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第9試合 フェザー級グランプリ1回戦


HEIWA DREAM.7 フェザー級グランプリ2009 開幕戦

第9試合 フェザー級グランプリ1回戦

VS2R 5:00
判定 2-1

試合前

今成正和が待望のDREAM初参戦で、いきなりメインに登場。“足関十段”の異名を取る多彩な足関節技は、練習仲間の青木真也も太鼓判を押すほど。寡黙なことでも知られているが、記者会見では「凄く面白い試合をするんで楽しみにしてください」とアグレッシブなコメント。大舞台への意気込みを感じさせた。対するは昨年、所英男を下している山本篤。あくまで「自然体」を強調するが、兄貴分である山本“KID”徳郁と同じトーナメントにエントリーしたことがモチベーションいつながらないはずはない。山本は「足関節を楽しみにしてます」と不敵なコメントも残しており、足関vsパウンドの熾烈な攻防が繰り広げられそうだ。

試合結果詳細

山本のセコンドにはKID、今成には青木がついて試合開始。試合が始まると、お互いノーガードで挑発し合う。今成は左ミドルを放つが、山本は高速の右ストレートをヒット。真後ろに倒れ込んだ今成だったが、これは誘い水か。のしかかってきた山本の腕を取り、これを外されるとラバーガードへ。しつこく攻めた今成だったが、ここはブレイクがかかる。スタンドでは今成が左ミドルを放ち、対する山本は半身の相手にローキック。そして今成が再び引き込み、オモプラッタからサイドポジションを奪取する。ここから十字を狙った今成だが、山本は脱出して上に。ラバーガードをしのぎつつパンチを当てていく。

2R、圧力をかける山本だが、今成は右ストレートからタックルで組みつき、引き込んでグラウンドへ。だが、ここでブレイクとなり、今成に膠着を誘発する行為でイエローカードが提示される。スタンドでは、今成の挑発に乗らず山本がローを連打。だが今成はパンチに合わせて引き込み。一度は下からの蹴りから立ち上がるも、再度引き込んでみせる。今成がラバーガードの体勢になったところで試合は終了。判定は2-1と割れたものの、下からアグレッシブに攻めた今成が勝利。メジャーリング初勝利で二回戦進出を決めた。

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