦、見事勝利した。

◎93キロ:桜木裕司 所属:掣圏会館 出身:宮崎県 生年月日:1977年7月20日 格闘技歴は極真空手(初段)、掣圏道(三段)、キックボクシング。新日本キックボクシング協会・目黒ジム出身で現在は掣圏会館師範を務める。95年、極真空手全日本ジュニア高校重量級優勝。98年、学生総合格闘技重量級優勝。03年、第1回掣圏武芸トーナメント-95キロ級優勝。

◎93kg超:藤井克久 所属:CORE 出身:広島県福山市 生年月日:1972年8月15日 高校、大学ではレスリング部に在籍し、全日本学生選手権3位、全日本大学選手権3位などの実績を残す。大学卒業後は修斗のジムに通い、96年の全日本アマチュア修斗選手権ヘビー級で優勝。97年に修斗でプロデビュー。しばらく総合格闘技から離れていたが昨年より再び総合の試合を行うようになり、今年7月のDEEP GLOVEでは桜木裕司を下した。