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第7試合 ライト級(70kg以下)トーナメント2回戦


HEIWA DREAM.3 ライト級グランプリ2008 2ndROUND

第7試合 ライト級(70kg以下)トーナメント2回戦

1R10分、2R5分

VS2R 5:00
判定3-0

試合前

開幕戦でそれぞれ大きなインパクトを残したエディ・アルバレスとヨアキム・ハンセンが、二回戦で早くも激突する。一回戦終了時からお互いを意識、アルバレスは「決勝戦で闘いたかった相手」とも語っており、モチベーションは異様に高い。立っても寝ても凄まじい打撃でKOを狙うアルバレスと、オールラウンドなテクニックを持つハンセンの攻防は、ハイレベルなものになること必至だ。

試合結果詳細

1R、圧力をかけるハンセンに、アルバレスが右ストレート。これが見事にヒットし、ハンセンが崩れ落ちる。ガードポジションでしのいだハンセンは、ラバーガードも駆使しつつ立ち上がる。アルバレスはまたも左右のパンチを連打。ハンセンも左ストレートをヒットさせる。さらにヒザ蹴りを放ったハンセンだが、アルバレスはキャッチしてテイクダウン。

スタンドの攻防に戻ると、またもアルバレスの右フックがヒットし、腰が落ちるハンセン。組み付かれても上になり、アルバレス優位の展開が続く。アルバレスは続いてタックルでテイクダウン。だがハンセンはアルバレスの両足を挟み込んでガード、さらに下から顔面を蹴り上げていく。

両者立ち上がってスタンドの展開。外掛けを仕掛けるハンセンだが、アルバレスは立ち上がり際に左右のパンチを入れる。1R終盤は両者のパンチが交錯、ハンセンは首相撲からのヒザも狙う。

2R、自ら組み付いたアルバレスに、ハンセンはフロントチョーク。さらに体勢を入れ替えて上になると十字、三角と連続攻撃。だがアルバレスはここから脱出。今度はアルバレスがスタンドでバックを奪うが、ハンセンは向き合ってアームロック、十字、アームロックと続けざまの攻撃。しかしアルバレスはこれも脱出してみせる。立ち上がったアルバレスは、疲れを見せながらもハイキックからパンチ連打。ハンセンもパンチを返し、打ち合いの中で試合は終了。壮絶な展開に、観客もスタンディング・オベーションを贈った。判定は3-0でアルバレス。しかし敗者のハンセンも「エディ、君は今まで闘った選手の仲で一番強かった。おめでとう」と勝者にエール。アルバレスも「こんな凄い試合ができたのは相手がハンセンだったから。この試合は二人とも勝者だ」と、お互いを称え合った。