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第15試合 DREAMフェザー級タイトルマッチ


Dynamite!! ~勇気のチカラ2010~

第15試合 DREAMフェザー級タイトルマッチ

1R10分、2・3R5分

VS3R 5:00
判定 3-0

試合前

今年の『Dynamite!!』のトリを務めるのは、DREAMフェザー級王座決定戦に臨むビビアーノ・フェルナンデスと高谷裕之だ。昨年10月のDREAMフェザー級GP決勝戦では2-1のスプリットでビビアーノに軍配。2010年最後の試合。どんなドラマが待ち受けているのか!?

試合に先立ち、両選手の母国である日本国歌斉唱とブラジル国歌の吹奏。『君が代』を唄うのはロンドンのクラブシーンをはじめ、世界で活躍するRemah(レマ)さん。

試合結果詳細

1R、両者ともにスタンドで探り合いの静かな立ち上がり。高谷のローをキャッチしたビビアーノはそのままテイクダウンで上の体勢に。ハーフガードをパスしようとしていたビビアーノだが、高谷が巧みにディフェンスし、ふたたびスタンドへ。距離をはかりながらローやフックを繰り出す両者に、レフェリーは「モア・アクション!」と声をかける。グラウンドで勝負したいビビアーノは二度タックルを試みるが、スタンド勝負を望む高谷はこれをいずれも阻止する。

2R、スタンドで打撃の攻防を見せながら、しばしばタックルを取りにいくビビアーノに対し、高谷は完全にディフェンスをしてテイクダウンを許さずという1Rと同様の5分間。互いに決め手なし。

3R、勝負に出た高谷は前に出て積極的な打撃勝負へ。ビビアーノは両足タックルを取りにいくが、高谷はこれをディフェンス。グラウンドで上になり、パウンドを落としていく。ここでビビアーノは下から三角絞めを狙うが、高谷はなおもパウンドのラッシュ。残り時間5秒でビビアーノはなんとか腕を捕らえるが、ここで試合終了のゴング。

判定は3-0で高谷が勝利をおさめた。マイクを取った新チャンピオン・高谷は、「みなさん、今日は本当に応援ありがとうございました。格闘技に出会って俺の人生、すごくいい方向に進んだんで、これからも日本の格闘技を盛り上げていくので、よろしくお願いします」と語った。

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