FieLDS presents FIGHT FOR JAPAN『元気ですか!! 大晦日!! 2011』

第9試合/IGFルール

VS11:47
北斗ボム→片エビ固め

試合前

今大会、IGFのトップバッターを務めるのは“青い目のケンシロウ”ジョシュ・バーネットとU.W.Fスネークピットジャパンの若武者、鈴木秀樹だ。この一戦に向け両者とも「キャッチ・アズ・キャッチ・キャンを見せたい」と口を揃える。ヘビー級ファイター同士のぶつかり合いから目を離すな!

試合結果詳細

リングアナはケロちゃんでお馴染みの田中秀和リングアナウンサー! レフェリーは和田良覚。ゴングと同時に、アリキックを見せた鈴木。ここから両者グラウンドの攻防に入り、足関節の奪い合いだ。まずはジョシュがアンクルホールドからヒザ十字。しかし、これを抜いた鈴木はヘッドロックから首投げで対抗する。ならばとジョシュはチキンウィングフェースロックの体勢に。ここはロープブレイクした両者。続いて、バックの奪い合いからコブラツイストを仕掛けた鈴木。だが、ジョシュはこれを解くと足首を極めながら鈴木に張り手を見舞う。ならばと鈴木は腕十字を狙うが、ジョシュはこれを防御。再びスタンドになると、今度はジョシュが掌底とヒザ蹴りから鈴木の首を獲り、フロントネックロックへ。さらにグラウンドに持ち込むと袈裟固めだ。しかし、鈴木はヘッドシザース。これを倒立気味に立ちながら脱出したジョシュ。だが、鈴木も逃さない。立った瞬間にすかさずブレーンバスターでジョシュをマットに叩きつけると、スリーパーでギブアップを迫る。だが、ジョシュは足を極めながら鈴木のスリーパーを脱出。足を掴むと、リングの中央で逆片エビ固めだ。さらにSTFに移行し、ギブアップを迫るジョシュ。ここは鈴木が何とかロープブレイク。だが、今度はジョシュの打撃が鈴木を襲う。ローキック、ヒザ蹴りから鈴木を捕まえたジョシュはフロントネックチャンスリードロップ! そしてアンクルホールドで鈴木にギブアップを迫る。鈴木もジョシュの足を掴んで対抗するが、ならばとジョシュは回転するように体勢を入れ替え、腕十字の体勢に。鈴木も譲らない。立ち上がると水車落としのように後方に叩きつける。しかし、ジョシュは上手く鈴木をコントロールし、押し潰すようにエビ固めでフォールを狙う。ここをキックアウトした鈴木。コーナーでジョシュに串刺し式のドロップキックを炸裂させると、エルボーを連発。そして、アームロックを狙い再びグラウンドへ。だが、ジョシュは体勢を入れ替え、逆にキーロック! ならばと鈴木はそのまま固めてフォールを狙う。これをキックアウトしたジョシュはミドルキックからフライングニールキックを発射! これはかわされてしまったものの、ジョシュは動じない。鈴木の動きをスリーパーで止めてから、高々と持ち上げてジャンピングパワーボム! マットにしたたかに叩きつけられた鈴木だが、フォールはまだ許さない。鈴木はエルボーで反撃し、スピアーを発射。だが、ジョシュはカウンターのヒザ蹴りで対抗。そして、鈴木が立ち上がってくると今度はキャプチュードの体勢に入る。しかし、鈴木も粘りを見せる。必死に腕十字に切り返し、キャプチュードは回避。ならばとジョシュはノーザンライトスープレックス! だが、これもカウント2で返す鈴木。ジョシュが狙ってきたアームロックも腕十字で切り返すなど、まだまだ勝負を捨てていない。そんな鈴木にトドメを刺すようにジョシュはノーザンライトボムでリングにグサリ! さすがの鈴木も立ち上がることはできず。ジョシュが3カウントを奪い、勝利を飾った。

試合後、マイクを握り、「コンバンハミナサン! ゲンキデスカ!? ゼッコウチョウデスカ!?」と日本語で挨拶をしたジョシュ。「今日、みんなの前で試合をできて嬉しく思います。それと自分の生徒の藤井恵さんが勝利を収めました。おめでとうございます」とファンに喜びの声を伝えた。そして、「ワレワレ、プロレスラーヲナメンナヨ!」と再び日本語で絶叫すると、「『ストライクフォース』、絶対にチャンピオンになりますから、試合を観にアメリカに来てください。そして、そのベルトを持って、日本に帰ってきます」と日本のファンに『ストライクフォース』のチャンピオンになることを約束したのだった。