DREAM.17
試合前
バンタム級日本トーナメント準優勝、“足関十段”今成正和と、3度目のDREAM参戦となるエイブル・カラムが、バンタム級世界トーナメント1回戦で激突だ。アグレッシブなカラムに対し、「明日は勝ちます」と静かに闘士を燃やす今成。KO・一本決着必至の一戦だ。
試合結果詳細
1R、立ち上がりからけん制気味のミドルキックを繰り出し、タックルでカラムを引き込んだ今成は、バックチョークから下からの三角絞めを極めにいくが、カラムはパワーボムでこれを外す。しかし、今成はなおも積極的に下から三角絞め、フットチョークを取りにいく。なんとかこれを外したいカラムに、なおもオモプラッタからフェイスロックを極めにいく今成だったが、極めることができず1R終了。
2R、左ローを出してきたカラムをまたもや引き込んだ今成は、上からパウンドを入れてくるカラムをラバーガード、フットチョークの態勢に入るが、カラムはこれを極めさせず上からパウンドを落としていく。積極的に引き込みからサブミッションにトライする今成だが、スタミナ十分のカラムはことごとく脱出するという展開が続き、2Rが終了。
3R、今成が左フックを連続でヒットさせ、さらに右ミドル。この蹴り足を掴んだカラムをグラウンドに引き込むと、電光石火の腕十字を極め、カラムはすぐさまタップアウト。一本勝ちを収めた今成は「大変な時期に格闘技を見に来てくれてありがとうございます。これでまた一歩進めるので、大晦日、準決勝？ 決勝？ わかりませんが、優勝します」とマイク。
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