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2008年6月3日

遂に“神の子”がDREAMに降臨!!
山本“KID”徳郁、7・21『DREAM.5』でジョセフ・ベナビデスと激突!!

6月3日(火)、都内・ANAインターコンチネンタルホテル東京で記者会見が行なわれ、山本“KID”徳郁の7・21『HEIWA DREAM.5 ライト級グランプリ 2008 決勝戦』(大阪城ホール)出場が発表された。

神の子、山本“KID”徳郁がDREAM初見参!! 7・21『DREAM.5』大阪城ホール大会にてジョセフ・ベナビデスと対戦することが決定した。記者会見にはKID、笹原圭一DREAMイベント・プロデューサーが出席。KIDがDREAM初参戦に向けての意気込みを語った。

ニコニコと笑みを浮かべながら会見場に姿を現したKIDは、「どうもこんちわ~す。久々の試合なんですけど、いつもどおりの自分でやるだけです。期待していてください」と挨拶。そして、「(試合が)6月から7月になって、その分いい調整ができると思うので、いい試合が見せられると思います」とDREAM初参戦に向けての抱負を語った。

KIDのDREAM初参戦の相手ジョセフ・ベナビデスは、MMA戦績7戦全勝、勝利のすべてが一本もしくはKOという超アグレッシブファイター。現WECフェザー級王者のユライヤ・フェイバーと同じアルティメット・フィットネスジムに所属し、そのフェイバーに「KIDとやらせてみたい男」と言わしめた実力者だ。笹原EPも「KID選手にとってはいきなりの強敵。ユライヤ選手からの刺客としてとらえてもらって間違いないです」とベナビデスを高評価。「当初、KID選手には『DREAM.4』に出場してもらうべく調整してまいりましたが、なかなか相手が決まらず、万全の態勢で出てもらいたいということで『DREAM.5』での出場となりました。万全のKID選手とベナビデス選手との熱い闘いが見られると思います」と期待を寄せていた。

KIDはプレス配布用の資料を手に取り目を通すと、ベナビデスの印象について「ふんふん、いい選手ですね。いい選手だと思うのでぜひやってみたいです。今、総合が盛り上がっているのはアメリカと日本。今後はアメリカで活躍する選手と闘っていきたいです。ユライヤ選手もウチのチームのベストファイターと言っているから面白い試合になるんじゃないかな」とコメント。また、DREAMを通じ寄せられたフェイバーからのメッセージに「近い将来KID選手とも闘いたい」と書かれていることについて、「自分の体重に来れるならやってもいいって感じです」と受けて立つ構えを見せた。そして、「まあ、アメリカのトップに立つ選手がそう言ってくれるのは嬉しい」とWEC王者からのメッセージに顔をほころばせると、「そのへんの知らない奴から『やりたい』って言われても、『そんな時間ねーよ』って感じだけどね(笑)」と、自分との対戦を熱望する日本人フェザー級ファイターたちは眼中にないとばかりにチクリ。「ていうか、トップという強さの証明がないので興味がない。でも、ユライヤは有名だしチャンピオン。オレは強い選手を追っかけたい。所選手とかがトップになれば『やりてえ』ってなるけど、今のままならやる必要はねえよ」と言い放った。

今回のベナビデス戦は、昨年大晦日『Dynamite!!』でのハニ・ヤヒーラ戦以来約7ヶ月ぶりの試合。その間、「相当寝技をやっていて、ハマり始めている。今までは凌ぐのが大変だったけど、これからは寝技でも攻めていきたい」と寝技の強化を行っていたことを報告すると、「寝技でも立ち技でもいける、オールラウンドなところを見てほしいっす」と自信を覗かせていた。

また、KIDがエントリーするDREAMフェザー級の規定体重はいまだ未定で、「体重に関しては近々に決めて報告したいと思います」と笹原EP。KIDは「できれば61~62くらいがいい」と希望するが、果たして……? 今後の動向に注目だ。

さらにこの日の会見では、『DREAM.5』にて行われるライト級グランプリ決勝ラウンドの組み合わせについても笹原EPから説明。「最終決定ではありませんが」と前置きすると、「『DREAM.4』のリング上で公開抽選を行おうかという案も出ています。オフィシャルサイトでどの組み合わせが見たいかアンケートをとりましたが、どれも拮抗していました。運を天にゆだねるではありませんが、そういう案で調整しています」と公開抽選による組み合わせ決定案が浮上していることを明かした。

以下、ジョセフ・ベナビデスと同チームであるユライヤ・フェイバーのコメント。

【ユライヤ・フェイバーのコメント】
「ジョセフは私のチームのベストファイターであり、この試合がとても楽しみです。彼は真の戦士で、非常にアグレッシブなので、素晴らしい試合になるでしょう。結果がどうあれ、KID選手がジョセフとどのように試合をするのかをぜひ見たいと思いますし、私自身は近い将来KID選手とも闘いたいと思っています。7月にお会いしましょう」